2月25日発売予定の3月ダイヤ改正時刻表、確認ポイントの普通列車版続編です
1月1日の「2023年3月ダイヤ改正時刻表のポイント箇所」の続編です。
今回は普通列車が対象です。
前回同様、自分の関心がある個所を中心とした順不同の内容です。
予めご了承ください。
◆貨物線を走る列車の存続確認
〇藤城貨物線経由の3本の普通列車
函館発の普通列車のうち5時49発、12時35分発、17時35分発の3本は、七飯-大沼は通称、藤城貨物線経由です。
北海道新幹線接続は無関係、あるいは前後列車が新幹線の接続役になっているのでしょうが、改正後もこの形で残っているかどうか。
もしも新函館北斗経由に変更になると、藤城貨物線に乗る機会はなくなります。
〇東海道線大垣-関ヶ原経由の下り特急は、(旧)新垂井駅経由での継続確認
(以下、便宜上「新垂井線」。垂井駅経由は「垂井線」)
大垣-関ヶ原は、垂井線経由の複線と、新垂井線経由の下り単線があります。
新垂井線は、垂井線下り貨物列車の上り急勾配25‰緩和が目的です。
旅客列車は特急「しらさぎ」「ひだ」「サンライズ出雲・瀬戸」が新垂井線経由です。
新垂井線は垂井線より2.9km距離が長いですが、最高速度は新垂井線120km/h、垂井線85km/hです。
もしも通過記号(レ)になっていたら新垂井線に乗れなくなりますが、現実にはありえないでしょう。
迂回距離が長くても特急は新垂井線の最高速度の方をとるということですね。
心配性ゆえ?時刻表の垂井駅に、経由しない記号(Ⅱ)を見て安心しておきたいのです。
◆上り列車の下り線逆走運転
関ケ原始発(前日夜の下り関ヶ原止まり列車の折り返し)の上り列車は関ヶ原→垂井で下り線を逆走します。
(実際には垂井-関ヶ原の下り線は単線扱いで、上下列車走行可能。)
万一、上り関ヶ原始発列車がなくなると、下り線の逆走光景は体験できなくなります。
◆運転本数の少ない区間の同本数継続確認
〇芸備線東城-備後落合:3往復
〇福塩線:府中-吉舎5往復
◆長距離運転列車の継続確認
〇山田線:全線運転列車4往復
◆長距離運転列車の継続確認(関東・関西)
〇JR東日本編成の東海道線沼津乗り入れ:JR東日本車両がJR東海の沼津まで乗り入れ9往復。
沼津-宇都宮の直通運転。
会社境界の熱海で別々の列車に分断されないか、気になります。
〇北陸・東海道・山陽線:京阪神新快速、敦賀-米原経由-播州赤穂の直通運転
少ない本数の路線、区間等はまだありますが、今回はこの辺で。