飽きずに繰り返し何度も行っている3箇所の紹介です
今回は、行きたくなったら迷わずに何度でも足が向く、お気に入り3箇所の話です。
飛行機、空港の話から始まりますが、ご了承ください。
1.伊丹空港の千里川土手
伊丹空港へ着陸する飛行機は、その直前に千里川土手を通過します。
これほど飛行機が間近に見える場所はないでしょう。
発着する便数も多く、着陸の飛行機を見た後、振り返れば次の飛行機が着陸態勢に入っています。
着陸直前の豪快さ、痛快さは新幹線列車とは別次元の、飛行機の持ち味です。
悩みなど吹き飛ぶ迫力があります。
新大阪駅の東海道・山陽新幹線上りホームから、伊丹空港へ向かう飛行機が見えます。
飛行機からも新大阪駅が見えます。
たまには東京-大阪を、羽田-伊丹の飛行機で移動するのも興味深い体験です。
伊丹空港行きの飛行機は、新大阪駅と新幹線列車を見届け、千里川土手の飛行機ファンの頭上を通過後、伊丹空港へ着陸します。
伊丹空港からは大阪モノレールと阪急宝塚線電車に乗り継いで大阪梅田へ向かいます。
落ち着いた気品ある内装と外観の阪急電車は、関東にはうらやましい存在です。
一日いても飽きない、雄大な展望駅です。
峠越えの後、急に雄大な車窓が展開する路線はほかにもありますが、そこに駅があるかとなると少ないものです。
姨捨駅は、この位置に駅を造ってくれたことに感謝せずにいられない最高地点にあります。
しかもスイッチバック式です。
特急と貨物列車が通る多様さも姨捨の魅力です。
3.小湊鉄道
昭和初期に戻ったかのような車窓です。
どの駅も昔ながらの造りのまま残っています。
とくに飯給、月崎駅が風情、哀愁、孤独感がもっとも漂う印象を持ちました。
起点の五井からはかなり離れています。
映画で言えば「ALWAYS 三丁目の夕日」の世界です。
観光用に、蒸気機関車がトロッコ列車を牽引する「房総里山トロッコ」があります。
ただし、蒸気機関車といっても内容はディーゼル機関車であり、トロッコ列車もかつての貨物列車の無蓋貨車とは違い、遊園地的な造りです。