平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

新京成8808編成 復刻塗装運行開始10日前の状況を見る

2024年9月20日の運行開始に向け、10日前の復刻塗装状況を見てみました

新京成の2024年9月6日付けのニュースリリースで「8800形千葉線直通色 復刻塗装電車(9/20~運行開始)」がありました。
8808編成が選定され、京成千葉線乗り入れ開始当時の復刻塗装に変更し、9月20日から運行を開始します。

まもなく本線での雄姿が見られるわけですが、その10日前の状況はどうか、2024年9月9日、くぬぎ山車両基地の側道から見られる範囲で観察してみました。

 

見ることができたのは8808編成の5・6号車の2両までで、6号車は松戸寄りの先頭車、5号車はその隣です。

5号車については松戸寄りの半分までしか見えませんでした。

1~4号車は見えませんでした。

京成線直通帯については、連結部の4人掛け車端部席の位置部分の直通帯は塗装されていました。

また、先頭部の乗務員室ドアと前面部分との間の短い距離部分も塗装がありました。

乗務員室ドア、乗降ドア部分にはいずれも帯はありません。

中央部の9人掛け部分の帯はまだ塗装されていませんでしたが、本線走行まで残10日なので近日中に直通帯塗装は実施されます。

 

側面の方向幕は字幕式のままで、LED化はされていませんでした。

肘掛けは登場時のステンレスパイプの形状のままで、大型袖仕切りの設置はされませんでした。

吊り革は従来もままの丸形です。

車外スピーカーは見当たりませんでした。

車体外側にある車番は、番号の左端にあった新京成社章は表記されていないようでした。

新京成社章の位置の部分は空欄にしてスペースを空けてあるように見えました。

 

座席がバケットシート化されたかどうか、内装変化状況、乗務員室背後の非常用批難梯子設置箱の設置有無、ドア上のパッとビジョン有無、機器類の変化等までは確認できませんでした。

総括すると、復刻塗装以外の部分は、全般的には従来どおりの印象を受けましたが何分、側道から基地内を見ての印象だけなので誤りがあるかもしれません。

その際はご容赦ください。

 

9月20日からの8808編成の本線復帰、復帰後の本線上でのN838編成とのすれ違いや、駅・基地内での横並び場面など、楽しみは増えそうです。

 

2025年4月以降、復刻塗装編成以外はすべて京成塗装?

最後に蛇足ですが、2025年4月以降、新京成車両が京成の塗色に変わっていく中で、復刻塗装の8808・N838の2編成はそのままとして、現在のピンク色の編成は4形式(8800・8900・N800・80000の各形)計24編成のうち1編成だけは残すでしょうか。

それとも復刻塗装の2編成を例外として、ピンクの車体色はなくなるでしょうか。

残り約7か月弱、目が離せなくなりそうです。