平行普通列車

常磐線と京成松戸線に魅せられた者のブログです

青春18きっぷの「連続化」による将来像を考える

連続化と一人使用による利用者減→JR収入減→回復見込困難→廃止方向は考え過ぎか?

2025年夏季の青春18きっぷ関連の連続3回目ですが今回、旅行総合研究所タビリス、2025年6月3日付け「青春18きっぷはなぜ「1日前倒し」されたのか。2025年夏季の利用期間、3連休に対応」を拝読しました。

青春18きっぷの連続化(5日間または3日間連続乗車)に伴い、連続利用の3日間用と7月3連休に合わせて、これまでの7月20日~9月10日利用期間を、7月19日~9月9日に変更した異例の対応等に触れた内容です。

記事の一部を引用させていただきます。

 

(以下引用)

(※利用開始日を1日前倒しし、7月19日からとしたことは)これまでにない大転換ですので、「3連休にあわせないと、売上げが伸びないくらい、販売状況が厳しいのではないか」と勘ぐりたくもなります。

青春18きっぷが「連続化」されたことで、どれだけ販売枚数が減ったのかは、明確な数字は発表されていません。

~中略~

「連続化」により、青春18きっぷの利用者が大きく減少し、JRで収入減が生じているだけでなく、観光地の人出にも影響が出ている様子です。そうした状況を受け、JRとして、青春18きっぷを3連休に合わせることで、需要の創出を試みた、という側面もありそうです。

(以上引用)

 

今回はこの記事を参考に、青春18きっぷの将来像を思い浮かべてみました。

 

青春18きっぷ連続化によるJR側の状況想像

前記引用部分で、「3連休にあわせないと、売上げが伸びないくらい、販売状況が厳しいのではないか」「青春18きっぷを3連休に合わせることで、需要の創出を試みた」と、販売状況が厳しいゆえに利用期間を1日前としたこと、その背景として「「連続化」により、青春18きっぷの利用者が大きく減少し、JRで収入減が生じている」ことがあると分析されています。

 

さて、ここで2024年冬季からの、連続化と本人のみ使用の条件変更後、青春18きっぷ利用者がかなり減少するリスクは、JR側でも事前に踏まえていたであろうと考えます。

利用期間内であれば、乗車日が任意だったこと、グループでの同時使用により5回分の利用回数をこなせたことの両方を一挙に捨て、自動改札機通過可能と3日間用設定のフォローがそれを補えると考えていたとは思えません。

ゆえに、2025年夏季の青春18きっぷ利用期間を1日早めることでの、危機感回避や需要創出までは、はたしてJRグループ側にあるのだろうかというと、それはどうかなと感じます。

 

JR旅客6社それぞれ、青春18きっぷに対する思いは異なるかもしれません。

ただ、JR東日本での週末パス廃止の動きなどを考え合わせると、青春18きっぷで利用者や売り上げを伸ばそうという流れとは反対に、もう青春18きっぷの役目は終わったという空気を感じます。

 

青春18きっぷの今後として、JRグループ全体の商品であり、かつては人気の高かったゆえに、いきなりの廃止はせず、使用条件を変更して利用状況の様子を見ながらも、利用者減 → JRグループ全体の収入減 → 利用回復の見込みがない → 廃止、という流れになっていくのではないかと感じざるを得ません。

 

3日連続化と2日連続化との効果の違い

以前にも書かせていただきましたが、JR側の意向である、乗車期日連続化、本人使用、自動改札機通過の点と、利用者側に使いやすい配慮との両立を図るならば、連続3日間を2日間にするという選択肢があるのではないかと考えます。

夏休み期間とはいえ、3日連続普通列車のみでは休暇取得の困難性等から利用拡大に限度が見えても、2日連続に緩めれば休暇取得は不要ゆえに利用が見込めるという発想は、JRグループにはないのでしょうか。

逆に、2日間での連続化を設定してあまり多く利用されても、JR側がかえって儲からないという面があるでしょうか。

そこには青春18きっぷの将来の縮小、廃止がしにくくなるという考えが見え隠れしていないでしょうか。

 

以上、2025年夏季の青春18きっぷでの思いを書かせていただきましたが、あくまで筆者の勝手な想像にすぎませんのでご了承ください。

 

※ 筆記にあたり、旅行総合研究所タビリス、2025年6月3日付け「青春18きっぷはなぜ「1日前倒し」されたのか。2025年夏季の利用期間、3連休に対応」を参考に、併せて一部引用させていただきました。

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