JR東日本から、2024年9月10日付けで「中央線快速・青梅線でグリーン車サービスを開始します 」のニュースリリースがありました。
その中の一部を引用させていただきます。
(以下引用)
2025年春のグリーン車サービスの開始に先立ち、グリーン車を連結した12両編成の電車を2024年10月13日以降順次導入します。2025年春のサービス開始までの間は、グリーン料金不要(普通車扱い)の「グリーン車お試し期間」として、快適な乗り心地をご体験いただけます。
(以上引用)
2024年10月13日以降順次導入され、2025年春のサービス開始までの約5か月の間、グリーン車は「お試し期間」として無料で乗車できるのはありがたい配慮です。
グリーン車連結列車の情報は、駅の発車案内表示やJR東日本アプリの列車走行位置で確認できますが、2025年春のダイヤ改正日に近づくほど、グリーン車連結列車は多くなっていくはずです。
その意味では2025年3月上旬がもっともグリーン車連結列車に当たる確率は高いといえます。
2025年3月上旬時点では、ほとんどの快速にグリーン車が連結されていると思われます。
その前提で先に、グリーン車の無料乗車体験を楽しむ計画の一案です。
出発日は2025年3月上旬の土曜・日曜、具体的には3月1・2・8・9日の4日間のいずれかで、日帰りの中央線快速グリーン車乗車計画です。
導入実施まではまだ期日があり、いささか気の早すぎる話ですが、今後の参考になれば幸いです。
切符は、土曜・休日対象の休日おでかけパス2,720円、のんびりホリデーSuicaパス2,670円のほか、今後の公表状況によりますが平日も可能な青春18きっぷ(一回分2,410円相当)のいずれかが適当です。
中央線グリーン車区間のほかに、青梅線青梅-奥多摩、五日市線拝島-武蔵五日市の普通車区間を追加したコースです。
駅周辺の観光・休憩時間を若干考慮しました。
時刻の「:」は略させていただきます。
「G」がグリーン車連結想定列車で、太字がグリーン車連結前提での乗車区間です。
【グリーン車お試し乗車体験コース例】
東京714発→中央快速線「G」→新宿729着→「ホリデー快速おくたま3号」に乗り換え→新宿744発→「ホリデー快速おくたま3号」「G」→青梅844着、
青梅846発→奥多摩916着→奥多摩駅付近周遊→奥多摩1001発→青梅線→青梅1039着、
青梅1042発→青梅線快速「G」→拝島1059着、
拝島1105発→五日市線→武蔵五日市1122着→武蔵五日市駅付近周遊→武蔵五日市1202発→拝島1219着、
拝島1213発→青梅線快速「G」→立川1234着→昼食等
→立川1331発→中央快速線「G」→大月1437着→大月駅付近周遊
→大月1527発→中央快速線「G」→東京1702
グリーン車料金50キロ以内までの駅は
Suicaグリーン料金で50.0キロまで750円、50.1キロ以上1,000円です。
東京から高尾へ行く際、高尾までなら1,000円、手前の西八王子なら750円と聞くと、高尾で1,000円に上がるのは悔しい気持ちが残ります。
そこで、主な駅からの中央線、青梅線の50.0キロ以内までの限度の駅と距離をみてみました。
東京から→西八王子まで49.8キロ、羽村まで49.2キロ
神田から→西八王子、羽村まで
御茶ノ水から→西八王子、小作まで49.0キロ
四ツ谷から→高尾まで46.5キロ、青梅まで49.4キロ
新宿から→高尾、青梅まで
(以下、青梅は記載を略します。)
中野から→相模湖まで47.9キロ
高円寺から→相模湖まで
阿佐ヶ谷→藤野まで49.0キロ
荻窪から→藤野まで
西荻窪→上野原まで49.2キロ
吉祥寺から→上野原まで
武蔵小金井から→梁川48.5キロ
国分寺から→鳥沢まで49.8キロ
立川から→猿橋まで47.8キロ
日野から→大月まで47.0キロ
(以下、豊田以西から大月も同額)
以上が50.0キロ以内の限度駅です。
快速グリーン車と特急の比較
なお、特急「あずさ」「かいじ」等による、東京-八王子は760円、東京-大月1,020円は中央線快速グリーン車とほぼ同額です。
特急は全車指定席で着席は保証され、停車駅も少なく、とくに大月までの乗車は時間短縮効果もあります。
快速グリーン車と諸条件を比較の上、選択してください。