HB‐E220系投入による一部4両編成はなかった
2024年12月13日付けで、JR各社から2025年3月ダイヤ改正の概要が公表されましたが、JR東日本の中の高崎支社において、「八高線の輸送体系を見直します」の項目があります。
その内容について以下、引用させていただきます。
(以下引用)
八高線は新型車両の投入に向けた輸送体系に見直しを行い、一部区間で列車の増発および時刻の見直しを行います。また、全ての列車が2両編成のワンマン運転となります。
(以上引用)
これにより、八高線は新型車両HB‐E220系により全列車が2両編成化されることになりました。
予想していたこととはいえ、結果として「やはり全列車2両編成か」という残念な気持ちになります。
現3両編成列車の4両化の期待は束の間の夢で消え去りました。
八高線HB‐E220系については、拙ブログで過去2回ほど触れさせていただきましたが、ロングシート化、短編成化、窓の少なさ等により、あまり評判は聞こえてこないようです。
1両の単行列車よりは2両のHB‐E220系の方が増車にはなりますが、一方では3両編成列車よりは減車になります。
減車については、JR東日本側から見た乗車率や、ロングシート化による立席面積拡大による混雑緩和、乗降の円滑化ということになるでしょうか。
HB‐E220系の4両編成化も可能という話もありましたが、それは機械的、性能的に可能ということで、実際の八高線列車には適用されませんでした。
そもそも八高線に2両編成8本、計16両投入で全列車を賄うとする時点で、4両編成化を期待できる話ではありませんでしたが、万が一という希望的観測もありました。
2025年3月改正後のHB‐E220系2両化で八高線の状況に変化はあるか
八高線HB‐E220系化により、非電化区間での通勤・通学に利用される人は、どのような車内混雑に変わるでしょうか。
土曜・休日の行楽利用としては、ロングシートや短編成化により、八高線から他の並行私鉄や高崎線等に利用が転移しないでしょうか。
青春18きっぷでの大宮-高崎の移動を時折り、高崎線から八高線に変えてみる心境に変化は起きるでしょうか。
HB‐E220系は今後、八高線、釜石線以外の他の非電化路線にも投入されていくのでしょうか。
2025年3月以降の八高線の状況変化を注視したいと思います。
(※ 筆記にあたり、2024年12月13日付け、JR東日本高崎支社の「2025年3月ダイヤ改正について」から、一部を引用させていただきました。)