3日券は使い勝手がいいかどうか?また、1月20日までの利用期間だったとしたら
乗りものニュース、 2024年11月20日付け、「『新・青春18きっぷ』は本当に“改悪”? “元が取れる移動”はどれくらいなのか 『オプション券』も本領発揮!?」を拝読しました。
記事の一部を引用させていただきながら、感想を書かせていただきたいと思います。
以下、太字は引用部分、→は自分の意見・感想です。
以前の意見と重複する箇所がありますがご了承ください。
(以下、太字が引用部分)
(※5日間用の)救済措置のように「青春18きっぷ(3日間用)」が新たに設定されました。
連続した3日間で利用ができて1万円。1日当たりに換算すると約3333円になります。5回分をすべて使いきることができていなかった人がいたことを考えると、2泊3日で利用できる3日券の新設はとても使い勝手のいい、無駄のないきっぷと考えることができそうです。
→ 4泊5日と比較すれば、2泊3日ならばたしかに使いやすくはなりますが、年末年始の繁忙期での休暇取得や、普通列車に特定しての連続3日間の使い勝手はまた別です。
職場や立場にもよりますが、年末年始時期の休暇取得は、一般的には容易に取得できる時期ではありません。
春季の利用期間、3月から4月の時期も同様です。
「3日券の新設はとても使い勝手のいい、無駄のないきっぷと考える」人が多ければ、今回の騒ぎは起きなかったと思われます。
連続が条件の3日券の新設は使い勝手の良くない、無駄のきっぷと受けとめる方が多かった結果です。
解決策の一つは、休暇議論の出ない、土・日曜日を想定した連続2日券までにとどめることと考えます。
1日当たり約3333円は、片道の場合でJR本州3社であれば181~200km以上を移動すると元が取れる計算になります。東京駅から東海道本線経由なら、ちょうど静岡以西への移動で元を取ることができます。
高崎線・上越線経由なら新潟県に入って最初の駅となる土樽以北、宇都宮線(東北本線)経由なら福島県に入って最初の駅となる白坂以北、常磐線経由なら茨城県最北の駅である大津港以北への移動で元が取れます。
→ 東京起点の場合、静岡、土樽、白坂、大津港から先で元が取れるわけですが、5回分の単価2,410円からすると、3日間とはいえ3,333円は高価に感じます。
2,410円と3,333円では、一日当たりで千円近い値上げにも感じられます。
ところで、日帰り利用で考えれば片道91キロ以上の往復で元が取れます。
具体的には東海道線根府川、中央線初狩、高崎線新町、東北線自治医大、常磐線羽鳥、総武線飯倉、外房線長者町、内房線佐貫町で往復すれば元が取れることも書き添えていただけたら、より実用的と感じます。
普通にきっぷを買うよりも断然お得であることに変わりはありません。新しいルールを実感することも含め、まずはこの冬「青春18きっぷ(3日間用)」を使って“JR普通列車1万円乗り放題”の旅に出かけてみるのもいいかもしれません。
→ 「断然お得」「普通列車1万円乗り放題”の旅に出かけてみるのもいいかも」との、前向きな言葉ですが、「断然お得」と好意的に受けとめている人はどの程度でしょうか。
理屈は分かるのですが、休暇取得等の関係で、「連続」の条件が引っ掛かります。
休暇が取れないなら、土・日曜日の2日間限定で、片道5,000円以上の区間で1泊2日利用とし、1日分を使わなくても元は取れる理屈ですが、愉快にはなれません。
「新しいルールを実感することも含め」、2泊3日なら手軽な範囲と受けとめる人や、3日間用で、新たな旅が発見できるかもし入れないと、頭を切り替えて前向き、好意的に受けとめ、実践する人はどの程度いるでしょうか。
また、この冬の利用期間終了後の発売実績や、連続3日間の新たな青春18きっぷを使っての旅行形態の声なども聞いてみたいものです。
拝読させていただいての感想は、以上です。
2025年1月20日までの利用期間だったら1月11日~13日の3連休利用が可能だったが
2024年冬季の青春18きっぷでの自分の意見として、2025年1月の成人の日関連の3連休が11日(土)~13日(月・祝)となっていることと合わせ、利用期間を2025年1月10日まで出なく、20日までに拡大すれば、1月3連休での連続3日間の利用ができることになり、新たなリニューアルで青春18きっぷを使う人はもう少し増えるのではないかと思いました。
(※ 筆記にあたり、乗りものニュース、 2024年11月20日付け、「『新・青春18きっぷ』は本当に“改悪”? “元が取れる移動”はどれくらいなのか 『オプション券』も本領発揮!?」の一部を引用及び参考にさせていただきました。)