所要時間・乗換・着席にこだわらなければ京成本線コースが安価と思われます
Merkmal(メルクマール)、2025年8月3日付け「成田エクスプレスは開業当初、千葉県内を『全駅スルー』していた!」を拝読しました。
見出しのとおり、JR東日本の特急「成田エクスプレス」の登場時、千葉県庁所在地で政令指定都市の千葉駅を通過していたことや、その後の同特急の沿線輸送の役割、高速バスの空港アクセス料金の安価さ等に触れた内容です。
高速バスの安価部分関連の記事の一部を引用させていただきます。
(以下引用)
いまや成田空港には格安航空会社(LCC)が就航し利用者が増加したが、同時に交通手段の競争も激化した。成田空港へのアクセスは年々安くなっている。
現在、都内から最も安価に成田空港へ行ける手段は「エアポートバス東京・成田」である。銀座駅や東京駅から乗車でき、料金は1500円だ。
(以上引用)
今回は、成田アクセス料金の安価さについて、みてみたいと思います。
「エアポートバス東京・成田」は所要約1時間、1,500円で、成田空港への直行、速達性、料金バランス等の点で優位な点は理解できます。
一方、所要時間増や乗り換えがあっても安価さが最優先という人もいると思います。
そこで安価さを基準に、いくつかの列車コースをみてみました。
東京~成田空港の鉄道での安価運賃ルート状況
東京→総武快速→船橋→乗換→京成船橋→京成本線特急→成田空港
1,164円、所要約1時間30分
※安価さでは一番かと思います。
JR船橋駅から京成船橋駅までは最小5分ですが、通常は10分程度を要します。
予め、船橋駅の両路線の乗り換えコースの予備知識がないと戸惑いがちになります。
荷物の多い人にはお勧めしません。
(2)京成本線コース
東京→山手線→日暮里→京成本線特急→成田空港
1,219円、所要約1時間20分
※2番目に安価なコースです。
京成上野発成田空港行きの本線経由の直通特急本数は限られており、通常は途中駅で、都営浅草線西馬込始発の快速への乗り換えを要します。
東京→成田空港直通快速
1,342円、所要約1時間30分
※乗り換えのないことが強みですが、「成田エクスプレス」に比べると成田空港直通快速の本数は多いとは言えず、事前に時間を調べておくことがポイントです。
(4)京成・成田スカイアクセス線コース
東京→山手線→日暮里→青砥→「アクセス特急」→成田空港
所要約1時間20分、1,434円
※「アクセス特急」は、京成高砂を過ぎて北総線(成田スカイアクセス線)に入ると一挙に高速運転をします。
ただし40分間隔運転なので、事前に時間を調べておくことが要件です。
結論:(2)京成本線コースが安価
(1)の船橋乗り換えはもっとも安価ではありますが、JRと京成の間の距離があり、一般的なコースではありません。
安さでの一般的なコースは(2)の京成本線コースになります。
なお、参考までに、JR「成田エクスプレス」と、京成「スカイライナー」の料金、時間は以下の状況です。
3,072円、所要約54分
直通快速と比べれば速いですが、料金がかさみます。
今回の安価さ追求テーマの列車としては、もっとも高価です。
〇 京成:東京→山手線→日暮里→京成「スカイライナー」→成田空港
2,734円、所要約54分
※所要時間的には「成田エクスプレス」と同時間ですが、東京駅起点で、日暮里まで各駅停車の山手線移動で日暮里乗り換えを考えれば、「スカイライナー」の高速運転の威力が十分想像できます。
東京~日暮里は、上野東京ラインの常磐快速線電車とちょうどタイミングが合えば、途中停車駅は上野だけで早く移動できます。
以上ですが、鉄道情報のわりに高速バスの情報に詳しくは触れていないので、高速バスと鉄道の両方見た時の客観性、公平性等には不足があるかと思われますが、筆者の鉄道利用の思い入れ結果です。
その点は何卒ご了承ください。
※ 筆記にあたり、Merkmal(メルクマール)、2025年8月3日付け「成田エクスプレスは開業当初、千葉県内を『全駅スルー』していた!」から一部を引用及び参考にさせていただきました。
