平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

只見線 乗るか?撮るか?

乗りに行く人だけでなく、撮りに行く人も多い只見線訪問の人たちの現状を知る

昨日の拙「只見線全線乗車2024年夏 東京からの日帰り7コースガイド」の続編です。

筆者の周囲の人で、鉄道にそれほど関心の高くはなくても、只見線に行きたいという話で盛り上がることがあります。

只見線の景色が美しいことは知られているという手応えは感じます。

 

只見線の話題で盛り上がって進むうち、列車に乗る話に移るところでその流れが変わることがあります。

只見線の列車に乗るのでなく、只見線の列車を撮るという目的の人も多いことです。

只見線は只見川と並行しながら途中で何度か橋梁を渡ります。

その橋梁を渡る只見線列車の写真撮影の方に関心があります。

撮影場所までのアクセスが列車のケースは少なく、自宅から全区間イカーという方が多いようです。

限られた列車本数の中での撮影や、撮影場所の移動にはマイカーの方が効率的なのは分かりますが、列車にまったく乗らないのは残念です。

 

只見線の有名撮影地

只見線には随所に有名撮影地があります。

主な有名撮影地として、下記の箇所があります。

〇 会津桧原会津西方の「第一只見川橋梁」

〇 会津西方会津宮下の「第二只見川橋梁」「宮下アーチ橋」

〇 会津宮下-早戸の「第三只見川橋梁」

〇 会津水沼会津中川の「第四只見川橋梁」

〇 会津中川会津川口の「かねやまふれあい公園からの只見川沿い」「大志集落」

〇 会津川口-本名の「第五只見川橋梁」

〇 本名-会津越川の「第六只見川橋梁」

〇 会津横田会津大塩の「第七只見川橋梁」

〇 会津塩沢会津蒲生の「第八只見川橋梁」

〇 会津蒲生-只見の「叶津川橋梁」

〇 只見-大白川の「田子倉湖」

ほかにもまだ多くありますが、もっとも有名な第一只見川橋梁を渡る列車の写真を見て只見線に魅せられた人は多いと思われます。

 

只見線へのマイカーアクセス

昨日は、只見線に乗る列車時間とコースを紹介しましたが、第一只見川橋梁を中心とするマイカー訪問での只見線撮影の人たちには無縁の情報かもしれません。

只見線まで行くアクセスでも磐越西線上越線でなく、高速道路の話での展開です。

 

具体的には以下のような内容です。

〇 首都圏-東北自動車道-郡山インターチェンジ(以下、「IC」)-磐越自動車道会津坂下IC-国道252号線-小出IC-関越自動車道-首都圏の、全体コースのこと

〇 只見線に並行する252号線の、途中の只見線撮影地、飲食・休憩のこと

〇 高速道路のサービスエリア、パーキングエリアのこと

〇 混雑しやすい場所のこと

〇 安全運転上、気をつけたい箇所のこと

 

つまり、ほとんど道路の話で、列車に関する話題は次の2点のみです。

〇 只見線定期列車が撮影地を通過する時刻のこと

〇 只見線臨時列車の運転日と撮影地点通過時間のこと

 

車訪問の人たちは、只見線の撮影だけが現地訪問の目的ではないとしても、全日程で列車に乗らない結果となります。

筆者は道路関係にはさほど詳しくないので、車でのアクセスや道路の話に終始してはあまり盛り上がらない反面、一方では列車と無縁の車訪問の現実を再認識させられます。

現地でのレンタカーの話題も以前より少なくなった気がします。

 

只見線ポータルサイト」の充実した内容

車訪問の人と会話の際、筆者は会話の最後に決まった言葉を添えます。

只見線ポータルサイト」という、只見線の詳細で懇切丁寧なネットのガイドがあるから、それを見て只見線のことをもっと知りながら、只見線の沿線地域で買い物や飲食をしてくださいねというのが、筆者の会話での結びです。

 

只見線ポータルサイト」はいつ見ても充実した、素晴らしい内容です。

自分も只見線列車に乗りに行き、車愛用の人にも車では味わえない、列車に乗ってこそ分かる利点などをもっと研究、情報発信し、只見線と沿線地域をバックアップしたいと思います。

 

(※ 筆記にあたり、只見線ポータルサイトを参考にさせていただきました。)

 

※ 写真は本文と無関係です。