2024年夏の臨時列車の中から独断と偏見で選んだ注目列車です
2024年夏の臨時列車から筆者個人の独断と偏見で選んだ興味本位の10列車です。
10列車と言ってもまとめ方、捉え方にいささか無理がありますがご容赦ください。
列車選定はあくまで単なる嗜好、関心度の範囲であり、深い意味はありませんので予めご了承ください。
〇 JR東日本
・「五葉」「そとやま」
盛岡発盛岡行き、かつての山田線、釜石線の循環急行の再来で、今回の列車種別は快速です。
釜石で号数が変わり、別列車仕立てではありますが、三陸鉄道も含めての乗り継ぎで陸中一周ができる設定は嬉しいものがあります。
かつては小海線経由での長野発長野行き、北海道の胆振線があった頃の札幌発札幌行きも過去の思い出です。
只見線全線乗車の可能性を増やした貴重な列車です。
山田線・釜石線と同じ考え方で、会津若松-只見を「只見線満喫1・4号」、小出-只見「只見線満喫2・3号」、「只見線満喫リレー号」などの愛称を付けてもよかったように思います。
7月20日・21日の2日間だけ185系の運転で、他の期日はE257系です。
185系の8月以降が注目されます。
・「新宿さざなみ1・4号」「新宿わかしお1・2号」「わかしお89号」
E257系または255系の運用で、255系はまだ動くことに安堵感があります。
255系の運転日は今後発行の時刻表で、グリーン車連結日によってわかりますが、編成を255系に特定しないことがもどかしいところです。
夏にも設定されること自体はよかったですが、185系のような長命は難しいのでしょうか。
どの程度の運転期日になるか、時刻表誌面で注目されます。
・「アルプス」
新宿→白馬の片道夜行列車の再来として嬉しいものがあります。
松本-白馬の「はくば」は、普通列車では停車駅の多い大糸線にあっては助かる設定ではありますが、上り列車は所要時間が長く、普通列車と5分しか差がないのは速度的に物足りないものがあります。
〇 JR西日本
・「サンライズ出雲91・92号」
8月9~10日、16~17日の、片道当たり各2日間の運転ですが、東京→出雲市の所要15時間19分、出雲市→東京の所要16時間31分の列車設定、JR西日本・JR東海・JR東日本の3社にまたがる列車を臨時列車でも設定していることが貴重です。
3社の協調連携列車として残してほしい象徴的な存在です。
・「サンダーバード」+「つるぎ」
8月9~18日の間で最大6往復の臨時列車が設定されました。
「サンダーバード」から新快速に一部、利用が転移との話もありますが、どのような乗車率になるでしょうか。
「しらさぎ」の臨時列車はありません。
なお、JR西日本のニュースリリースは、新幹線・在来線特急のみの情報で、普通列車の臨時設定情報はありません。
「やくも12・13・16・17・28・29号」は伯備線の毎日運転扱いの臨時列車ですが、多客期には残存した381系を充てる可能性があるのでしょうか。
〇 JR北海道
・「ニセコ」
今後の北海道新幹線との関連で、長万部-小樽の廃止が持ち上がる中、札幌-倶知安-函館の山線全線を行く、かつての特急「北海」コースの直通再現列車は貴重です。
「北斗」で4時間弱のところ、約5時間30分をかけて山線の勾配・秘境区間を行く体験ができるのも今のうちかもしれません。
〇 JR四国
・「ラ・マル・ド・ボァ」
JR西日本編成を使用しての岡山-琴平間列車ですが、JR西日本車両でありながらJR西日本のニュースリリースにはなく、JR四国でのリリース情報にとどまっているのは妙な気もします。
四国方面へ向かう列車とは言え、JR西日本のニュースリリースは特急のみの点が惜しまれます。
余談ですが、「ラ・マル・ド・ボァ」(La Malle de Bois)はフランス語で、木製の旅行鞄の意味とのことですが、どこかで似た名前を聞いたと思ったら、フランスの作曲家、ラヴェルのバレー組曲「マ・メール・ロワ」でした。
〇 JR九州
・D&S列車
JR九州の観光列車で、デザイン&ストーリー列車、「デザインと物語のある列車」という意味を込めた名称です。
「或る列車」「ふたつ星4047」「かわせみ やませみ」「36ぶらす3」など10列車があり、どれも一度は乗ってみたくなる列車です。
なお、JR東海では「しなの」「ひだ」「南紀」の臨時列車はありますが、新たな注目列車がないのは残念です。
