平行普通列車

常磐線と京成松戸線に魅せられた者のブログです

東日本のんびり旅パス 東京〜仙台の東北線・常磐線普通列車乗継をみる

東北線で宇都宮・黒磯・新白河・郡山・福島・白石の6回乗換は多すぎます

JR東日本の「東日本のんびり旅パス」のニュースの中で、「新幹線・特急列車では見逃してしまう地域の魅力を発見する旅の提案」「一人旅でも、家族や仲間の旅でもお客さま自身が自由に旅の計画を設計して『気の向くままに途中下車ができるようなのんびりとした旅がしたい』というニーズにお応えして」「普通・快速列車で時間を味方にした『のんびり旅』を楽しんでみませんか」という文言があります。

 

首都圏から青森までの広大なエリアを、普通列車で連続3日間乗り放題という中で、東京から新潟と福島までの区間での普通列車乗り継ぎについては先般の拙記事で触れさせていただきました。

 

最大6回もの乗換が伴う、東京~仙台の東北線普通列車乗継

JR東日本の移動需要の高い長距離区間として、東京〜仙台があります。

東北新幹線はやぶさ」が所要1時間30分前後で頻繁に走っていますが、普通列車のみの移動はどうでしょうか。

今回は、東京〜仙台の普通列車の乗り継ぎダイヤ状況を見てみました。

 

東北線東京〜仙台351.8kmの普通列車は、短区間列車の設定による乗り継ぎ回数が多いのが特徴です。

東京〜仙台の全体区間での普通列車としては、毎時1往復設定の乗り継ぎイメージですが、一部時間帯では宇都宮・黒磯・新白河・郡山・福島・白石の6駅での乗り換え、7列車もの乗り継ぎとなることがあります。

 

東京~仙台の普通列車乗継の事例

上下線別に、東京~仙台の乗り継ぎ6回7列車の時間帯の一事例をみてみます。

◆東京→仙台

東京8:02→9:54宇都宮10:21→11:13黒磯11:53→12:16新白河12:50→13:31郡山13:41→14:26福島14:40→15:16白石15:20→16:07仙台

◆仙台→東京

仙台9:05→9:53白石9:56→10:30福島10:39→11:28郡山11:50→12:30新白河12:35→12:58黒磯13:21→14:14宇都宮14:16→16:17東京

 

次に、東北線の乗り換え6駅、7列車運用区間の距離と他列車を含めた平均所要時間を見てみます。

〇東京-宇都宮:109.5km、約2時間

〇宇都宮-黒磯:53.8km、約50分

〇黒磯-新白河:22.1km、約25分

新白河-郡山:41.3km、約40分

〇郡山-福島:46.1km、約45分

〇福島-白石:34.0km、約35分

〇白石-仙台:45.0km、約50分

 

これほど乗り継ぎが多い反面、乗車距離が短いのでは仮眠もままならず、列車の旅が億劫、苦痛になってこないでしょうか。

6回乗り換え、7列車乗車での1列車平均距離は50km走行で、すぐ次の列車への乗り換えを何度も繰り返すイメージです。

 

宇都宮・黒磯・新白河は乗換必須の駅

東北線普通列車乗り継ぎで宇都宮、黒磯、新白河の3駅は乗り換え必須の駅です。

宇都宮と黒磯については、宇都宮が東京側の15両編成と黒磯側の短編成との境い目の駅ということで、宇都宮で付属5両編成を切り離し、その5両が黒磯まで直通してほしいところではありますが、乗り継ぎに対する一定の理解はできます。

新白河は、交直両用電車E531系5両編成の運転区間を最小限とすべく、黒磯-新白河にしたもので、これもやむを得ないとは思います。

ただし、常磐線E531系では、土浦-原ノ町の長距離区間を付属5両で運用しているのと比べると、黒磯でのデッドセクション、電流切り替え事情があるとはいえ、黒磯-新白河の22.1km運用はあまりにも短すぎる距離です。

交直両用機能を活用して、宇都宮-新白河または黒磯-郡山の区間E531系を走らせてほしいところです。

 

新白河以北は交流電化区間になりますが、郡山・福島・白石でも乗り換えるケースが多くあります。

一部時間帯では、郡山・福島・白石での乗り換えを必要としない、直通運転列車もありますが、あくまでもそれは例外です。

全般的には、郡山・福島・白石でも乗り換えると思っていた方が無難な実情ダイヤです。

JR東日本が「東日本のんびり旅パス」での普通列車旅行を促進するならば、少なくとも新白河-福島と、福島-仙台は直通し、郡山と白石の乗り換えはやめてほしいところです。

 

また、臨時快速列車として、E721系701系交流電車による新白河-仙台間、E531系交直流電車による宇都宮-郡山間の設定などもしてほしいものです。

短距離区間乗車で何度も乗り換えさせる東北線では、時刻表を見ただけで、出掛ける前から普通列車の旅をする気分が冷めてしまうのではないでしょうか。

 

常磐線経由なら3回乗換、4列車乗継で行ける時間帯もある

東京~仙台の在来線と言えばまず東北線が思いつきますが、常磐線もあります。

しかも常磐線の場合、乗り継ぎ回数は東北線よりも少なく行くことができます。

その一事例を掲出します。

◆東京→仙台

東京13:26→14:45土浦14:48→15:33水戸15:40→18:35原ノ町18:39→20:13仙台

◆仙台→東京

仙台7:18→8:39原ノ町8:45→12:10勝田12:26→13:32土浦13:35→14:49東京

 

前記しましたが、常磐線の場合、E531系付属5両編成による長距離運用をしているお陰です。

 

東京〜仙台の普通列車往復は東北線常磐線での乗り分けをお薦め

普通列車で東京~仙台を往復するなら、東北線常磐線とで乗り分けることをお薦めします。

筆者は、東京→仙台は常磐線、仙台→東京は東北線を選びます。

南福島金谷川東北線単線時代の迂回線を上り線が経由する好みによるものですが、金谷川→松川ではこれが逆になるので、羽越線とは異なり一概にどちらがいいとも言えません。

 

ただ、車窓から太平洋が見えるのは常磐線の方です。

仙台から東京方面へ南下する上り線での海岸車窓よりも、日立付近から海が見え始め、北上しても海が見え続ける下り線の方が旅情があると感じています。

 

東京~仙台の普通列車旅の参考になれば幸いです。

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