平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

新京成は京成千葉線の直通強化を

日中のわずかな編成数追加で全列車千葉線直通に

武蔵野線北総線東葉高速鉄道の東京直通路線開業により、新京成での松戸、新津田沼経由の通勤・通学客が減りました。

 

新京成では、急行列車の設定は今後も考えられず、京成成田本線や北総線乗り入れもないでしょう。

となると、もっとも有効な利用促進策は京成千葉線直通運転の本数増になります。

 

新京成は日中10分間隔で、千葉中央行きと京成津田沼行きの交互運転、所要約60分です。

全26編成のうち、京成直通対応は15編成。

日中は京成直通8編成、京成津田沼折り返し6編成、計14編成で運用中。

 

松戸発8時台後半から15時台(休日は6時台から16時台)の京成津田沼行きをちはら台行きとして、千葉中央行きとちはら台行きとを交互に設定するのはどうでしょうか。

新京成に乗れば(日中)全部千葉直通で便利なことを印象づけ、利用増に結びつけるものです。

松戸で現在の18分停車を8分停車とすれば3編成増、計17編成使用により実現できます。

 

8800形は全16編成中、10編成が京成直通可能ですが、残6編成も京成直通に改造。また、16000形2編成、8900形3編成も同様に改造するのが要件です。

京成直通改造費と、千葉直通利用増との費用対効果バランスになります。

 

半面、新京成編成がさらに京成に乗り入れると、新京成への車両使用経費増や、京成の編成に余剰が生じます。

京成側の編成を一部、新京成直通改造して新京成と相互乗り入れする方が手っ取り早いのですが、京成の編成数は新京成よりずっと多く、ごく一部編成の新京成直通改造や限定運用は非効率です。

千葉側から見ると、松戸行きと上野行きとの印象差もあるでしょうか。

 

いずれにしても新京成の攻めの利用促進策は千葉線直通強化と考えます。