仙台-福島を阿武隈急行と東北線で往復する団体ツアー企画の次回要望点です
JR東日本東北本部、阿武隈急行、JR東日本びゅうツーリズム&セールスの3社連名により、2024年12月12日付けで「『阿武隈急行 8100 形で行く宮城・福島ぐるっと一周』を販売します! 」の団体ツアー企画情報がありました。
開催期日は2025年1月25日(土)、コースは仙台10:24頃発→阿武隈急行線→梁川12:12頃着、12:20頃発→福島→東北線→仙台15:03頃着です。
また、梁川を起点として、梁川12:20頃発→福島→仙台→梁川17:01頃着のコースもあります。
内容として、東北本線と阿武隈急行線の風景を堪能するほか、沿線のグルメ昼食、オリジナルグッズ、阿武隈急行とJR 東日本社員によるツアー限定車内放送、記念乗車証、阿武隈急行×JR 東日本ツアーオリジナルグッズ、阿武隈急行オリジナルグッズなどが予定されています。
旅行代金は13,800 円(子ども11,900 円)、募集人員140名となっています。
将来性について議論されていた阿武隈急行の存続が決定しましたが、福島-仙台間で急勾配として名高い越河越えのある東北線と、越河越えの勾配緩和迂回路線として建設された経緯を持つ阿武隈急行とを、往復乗車により乗り分けて両路線を比較堪能する趣旨はよいと思います。
この機会に、阿武隈急行に親しむ人が増えること、また福島-仙台の往復を東北線と阿武隈急行で乗り分けて利用する人が増えることを期待します。
次回企画時の意見
さて、今回の企画については既に2025年1月25日の実施が決定し、参加者を募集している段階ではありますが、今回のコース内容を見て、次回企画の際には以下の点を加えてはいかがかと感じましたので以下、提案させていただきたいと思います。
〇 阿武隈急行を堪能する趣旨ならば、やながわ希望の森公園と、梁川の車両基地を見学に加えるのがより望ましいこと。
〇 仙台到着前に、長町→東仙台での宮城野貨物線を走行すると一層、鉄道への関心の高まりが期待できること。
〇 利府駅付近の新幹線総合車両センターの外観を、利府支線の電車内から見てみると、同様に鉄道への関心が高まること。
コースで言えば下記のようになります。
仙台→阿武隈急行線→やながわ希望の森公園前→梁川→梁川車両基地見学→福島→東北線→越河越え急勾配の走行観察→長町→宮城野貨物線→東仙台→利府→新幹線総合車両センターの外観を乗車列車内から観察→仙台
なお、ツアー募集の段階で次回の話をするのもどうかとは思いましたが、毎日の鉄道の動きや話題が極めて多いため、気がついたうちに書かせていただきました。
次回企画時の参考にしていただければ幸いです。
ツアー内容を批判する趣旨ではありませんので、誤解のないようお願いいたします。
2025年1月25日ツアーの盛況を期待しております。
(※ 筆記にあたり、2024年12月12日付け、JR東日本東北本部・阿武隈急行・JR東日本びゅうツーリズム&セールスの連名による「「阿武隈急行 8100 形で行く宮城・福島ぐるっと一周」を販売します! 」の案内を参考にさせていただきました。)
※ 写真は本文と無関係です。