平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

2024.10.5「185系で行く品川⇔静岡日帰りの旅」ツアーの貴重な価値

JR東日本区間を越えてJR東海の静岡まで乗り入れを行なうことです

クラブツーリズムでの団体ツアーで「またまた実現 185系で行く 品川⇔静岡 日帰りの旅」が企画されました。

内容は以下のようになっています。

ポイント:「185系東海道本線を走行し静岡まで行きます!」

実施日:2024年10月5日(土)

日程:品川8:50発-東海道本線(東田子の浦で扉開放)- 静岡12:15着-14:30前後まで自由行動- 静岡14:57発-東海道本線(原で扉開放)- 品川18:02着

参加費:【座席指定なしプラン 】22,000 円、【窓側指定プラン】 32,000 円

 

2024年秋の臨時列車に185系がなかったことへの将来不安

185系は2024年秋の臨時列車に登場しなかったことから、鉄道ファンとしては先行きが不安視されているところです。

そこでわずかな希望として、団体ツアーに期待するファンも多いかと思われます。

 

今後の185系団体ツアー企画は、2024年9月7日(土)実施の、JR東日本グループ社員の企画運営による「上野運輸区乗務員・上野駅社員と行く、185系回送ルートの旅」(「現役乗務員・駅社員と行く!! 185系回送ルートの旅」)が唯一です。

コースは、上野→東北旅客線・東北貨物線・東北回送線→東大宮操車場-東大宮操車場-東北回送線・東北貨物線山手貨物線-品川-東海道線・東北旅客線・東北回送線-尾久-東北回送線・東北旅客線-上野、となっています。

 

2024年10月に入っての185系企画で、さらにJR東海の静岡乗り入れが貴重

そのような中で今回、品川-静岡の日帰りツアーが10月に入ってから実施されるのは喜ばしいことです。

しかも熱海までのJR東日本管内を超えて、JR東海区間まで乗り入れ、それが「踊り子」時代の三島までの設定ならまだしも、静岡まで設定する鉄道ファンへの配慮が心憎いところです。

通常ならばJR東日本の管内、熱海までか、三島・沼津までにとどまっていたはずです。

10月に入っての185系運行に加え、JR東海区間の静岡までの乗り入れは、JR東日本管内での設定よりもはるかに喜ばしいものがあります。

さらに、東田子の浦と原の2駅での扉開放も、JR東海区間の駅であるだけに鉄道ファン心理をよく心得ている旅行会社と感じます。

 

伯備線381系「やくも」の一部に見られたような、駅ホーム、車両基地、沿線沿いでの常軌を逸した行動のないように願いながら、「185系で行く品川⇔静岡日帰りの旅」の成功を期待しています。

 

(※ 筆記にあたり、鉄道コム、2024年9月2日付け「185系 品川~静岡間(ツアー)」を参考にさせていただきました。)