平行普通列車

常磐線と京成松戸線に魅せられた者のブログです

東武80000系の前面展望期待と、新京成80000形との新鎌ケ谷での交差に寄せて

新鎌ケ谷駅で交差する東武80000系と新京成80000形、同じ80000系(形)の雑感です

東武の新車80000系が話題になっています。

野田線(アーバンパークライン)への80000系投入には、老朽化した8000系・10000系の6両編成を、60000系と一体で5両編成化する事情が絡んでいます。
1両減車しての投入は残念ではありますが、新車としての期待は大きなものがあります。

 

乗りものニュース、2025年2月10日付け「東武線に『近未来的な新型車両』登場!既存の車両も“大改造”へ 野田線が激変!?」の記事から、一部を引用させていただきます。

 

(以下引用)

前面非常扉の窓を従来車より低くすることで、背が低い子どもでも前面展望を楽しむことが可能な構造となるなど、子育て世代を意識した設備が目立ちます。

(以上引用)

 

乗りものニュースの画像を見ると、乗務員室背後の客室からの前面展望は素晴らしく感じました。

他社の新形式と比べるのもどうかとは思いますが、JR東海の315系、京成の3200形などでは、もはや前面展望は諦めるしかないと思っていただけに東武80000系の展望性は快挙ともいえるものです。

前面非常扉の窓を低くしての展望確保も、子どもへの温かな配慮が感じられます。

 

新鎌ケ谷駅での80000系と80000形の交差

筆者は東武野田線に80000系と聞くと、同じ数字の新京成(2025年4月から京成松戸線)の80000形が思い浮かんできます。

新鎌ケ谷駅での、同じ80000同士、東武80000系と新京成80000形との同時交差を見てみたいものです。

 

新京成80000形の乗務員室カバン置き場の位置と、立てかける置き方の残念さ

話は新京成の80000形に変わりますが、80000形の不満な点に、乗務員室内のカバン置き場の位置があります。

助士席側の先頭部窓下付近に置き場を設けたため、そこに乗務員がカバンを置く際、カバンの大きさや置き方によっては、前面展望が悪くなります。

N800形では、カバン置き場の高さ位置は80000形よりも低かったのですが、80000形では置き場位置が高くなりました。

さらに、折り返し駅や乗務員交代時にカバンを持ち出しやすいよう、乗務員がカバンを置く際は横に寝かせず、立てかけて置いておくケースが多くなっています。

京成3100形にも共通して言えることですが、客室側からの前面展望、後部展望を遮るようなカバン置き場の位置設計と、乗客の展望配慮など気にしない乗務員のカバンの立てかけた置き方はいささか残念です。

 

乗降ドアまで遮光ガラスによる車窓の不自然さ

80000形でもう一点、座席側と乗降ドアの窓ガラスは、いずれも遮光型の緑色タイプで、座席だけでなくドア位置の両方とも、自然な車窓の色が得られないのも失望点です。

東武60000系は、乗降ドア部分は透明ガラスでしたが、80000形はどうなったでしょうか。

 

なお、乗務員室カバンでの前面展望配慮不足や乗降扉まで及ぶ遮光ガラス使用は、新京成80000形に限ったことでなく他社の一部でも見られる現象ですが、通勤電車であっても、利用者目線での乗りたくなる設計配慮をした方が、利用者増につながっていくのではないでしょうか。

 

東武80000系での利用者増加期待

東武80000系の乗務員室でのカバンの置き場所や置き方については、前面展望をポイントにしていることから心配無用かと思いますが、京成松戸線、京成本線、他の大手私鉄、JR各社にも見ていただき、良い意味での間接的刺激を与えることを期待したいと思います。

 

5両化の話はさておき、東武80000形の利用者評価、とくに子どもへの評判から発展しての東武全体のイメージ向上、利用促進から増備、増発への飛躍に期待します。

 

(※ 筆記にあたり、乗りものニュース、2025年2月10日付け「東武線に『近未来的な新型車両』登場!既存の車両も“大改造”へ 野田線が激変!?」の記事から、一部を引用及び参考にさせていただきました。)