平行普通列車

常磐線と京成松戸線に魅せられた者のブログです

東日本のんびり旅パスで秋田→福島→東京→新潟→秋田の普通列車乗継ダイヤをみる

普通列車での秋田→東京は乗換時間を含め約15時間ですが可能ではありました

昨日の「東日本のんびり旅パスと、青春18きっぷ北海道&東日本パスを比較する」の関連編です。

JR東日本の「東日本のんびり旅パス」ニュース記事の別紙欄に、「東日本のんびり旅パス」の楽しみ方の項目があります。

その中に、「JR東日本の鉄道を思いっきり乗り倒す!」という見出しがあり、秋田から東京への2泊3日のモデルコースの主要駅が掲出されています。

3日間のコースは以下のような内容です。

1日目:秋田→奥羽本線→福島駅→東北本線→東京駅(宿泊)

2日目:東京駅→高崎線高崎駅上越線長岡駅信越本線新潟駅→(観光・宿泊)

3日目:新潟駅白新線羽越本線秋田駅

 

このコースを普通列車だけで回るのはかなり強硬ですが、その前に、秋田から東京まで普通列車だけでその日のうちに到着できるのでしょうか。

到着できるとしたら、どの程度の所要時間、乗り換え回数があるのでしょうか。

よほど鉄道好き、普通列車好きな人でないと、なかなか難しそうなコースです。

今回は、このモデルコースに沿っての、実際の乗り継ぎ時間を見てみました。

 

1日目

① 秋田5:49→奥羽線→8:34新庄9:42→10:44山形12:16→13:04米沢13:08→13:54福島14:39→東北線→15:26郡山15:50→16:29新白河17:12→17:35黒磯17:42→18:34宇都宮18:38→20:30東京(泊)

② 秋田8:09→奥羽線→9:56横堀10:03→10:58新庄11:35→12:57山形13:49→仙山線→15:10仙台15:56→東北線→17:21福島17:34→18:24郡山18:32→19:11新白河19:55→20:18黒磯20:29→21:22宇都宮21:35→23:21上野23:31→山手線→23:38東京(泊)

※山形→福島は仙山線、仙台経由

③ 秋田10:16→奥羽線→12:05横堀12:21→13:08新庄14:19→15:32山形16:30→17:16米沢17:44→18:30福島18:45→東北線→20:30新白河21:23→21:46黒磯21:51→22:41宇都宮22:42→23:57大宮0:15→京浜東北線→0:39赤羽(0:39以降の赤羽→東京は運転列車なし)

 

2日目

① 東京6:20→高崎線→8:15高崎8:27→上越線→9:33水上9:43→11:48長岡12:40→信越線→13:56新潟(観光・泊)

② 東京8:29→高崎線→10:15高崎10:24→上越線→11:31水上11:39→13:31長岡13:39→信越線→14:56新潟(観光・泊)

※水上11:39発、長岡13:31着の長岡行きは毎日運転でないので、事前に運転日確認を。

2025年夏季は9月28日までの土曜・休日と、7月22日〜8月29日が運転日。

③ 東京9:38→高崎線→11:41高崎12:02→上越線→13:09水上13:32→15:32長岡16:16→信越線→17:35新潟(観光・泊)

 

3日目

① 新潟6:05→白新線→6:42新発田6:46→羽越線→9:33酒田9:44→11:36秋田

② 新潟8:50→白新線羽越線→10:04村上10:24→12:24酒田12:29→14:21秋田

③ 新潟11:44→白新線羽越線→12:57村上13:41→14:13酒田16:30→18:23秋田

④ 新潟14:39→白新線→15:24新発田15:48→羽越線→18:39酒田19:09→20:56秋田

 

乗継結果を検証してみました

◆1日目:秋田→東京

純粋に奥羽線東北線を辿るならば、上記①の秋田5:49発で東京20:30着となります。

②は、奥羽線米沢→福島の普通列車運転が限られるため、山形から仙山線で仙台に回り、仙台から東北線で福島に着き、福島→東京は本来の東北線に戻ります。

この時間帯の場合、山形→福島は仙山線仙台経由とせざるを得ません。

仙台へ回ったついでの常磐線経由で東京へ向かうコースもありますが、JR東日本の意思を尊重して、福島以南は東北線経由に戻した乗り継ぎの時間帯ガイドとしています。

③は、全区間普通列車では当日中は大宮までで、0時以降運転の京浜東北線で赤羽で終わりです。

赤羽→東京は翌日になってしまいます。

 

◆2日目:東京→新潟

上越線水上→越後湯沢の本数が限られるほか、運転日が特定される列車時間帯もあります。

着実なのは通年運転の、①の東京6:20発か、③の東京9:38発の乗り継ぎです。

②の時間帯の中で、水上→越後湯沢の区間だけは毎日運転でないので、運転日の事前確認が必要です。

2025年夏季は、9月28日までの土曜・休日と、7月22日〜8月29日が運転日です。

 

◆3日目:新潟→秋田

上記①~④の4本の列車からの選択になります。

②の新潟8:50発、秋田14:21着か、③の新潟11:44発、秋田18:23着が無難な時間帯の列車です。

 

総括

このコースでの1日目、秋田→東京の約15時間弱の普通列車移動は可能ではあるものの一般的とはいえず、強硬な乗り継ぎです。

秋田と東京を普通列車で、その日のうちに乗り継いで行くことが可能ということが趣旨ならば否定はしませんが、宣伝効果はあるにせよ、実行となると体力のある列車好きな人以外は困難な事例と思います。

秋田発でPRするならば、インパクトと面白みには欠けるかもしれませんが、1日目が秋田→郡山、2日目が郡山→新潟、3日目が新潟→秋田の方が無理がないかと感じました。

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