平行普通列車

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「Wonderful Dreams Shinkansen」に見るJR東海の新幹線思想変化

東海道新幹線で初採用の特別塗装車に関して、JR東海の考え方の変化をみてみました

JR東海から、「特別塗装の東海道新幹線『Wonderful Dreams Shinkansen』」のニュースがありました。

JR東海のホームページでは、16両編成の各号車の特別塗装デザインを見ることができます。

2025年2月21日~同年9月中旬まで運行の計画で、3月までの運行パターンが同ページに掲載されており、内訳をみると下記A~Cの3種類あり、基本的にはAパターンですが、時折Bパターンの日もあり、2月21日の初日のみCパターンという運行が感じ取れます。

 

◆3種類の運行パターン

【Aパターン】

新大阪6:42発→東京    9:42着 「ひかり636号」
東京 9:57発→新大阪13:51着  「こだま715号」
新大阪14:54発→東京 18:48着「こだま736号」
東京 19:03発→新大阪22:03着「ひかり659号」

【Bパターン】

新大阪6:42発→東京   9:42着「ひかり636号」 
東京 9:57発→新大阪13:51着「こだま715号」
【Cパターン】

名古屋6:43発→東京   8:42着 「ひかり632号」 
東京 9:00発→新大阪11:30着 「のぞみ213号」
新大阪17:00発→東京19:27着   「のぞみ238号」 
東京 19:42発→新大阪22:12着「のぞみ465号」

 

伝統の“青帯”へのこだわりを変えた?JR東海の変化

ここで、乗りものニュース、2025年2月17日付け「東海道新幹線に『夢の車両』登場! 伝統の“青帯”が消えた 『ひかり』『こだま』で運行するワケは」の記事から一部を引用させていただきます。

 

(以下引用)

JR東海は2025年2月17日、東京ディズニーリゾートとコラボした特別塗装車両となる「Wonderful Dreams Shinkansen」を浜松工場(静岡県浜松市)で公開しました。東海道新幹線では初の特別塗装車両となります。
~中略~

特別塗装が施された車両はN700Aの1編成(G25編成)で、浜松工場で実施している全般検査のタイミングに合わせて外装が変更されました。

~中略~

特別塗装車両を「のぞみ」ではなく、「ひかり」「こだま」中心で運行する理由について、JR東海は「色々な駅で車両を見ていただきたいという思いがあり、停車駅が多い『ひかり』『こだま』で運行することになりました」(東京広報室)と話します。なお、既に9割以上の予約が入っている列車もあるといいます。

ちなみに、既にJR東日本東北新幹線でも、「Magical Journey Shinkansen」として同様の車両が2024年10月に登場しています。

(以上引用)

 

引用させていただいた部分の最後の、JR東日本による「Magical Journey Shinkansen」ですが、東北・北海道新幹線E5系による、2024年10月10日~2025年6月上旬頃まで東京~新函館北斗間で運行されています。

これまでのJR東海を見る限り、東海道新幹線の編成内容については、全てが同一内容であることに意義があるとのこだわりを持っていると受けとめてきました。

「のぞみ」から「こだま」まで、編成を統一し、1編成当たり1,323座席(近年は1,319席)の徹底や、車体塗装でも青帯ひと筋です。

それが今回の「Wonderful Dreams Shinkansen」で、初の特別塗装車両にしたのは意外性、驚きがありました。

JR東日本の「Magical Journey Shinkansen」を意識したかどうかはともかく、刺激を受けたことは確かでしょう。

昨日の拙記事「東海道新幹線グリーン車でワクワク感、特別感、非日常感を抱く方法とは?」でも触れたところですが、JR東海は余計な小細工をしなくても乗ってくれる東海道新幹線にあって、時代の変化、話題性、ワクワク感、「こだま」への注目効果等の総合判断により、今回の特別塗装の導入に至ったのかもしれません。

 

そうした意味では、信念を曲げないJR東海東海道新幹線にあって、思想の変化がみられるようになったのは興味深いことです。

山陽新幹線に直通しない、東海道区間専用運用の限定では制約がかかります。

これまでのN700系に対するJR東海の姿勢からは想像できませんでした。

 

今後、東海道新幹線で今回の特別塗装以外にも、これまでのJR東海では考えられなかった柔軟な発想による変化が起こるか、今後のグリーン個室導入もその一環であるのか、JR東海の様々な動向に注目したいと思います。

tairayukiblog.hatenablog.jp

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(※ 筆記にあたり、JR東海の「特別塗装の東海道新幹線『Wonderful Dreams Shinkansen』」のニュースと、乗りものニュース東海道新幹線に『夢の車両』登場! 伝統の“青帯”が消えた 『ひかり』『こだま』で運行するワケは」から、それぞれ一部を引用、編集加工及び参考にさせていただきました。)