平行普通列車

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タビリス「JR東日本社長、時速360キロ運転に自信」を拝読しての感想

ALFA-Xの360キロ運転と今後のグランクラス等についての感想です

旅行総合研究所タビリス、2025年3月5日付け「JR東日本社長、時速360キロ運転に自信。グランクラスは『利用状況を踏まえ』」を拝読しました。

東北新幹線で2030年度から営業予定の、TRAIN DESKを備えたE10系、ALFA-Xの時速360km/h運転、E5系・E10系・ALFA-Xの3形式それぞれの使い分けや座席設備、グランクラスの先行き等に触れた興味深い内容です。

記事の中で印象に残った部分を引用させていただきます。

 

(以下引用)

記者会見で、「ALFA-Xによって360km/h運転のデータの蓄積はもちろんあり、技術的にスピードを出すだけであれば、360km/h運転は可能」と断言しました。360km/h運転の実現に自信をみせた形です。

一方で、「360km/h運転をするなら、車両自体だけでなく、設備、環境問題などについてもさまざまな検討を加えなければいけない」と、車両以外にハードルがあるという認識を示しました。

~中略~

グランクラスのサービスは、長距離客の移動空間をより豊かなものにしていくということで設定をしている」と、グランクラスの設定理由について説明したうえで、「札幌開業時には乗車時間が長くなるので、グランクラスのような車両は、お客様のニーズにお応えするものになると思う」と述べ、札幌延伸開業時に投入する車両で、グランクラスのような上級席を設定する可能性があることを示唆しました。

~中略~

「ご利用状況」「長距離客」というキーワードからも、札幌乗り入れを考慮しないE10系でのグランクラスは、廃止が規定方針と受け止めたほうがよさそうです。

(以上引用)

 

ALFA-Xで高速運転追及の前に緊急課題の解決が先

ALFA-Xで「360km/h運転の実現に自信をみせた」ことは頼もしい話である中で、先般の「はやぶさ・こまち」の連結部のトラブルが2回発生してしまいました。

ALFA-Xでの360km/hの課題解決の前に、2列車併結運転の課題解決、すなわち併結運転列車の安全確保、安心して乗れる東北新幹線への信頼回復の方が先決です。

JR東日本の新幹線全般に対する不安 → 東北新幹線に対する不安 → 2列車連結の「はやぶさ・こまち」「やまびこ・つばさ」、一部の単独「やまびこ」への不安、といった不安の流れを拭い去ることが必要です。

 

ALFA-Xにグランクラスを配置するか?

「長距離客の移動空間をより豊かなものにしていく」とのグランクラスの設定趣旨の話から、北海道新幹線札幌開業時にALFA-Xを投入した際のグランクラスについては、配置に前向きな印象を受けました。

他の新幹線では求め得ないJR東日本の特別な設備ですから、簡単に方針転換したくはないでしょう。

一方、グランクラスの列車サービスの魅力が当初よりも薄くなる一方の印象も否めず、東京-札幌はALFA-Xのグランクラスで行きたいという需要は、札幌開業当初は見込めるとしても継続性があるかどうかを見通すことがポイントです。

また、ALFA-Xとはいえ、間合いで「はやぶさ」「やまびこ」等に運用の際は、グランクラスの設備を持て余しかねません。

その意味では、JR東海東海道新幹線に近々導入するグリーン個室タイプの方が利用率、効率ともによいのではないかとも感じます。

個室ではALFA-Xの設備重量面で、360km/h運転に支障をきたすでしょうか。

 

E5系とE7系のグランクラスは継続?

記事の中での「E10系でのグランクラスは、廃止が規定方針と受け止めたほうがよさそうです」の部分は同感です。

東北新幹線では「やまびこ」のほとんどもE5系化されましたが、その分だけグランクラスの利用率は反比例し、グランクラスの効率は一層厳しくなっているように思われます。

北陸・上越新幹線は全列車がE7系になっても、グランクラスが有効に使われているのは「かがやき」のみで、大部分を占める「はくたか」「とき」「つるぎ」「あさま」「たにがわ」のグランクラス利用状況は低迷中と思われます。

2030年度のE10系増備を機に、E7系グランクラスをTRAIN DESKに変更するか、または通常グリーン車席化やグリーン個室など、いずれかに変更した方がよいように思います。

E7系に続き「はやぶさ」を中心とするE5系も同様です。

今回のお話での空気感では、TRAIN DESKを推進していく方向性が感じられました。

飛行機で言えば日本航空クラスJ的な位置づけを思わせます。

 

E10系の10号車はTRAIN DESK?

先般の拙記事では、JR東日本の新幹線編成はグリーン車が1両のみのため、E10系10号車のグランクラス代替の機会を捉えて、営業的な視点とも合わせ、通常のグリーン車タイプによるグリーン車の1.5両化と想像しました。

タビリスをはじめ、他のブログ等ではTRAIN DESKという認識の方が多く見られました。

専務車掌の配置場所、列車内座席管理の面でも10号車の方が理に適っているかとも思いますが、果たしてE10系10号車はE5系と比べてどのように変化するでしょうか。

 

以上、JR東日本社長のお考えを踏まえつつ、ALFA-Xとグランクラスを中心とした意見・感想を書かせていただきました。

 

(※ 筆記にあたり、旅行総合研究所タビリス、2025年3月5日付け「JR東日本社長、時速360キロ運転に自信。グランクラスは『利用状況を踏まえ』」から一部を引用及び参考にさせていただきました。)

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