平行普通列車

常磐線と京成松戸線に魅せられた者のブログです

列車の前照灯の終日点灯とクルマのデイライト(昼間走行灯)効果をみる

列車の前照灯の終日点灯と、クルマのデイライト機能による事故抑止効果の話です

走行中の列車の先頭部を見ると、昼間でも前照灯を点灯しています。

これを昼間点灯(ちゅうかんてんとう)といい、自動車のヘッドライトの場合はデイライト(昼間走行灯)とも言われます。

昼間の点灯により列車の接近を知らせることで、踏切や駅ホーム、保線工事等において列車との接触事故を防止するのが趣旨です。

とくに警報機のない踏切では、列車の接近は線路上の台車音、走行時のモーター音、警笛等で注意喚起していましたが、それでも事故は発生してしまうことがあります。

昼間点灯は、列車においても事故抑止に有効な方法です。

いつ頃から列車の昼間点灯が広く波及したかは定かではありませんが、1990年台という説が多いようです。

 

クルマの場合のデイライト効果

近年は、日中でもデイライト、すなわちヘッドライトを点灯しているクルマを見かけることが多くなってきました。

鉄道と同様、クルマのデイライトは、自車の接近を他のクルマ、バイク、自転車や歩行者に知らせることで事故抑止につながり、効果的です。

快晴の日に、見通しの悪い交差点でカーブミラーを頼りに進入する際、左右の道路が太陽光線のため建物が暗い影になった状態になってしまうことがあります。

その際、左右道路のクルマがデイライトになっていると、接近していることが分かり、事故抑止になります。

ただし、全てのクルマがデイライトになっているわけではなく、比率としてはデイライトのクルマの方がまだ少ない状態で、デイライトは安全確認の補助的な存在として見た方がよいと思われます。

また、歩行者はデイライト自体がないので、運転席や助手席、後部座席の窓を全開して、相手方の音で接近を確認することも事故防止に有効です。

窓開けは、左右のクルマや自転車の接近でも、タイヤの音の情報が窓から入ってくるので、窓を閉めている状態よりも事故抑止になります。

交差点確認では、車内の会話や音楽等に頭が回っていると事故になりやすいことがあります。

とくに同乗者との難しい内容の話や、相談ごとなどは避けた方がよいでしょう。

 

クルマで意図的にデイライトを消灯するのは事故抑止にならない

デイライト機能がクルマに備わっていながら、意図的に前照灯を消して走行するクルマを見かけることがあります。

デイライトを消灯した方が燃費の向上、節約になるという考えでしょうか。

明るい時間帯にデイライトは必要ない、無駄という考えでしょうか。

走行時の外観デザインで、消灯している方が見栄えがするからでしょうか。

 

日中でも建物の影などにより薄暗い道路での走行時や夕方、雨や雪の時など、デイライト機能があるならば、使った方が安全性が向上するケースがあります。

運転者にとっては自社のデイライトの光で前方が明るくなるわけではなくとも、建物の影で暗くなっている道路を進んでいる時など、デイライトで自車の存在を知ることができます。

とくに黒色や濃紺系統の車体色のクルマには効果的です。

自分のクルマの安全とともに、対向車や歩行者等を守る意味でもデイライトを有効に活用したいものです。

 

今回は、鉄道よりもクルマ中心の話になりましたが、クルマもデイライトの普及促進で事故抑止が向上することを待ち望んでいます。

tairayukiblog.hatenablog.jp

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