80000系運転士背後窓は大きくてもカーテンを下げてしまっては意味がないのでは?
先般、平日の通勤時間帯を終えた午前中の時間帯で、東武野田線(アーバンパークライン)80000系の乗車体験をしようかと、柏→船橋を「普通」、船橋→柏を「急行」で往復してみました。
今回は、短区間で1往復だけの日中乗車ではありますが、80000系の感想話です。
乗車率について
柏→船橋の「普通」は、柏発車時点では立つ人はいない乗車率でしたが、終点の船橋に近づくにつれて混んできて、立つ人も多くなっていきました。
5両編成だから混む、着席率も下がった、6両編成だったら座れたかもしれないのではと感じました。
船橋→柏は、「急行」で柏に戻りました。
新鎌ヶ谷と高柳の2駅のみ停車のためか、車内には余裕がありました。
平素見ている限りでも、全般的に急行は「普通」より空いている印象があります。
急行への運用に限ってみれば5両でも十分と感じます。
乗務員室と客室の仕切窓について
運転士背後に大きな仕切り窓があり、前面展望を楽しめるようにした設計は評価されます。
しかしながら往復ともカーテンが下げられたままで、せっかくの大窓であっても前面展望はできませんでした。
これでは大窓設置の意義はなく、日中の空いている時間帯で、トンネルのない区間でありながらカーテンを下げる姿勢は残念です。
そのような姿勢なら運転士背後を壁化した8000系の方が、まだ諦めがついて不満が減る感じがしました。
運転士のバッグの置き方について
運転士のバッグは、正面貫通扉の位置の運転士寄りにあります。
京成のようなバッグを横向きに立てる置き方ではなく、横に寝かせて置かれていました。
バッグを立て掛けていないのはよいと思います。
前面展望について
助士席側、正面貫通扉部分からは前面展望ができます。
運転士背後の大窓からの視野に比べると、全体の4分の1しか前面が見えない状況ではありますが、助士席側の下方向の窓面積は大きく、貫通扉を通しての前面展望は可能でした。
運転士のバッグの置き方はよいと思いますが、日中から大窓のカーテンを下げて前面展望を遮る姿勢は再検討してほしいものです。
乗務員室背後からのワイドな展望は、車掌室側からの流れ去っていく後部光景でということでしょうか。
「たのしーと」について
80000系ならではの「たのしーと」は、たまたま、往復とも利用されていませんでした。
これは80000系の編成数が少ないことのほか、船橋側よりも大宮側の方が80000系を充てる運用が比較的多い状況にもよるかと思われます。
せっかくの設備ですから今後、80000系「たのしーと」編成が増えたらもっと宣伝してほしいと思います。
空いているからと、立っている大人が1名だけ「たのしーと」に座るということはありませんでした。
「他のシート」へ座ったのでしょうか。
旅客案内表示器について
2画面の旅客案内表示器は、千鳥式です。
そのため、2画面が見られる位置の座席利用者や立客には便利ですが、その向かい側を見る位置の座席利用者.立ち客には不便になりました。
最新車で2画面が売り物でも千鳥式では残念で、京成3200形のような両側配置にしてほしいところです。
それが無理ならば、60000系のような全てのドア上に1画面配置の方が親切と思います。
現在は5両とも新製車ですが、今後は3号車に60000系を充てる計画で、その際、60000系の全ドア上にある旅客案内表示器配置は千鳥式になるようです。
そこまで改造費用を出してでも千鳥式にするのは疑問に感じます。
千鳥式よりも全ドア上に配置の発想がないのは残念です。
同じ80000系(形)でも、新鎌ヶ谷接続の京成松戸線80000形では全ドア上に2画面の配置で、かなり対照的です。
ロングシートについて
7人掛けロングシートは4&3席区分で中央部にステンレスパイプがあります。
80000系投入では1両減の5両編成となって着席率が減り、混雑しやすくなるのは明らかです。
きちんと着席を促す演出として、JR東日本E233系通勤型のような2&3&2区分のパイプ2本配置の方が、5両編成の80000系には効果的に感じます。
以上、80000系乗車時の雑感を書かせていただきました。
今後の東武野田線の主力として80000系には今後、触れる機会が多くなるかと思いますが、引き続きよろしくお願いいたします。





