幸谷(新松戸)-馬橋は、流山線と常磐線のどちらで移動しますか?
2025年4月5日付け、「松戸市からの、常磐線新松戸駅快速停車整備効果等資料公表の感想」と、4月6日付け、「常磐線快速の新松戸停車関連 流山線幸谷駅に『新松戸』の副駅名を」の関連編です。
今回は、新松戸駅に隣接する、流鉄流山線の幸谷駅周辺の現況についての話です。
新松戸駅の改札口を出て、武蔵野線高架下、個性的な赤門をくぐりながら南流山方向へ歩きます。
改札口を出た目の前の信号を横断し、徒歩1分で流山線幸谷駅があり、構内踏切を渡ると切符売り場、自動券売機があります。
SuicaなどのICカードは使えず、現金による切符での乗車です。
幸谷駅以外も含め、流山線では各駅の入場時、出場時とも、駅員の切符確認や直接の回収等はなく、出場時の改札口に駅員が立っていても手渡さず、出口付近に置かれた箱に切符を置いて出ていく方式で、性善説的な空気感があります。
幸谷駅は以前、現在の位置よりも馬橋寄りにありました。
常磐線、武蔵野線の乗り換え便宜を考慮し、1982年に幸谷駅を新松戸駅付近に移設しました。
駅名は幸谷のままで現在に至っています。
幸谷駅の馬橋側にある踏切は通行量がとても多いですが、すぐ西側には馬橋と南流山を結ぶ武蔵野線の貨物支線があり、そちらとは立体交差になっています。
列車の通過本数は流山線の方が多いですが、編成両数は馬橋貨物線の方が圧倒的です。
幸谷駅から馬橋駅の流山線は、新松戸-馬橋で常磐線と並走しています。
流山線は運賃140円、所要3分、日中20分間隔、毎時3往復です。
常磐線はIC運賃で146円、所要時間下り2分、上り3分、日中10分間隔です。
最高速度は流山線が55km/h、常磐緩行線が90km/hですが、幸谷(新松戸)-馬橋の所要時間差は1分にとどまり、どの車両からでもすぐ改札口に出られる点では流山線に分があります。
ただし定期代は別です。
幸谷(新松戸)-馬橋の定期代は、流山線で1か月5,600円、3か月15,960円、6か月30,240円です。
常磐線は1か月4,280円、3か月12,210円、6か月20,660円です。
幸谷(新松戸)-馬橋の乗車券での移動は、20分間隔ではあるものの、流山線の方が安価であり、新坂川の脇を行く流山線の方に風情はあります。
桜や菜の花の時期は、流山線の車体色と似合っています。
常磐線に乗るとレールの継ぎ目の音が聞こえませんが、流山線は線路の継ぎ目ごとの音が昔ながらのものです。
その分、車体の揺れ方がかなり違います。
流山線の揺れを情緒、風物と受け取るかは乗る人の気持ち次第です。
流山方面から常磐緩行線で松戸、東京方面に向かう場合、幸谷乗り換え、新松戸から常磐線の場合は、一般道路横断での信号待ちがあり、先程の赤門というか、赤鳥居の下を歩きながら向かいますが、馬橋乗り換えの場合は、連絡通路のみで乗り換え可能です。
流山→馬橋では、北小金-南流山の貨物線、武蔵野線、馬橋-南流山の貨物線の、計3線の高架橋の下をくぐります。
3線が連続的でなく、やや距離をおいてくぐるところに情緒があります。
単なる自己陶酔かもしれませんが、このような3連続高架下光景はあまり多く見られるものではなく、ある意味では貴重な演出車窓です。
流山線では2010年からワンマン運転を実施していますが、2025年3月から常磐緩行線のワンマン化を開始しました。
規模は違えど、どちらもワンマン運転という意外な?共通点が生まれました。






