週末パスのフリーエリア末端となる酒田、湯沢、くりこま高原を訪ねるコース紹介です
2025年2月22日付け「JR東日本『週末パス』 発売終了までにどこへ行く?」の続編です。
前回は、東京から私鉄、第三セクター路線の乗車を基準としたコース案でした。
今回は、週末パスで最も遠くの駅まで行く3コースのご案内です。
現実的には現地周辺での1泊が通常かと思いますが、ここでは日帰りでのご案内です。
2025年3月ダイヤ改正前の列車時刻になりますのでご了承ください。
時刻の「:」は略させていただきます。
なお、知人からの助言を受け、発着時刻の表記について、これまで「○○駅○時着。○時発」と表記していましたが、今回から「○時(着)、○○駅、○時(発)」で表記しますので、併せてご了承ください。
一例で、これまでの「新潟810着、822発」の表記は、「810新潟822」の表記に変わります。
東京608→上越新幹線「とき301号」→810新潟822→羽越線「いなほ1号」→1031酒田1211→「いなは8号」→1419新潟1520→越後線普通列車→1619吉田1657→弥彦線普通列車→1705弥彦1721→弥彦線→1730吉田1738→弥彦線→1753燕三条1802→上越新幹線「とき336号」→1952東京
★週末パスの羽越線の末端、酒田まで往復し、新潟から東京へ戻る前に弥彦線で弥彦へ行くコースです。
弥彦に行くといっても、筆者の計画は行楽時間を見込んでいないので、終着駅で下車したという意味合いだけが強いものですが、今回、酒田では珍しく?1時間40分の時間があります。
羽越線の下り線は海側を走るため、日本海が見える区間が多くあります。
上り線は、羽越線複線化の際、内陸側を走るため、単独でトンネルに入ってしまう区間があり、海の車窓は下り線より減ってしまいます。
なお、東京-酒田は502.1km、以下のコースにある東京-湯沢は483.2km、東京-くりこま高原は416.2kmで、酒田までの往復が運賃的にはもっとも得になります。
◆② 奥羽線湯沢と左沢線左沢へ(※2025年4月25日以降のコースです)
東京612→山形新幹線「つばさ121号」→858山形918→左沢線→1001左沢1011→左沢線→1051山形1148→山形新幹線「つばさ131号」→1231新庄1336→奥羽線快速→1420院内1425→奥羽線普通列車→1440湯沢1522→奥羽線→1649新庄1712→山形新幹線「つばさ156号」→2048東京
★奥羽線不通区間の新庄-院内が2025年4月25日に復旧します。
電化設備は撤去されますが、運転再開は喜ばしいことです。
新庄-院内の運転再開祝いを含めて、週末パスの奥羽線末端の湯沢まで乗車後、戻るコースで、湯沢訪問前に山形で途中下車して左沢線にも乗車する内容です。
上記コースでは、山形と新庄で一定の待ち時間がありますが、この待ち時間を山形に集中させて、山形12時46分発「つばさ133号」乗車で、新庄からすぐ奥羽線普通列車に乗り継ぐ方法もあります。
この場合、山形では1時間55分の時間が作れます。
新庄での湯沢方面列車へは5分の接続になります。
なお、湯沢駅の発着時刻は、従来ダイヤを見ながらの推測時刻ですのでご承知おきください。
東京756→東北新幹線「はやぶさ103号」→957くりこま高原1100→東北新幹線「やまびこ52号」→1110古川1157→陸羽東線普通列車→1209小牛田1241→石巻線普通列車→1258前谷地1300→気仙沼線普通列車→1322柳津1330→気仙沼線→1350前谷地1421→石巻線普通列車→1446女川1455→石巻線→1521石巻1558→仙石東北ライン快速→1654仙台1722→東北新幹線「はやぶさ110号」→1856東京
★2023年度乗車人員は一日平均880人の、東北新幹線の週末パス末端、くりこま高原まで行き、そのあと古川まで戻ってから気仙沼線で線路が残った柳津までと、石巻線女川を訪ねるコースです。
くりこま高原駅のでした。
柳津から気仙沼、盛までの気仙沼線、大船渡線はBRTに変わっていますので、前谷地-柳津だけ残った列車区間の貴重さを味わいたいと思います。
以上、週末パスのフリーエリアの末端、酒田、湯沢、くりこま高原の3駅のいずれかを訪ねるコースのご紹介でした。
週末パス計画の参考になれば幸いです。