平行普通列車

常磐線と京成松戸線に魅せられた者のブログです

信越線・両毛線 「GV・SLぐんま横川(桐生)」の今後を考える

SL+GV-E197系に変わる「GV・SLぐんま横川(桐生)」の来年以降を想像してみました

昨日の「2025年夏 信越線・両毛線『GV・SLぐんま横川(桐生)』の当日乗車率に注目」の続編です。

前年までの機関車牽引、EL・DLの後継としてGV-E197系を充当し、客車は3両に減車の上、2025年夏季の運転が計画されています。

高崎9:47→横川10:49の「GV・SLぐんま横川」と、横川14:15→高崎15:18の「SL・GVぐんま横川」は7/19.20、8/10.11、9/13の計5日間の運転です。

また、高崎9:47→桐生11:55の「SL・GVぐんま桐生」と、桐生14:07→高崎16:04の「GV・SLぐんま桐生」は7/21、8/9計2日間の運転です。

「ぐんま横川」と「ぐんま桐生」で計7日間の運転となります。

 

GV-E197系本来の趣旨とSL補機役

さて、EL・DLの後継となったGV-E197系は本来、砕石輸送、砕石散布作業、配給列車等に使用するもので、旅客列車「SLぐんま横川(桐生)」のSL補機を趣旨とするものとは異なります。

いわば「SLぐんま」の補機は間合い運用、副産物的な活用ですが、JR東日本は「SLぐんま横川(桐生)」のSL補機運用も予め見込んだ上での新製をしたのでしょうか。

今後ともこのスタイルでずっと続いていくでしょうか。

 

「SLぐんま水上」と「SLぐんま横川(桐生)」の違い

以下は、筆者の勝手な想像です。

毎回のことですが、何の根拠もない勝手な内容ですので、予めご了承ください。

SLが動く間、「SLぐんま水上」の方は設定されると思います。

「SLぐんま水上」は、「SLぐんま横川(桐生)」と違ってSL補機は不要、客車も5両牽引できます。

「SLぐんま横川(桐生)」は、SL補機が必要で、砕石輸送等が主目的のGV-E197系を充てているようにも感じられます。

GV-E197系の牽引力の関係から客車3両に減車化されましたが、「SLぐんま水上」に比べての2両減車は、座席数減による利用者側の不満、鉄道側の運賃・料金収入減、客車編成の5両と3両の組み換え、GV-E197系充当による経費増等を考え合わせると、2025年夏はひとまず従来からの「SLぐんま横川(桐生)」運転継続を成し得たものの、「SLぐんま水上」に対する非効率さは課題と思われます。

SL+ELの時は、EL側の牽引力や重厚感等の実用価値、商品価値もありましたが、GV-E197系はいずれも見劣りします。

GV-E197系に機関車的な存在感、力強さを求める次元でなく、「SLぐんま横川(桐生)」が存続設定したこと自体が貴重という次元にも感じられます。

 

5両編成にしたくてもできない、折り返し駅での転車台や機回し線事情もありますが、3両編成でも補機が必要な「SLぐんま横川(桐生)」と、5両編成で補機不要の「SLぐんま水上」との差は大きいものがあります。

高崎から横川と桐生までSL客車列車を設定することの価値や意義はあるにしても、費用対効果、輸送力等の点で「SLぐんま横川(桐生)」は将来的に安泰な状況ではないと思われます。

 

JR東日本としては「SLぐんま」を鉄道文化財としてできる限り残したい想いを含めて、数年後には「SLぐんま横川(桐生)」については補機不要、5両編成輸送力の「SLぐんま水上」に絞っていくのではないかと想像しますが、いかがでしょうか。

 

※ 筆記にあたり、鉄道コム、2025年5月16日付け「JR東の「新型事業用車」ついに営業列車でデビュー! しかし客車は「半減」その理由は?」を参考にさせていただきました。

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