平行普通列車

常磐線と京成松戸線に魅せられた者のブログです

鉄道の魅力「個人で所有できないから」を拝読しての感想

現実には、鉄道よりもクルマの話題の人たちが9割近いイメージがあります

Merkmal(メルクマール)、2025年1月25日付け「鉄道の魅力『個人で所有できないから』という意見をよく聞く理由」を拝読しました。

鉄道車両は個人で持つことができないからこそ、鉄道の魅力があることを説いた内容で、自分も鉄道好きの者として理解できます。

今回は、鉄道利用とクルマ所有の現実とを比べて考えてみました。

 

現実をみると、鉄道とクルマへの思いは本文記事とは逆のイメージで、現実は厳しいものがあると思われます。

記事でも指摘されているクルマ所有によるリスクは、当然のこととして受けとめられており、クルマ所有による利点の方が勝ると判断されているようです。

自分の周囲の職場の人から、自宅近郊の人まで、ほとんどの人はクルマ主体であり、鉄道には通勤以外は無縁というのが現実と感じます。

 

クルマの強みと鉄道の弱み

クルマは趣味というよりも、生活に必需品的存在になっているのが現実で、一家に2台ある世帯も珍しくない光景です。

クルマ好きの人と乗り物の会話をすると平行線になりますが、ここで、多くの人たちのクルマの利便性、鉄道の不便さ、弱さの認識を順不同で列記してみます。

・自分の所有物になること(鉄道車両は所有物にならない)

・自由な時間に動けて、出掛けられること(鉄道は大都市近郊を除き、列車時間に合わせての行動となる)

・同乗者人数が多いほど経済的になること(鉄道は人数分の運賃・料金が必要)

・周囲への気遣いが不要なこと(列車内は会話時の声量や、洗面所・トイレの出入りなど、周囲への気遣いが必要)

・座れること(鉄道は駅での列車待ち、列車乗車時に座れないこともある)

・荷物の持ち運びがないこと(鉄道はずっと荷物運びが伴う)

・荷物を落とす、忘れることがないこと(鉄道は棚や座席脇に置いた荷物を忘れる、落とすことがある)

・乗り換えがないこと(鉄道は乗り換えが伴い、発着番線の確認も必要)

・飲食が自由なこと(普通列車での飲食はしにくくなった。車内販売、駅の売店も期待できない)

・切符購入の必要がないこと(鉄道はICカード乗車や切符購入が伴う)

・シートベルト着用前提として、姿勢が自由なこと(列車内では手足を思い通り動かすのは空席が多くない限り、困難)

・冷暖房時の温度調節が自由なこと(通勤電車では弱冷房車等の選択が伴う)

・音楽やビデオ鑑賞等も可能なこと(鉄道はイヤホン必需、音量等にも配慮が必要)

・傘の持ち運びがないこと(鉄道は雨の日にはずっと傘を持ちながら荷物も持ち、両手がふさがる)

 

東京から京都への観光など、新幹線の方が速くて便利なことは分かっていても、家族での合計交通費と、クルマの高速料金を比べると後者に傾く現実があります。

とくに若い年代の家族連れに見られる傾向です。

 

自分の鉄道趣味と周囲の空気感の話

自分の鉄道趣味は、職場時代の知人には案外広く知られてきましたが、ほかに何の取り柄もない、話題がないことも理由としてありました。

「自分の所有物になって、運転が自由自在のクルマ趣味なら分かるが、自分の所有物でない、運転できない鉄道趣味の何が面白いのか」と言われることも多くありました。

列車と風景との一体写真を見てもらえれば、鉄道趣味がいくらか理解されやすいかもしれませんが、自分は単なる物書きの理屈屋で、写真技術が全くないのでなおさらです。

 

鉄道の強み、クルマの弱みについても触れたいところですが、今回は省略します。

年代とともに各所の体力等の衰えとも比例してか、クルマから鉄道に切り替える人もいくらかは見られます。

いささかおこがましい話ではありますが、拙ブログで鉄道啓発、鉄道利用推進の後押し役で、社会に間接的にでも恩返しができればと思っています。

 

蛇足ですがクルマ、飛行機と比べての鉄道について、以下の過去記事なども併せてご覧いただけたら幸いです。

 

(※ 筆記にあたり、Merkmal(メルクマール)、2025年1月25日付け「鉄道の魅力『個人で所有できないから』という意見をよく聞く理由」から一部を引用及び参考にさせていただきました。)

tairayukiblog.hatenablog.jp