平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

自分流 東京近郊鉄道スポット5選

自分のこだわりの鉄道スポット5箇所の紹介です

 

先般、鉄道スポットの街を取り上げた番組が放送されていました。

誰でも楽しめることを主体とした10カ所の紹介でした。

 

今回は、自分流の鉄道スポット5カ所の紹介です。

旅客電車の本数と形式の多さのほかに、長編成の貨物列車が見られることにポイントがあります。

他の人には楽しさと無縁の場所と思いますが、勝手に自己満足で喜んでいる世界です。

 

1.京成線青砥―京成高砂間の新金貨物線交差地点

ここは有名な場所です。

京成唯一の複々線区間で、青砥では上野本線、押上線と合流します。

京成高砂では本線と北総線、金町線が分岐します。

一部の青砥、京成高砂止まり電車以外は、すべて青砥―京成高砂を通過するので見応えは十分です。

京成の電車以外に都営浅草線京急、北総の電車が見られ、それぞれ電車の形式が豊富なので、電車の変化にも富んでいます。

青砥側を見ると、押上線からの青砥折り返し引込線電車が見えるのもこの地点での演出効果です。

頻繁な京成本線電車通過の中、忘れた頃に新金線の貨物列車がやって来るのがアクセントで、勝手に一層盛り上がります。

 

2.ニューシャトル沼南駅付近

埼玉新都市交通伊奈線と言って一瞬分からなくても、ニューシャトルなら分かるほどこの愛称は定着しました。

ニューシャトルの沼南は、東北・上越新幹線が大宮から複々線で北へ並走する末端に位置する駅です。

下り新幹線は東京-大宮の徐行運転と打って変わって一挙に高速運転をします。

上越幹線上り列車が東北新幹線の上を越す形で、カーブを高速通過しながら、東北新幹線列車と立体交差する瞬間が見どころです。

 

3.京葉線二俣新町駅

二俣新町では京葉線東京-蘇我の列車のほかに、南船橋西船橋の電車と貨物列車、市川塩浜西船橋の電車も見られます。

二俣新町はデルタ線上にある駅として貴重です。

二俣新町から西船橋に行く場合、市川塩浜経由にしようか、南船橋経由で行こうか迷うのが少々悩みどころです。

 

二俣新町と同じデルタ線構造の場所として、武蔵野線武蔵浦和西浦和があります。

武蔵浦和西浦和からそれぞれ、貨物線が中浦和駅方向へ向かう配線です。

武蔵浦和西浦和の三角地点に、二俣新町駅の浦和版があればと夢を描かずにはいられなくなります。

デルタ線の間にある建物内の人がうらやましく映ります。

 

4.京浜東北線鶴見駅

鶴見駅京浜東北線鶴見線のみの停車ですが、東海道線横須賀線相模鉄道の電車、東海道武蔵野貨物線の列車の通過が一挙に見られる駅です。

東海道貨物線は列車本数が多く、編成も長いので、電車中心の東京近郊にあって、貨物列車の活気が伝わります。

貨物列車は短い編成、コンテナを積んでいない貨車よりも、コンテナ満載の長い編成の方がこちらも元気をもらえます。

 

5.常磐線三河島駅

島式ホームの三河島駅の上り線に、隅田川貨物駅に発着する単線があり、貨物列車が多く見られます。

田端側から隅田川駅へ向かう列車は急勾配を上がって常磐線と並走します。

機関車のモーターのうなり、冬は屋根に雪を積んだコンテナ列車が走行し、雪が走行中に落下するのが風物です。

なお、常磐線下りホーム側にも田端側からの貨物列車が常磐下り線と合流する単線がありますが、本数はごくわずかです。