京成高砂-印旛日本医大の車窓を中心とした独断偏見のベスト10です
北総線(成田スカイアクセス線)京成高砂-印旛日本医大間32.3km区間の、独断と偏見のベスト10か所です。
駅から降りての一般的な観光地ガイドとは異なり、北総電車の車窓を中心とした見どころですので、予めご了承ください。
本文は、京成高砂から印旛日本医大への下り電車から見ての記載となっています。
併せてご了承ください。
北総線でもっとも見どころの場面は、京成高砂-印旛日本医大を最高速度120km/h運転で飛ばす「アクセス特急」で、首都圏通勤電車ではつくばエクスプレスに次ぐ高速運転です。
「アクセス特急」は40分間隔運転で、羽田空港と成田空港を結びます。
「アクセス特急」の半数は都営浅草線5500形の運用で、もっとも乗る機会が多い形式であり、京成3100形がそれに次ぎます。
その都営5500形・京成3100形に混じって時折り、京急1000形・600形がやってきます。
ステンレス車体主流の北総線の中でも、京急の赤い車体はよく目立ち、他の会社編成とはすぐ見分けがつく個性があります。
「アクセス特急」では同じ時速120km/h運転であっても、とくに京急のモーター音の唸りが筆者の好みで、それも600形の運転席背後の前向き席に座れたら申し分ありません。
北総線の車両は京成や京急を含めて、先頭車が電動車なので、前面展望と高速時のモーター音が同時に味わえる点は共通です。
なお、北総線での「普通」の最高速度は105km/h、「スカイライナー」は130km/hですが、印旛日本医大を通過して成田スカイアクセス専用線に入り、成田空港に向かう「スカイライナー」は一挙に160km/h運転で更に痛快です。
次に来る電車が北総、京成、都営、京急のうちのどれか、そしてどの形式が来るかも北総線乗車時の楽しみの一つです。
京急編成と、北総の中でも千葉ニュータウン鉄道所有の9100・9200・9800形の3形式はなかなか来ないこともあります。
2 新鎌ヶ谷-北初富の京成松戸線電車との並走
北総線は新鎌ヶ谷駅到着の手前、京成松戸線をまたいで同線北初富駅前後から新鎌ヶ谷までの700mは松戸線と並走します。
松戸線は北総の高速運転には追いつかないものの、新鎌ヶ谷停車の「スカイライナー」と並走すると、時間調整なのか、高速列車とは思えない徐行運転で新鎌ヶ谷駅に進入し、その時だけは一瞬ながらも並走の形です。
なお、北総線は新鎌ヶ谷到着の直前、左手側にやや広がった高架橋部分がありますが、北総線が京成高砂まで全通するまでの間、暫定的に当時の新京成で松戸まで乗り入れていた名残りです。
3 印西牧の原から印旛車両基地へ分岐して行く高架橋
印西牧の原付近は、線路の左右に並行する道路から見ると下側の位置で走っていますが、印西牧の原から一瞬複々線になったかと思うと、中間の2線が急勾配で高架橋を上がり始め、右側へ分かれて道路を跨ぎ、印旛車両基地へと分かれる引き込み線があります。
道路の下側の線路から、道路の上を跨ぐので、かなりの急勾配で、大きな高低差があります。
4 大町ー新鎌ヶ谷から見下ろす京成松戸線くぬぎ山車庫
大町駅は、京成松戸線くぬぎ山駅から徒歩10分前後の距離に位置しますが、大町を発車すると左手下側に京成松戸線のくぬぎ山車庫の全容が見えてきます。
「普通」でも高速運転をするので一瞬の光景ですが、松戸線車両が並ぶ日中は、遠方に見える筑波山と併せて一つの見どころとなっています。
なお、印旛車両基地は北総の本線からは見えないため、車庫の全容が見えるくぬぎ山車庫光景も貴重なものです。
5 新柴又ー矢切の江戸川橋梁
北総線の鉄橋としては新柴又ー矢切間の江戸川橋梁が唯一で、川を渡る開放的な展望も見どころです。
東松戸は武蔵野線との交差駅で、高架の武蔵野線の上を行く北総線から見下ろす際、武蔵野線の貨物列車とすれ違えばかなり運がいい?といえます。
7 印旛日本医大駅の駅舎
高さ34mの展望台と時計台は個性的で、よく目立ちます。
全体的には地味な印象の北総線の駅舎の中ではもっとも特徴的です。
8 小室ー千葉ニュータウン中央の田園風景
北総線は左右の道路に挟まれた、切り通しの中を走るイメージで、遠方が広く見える区間は少なく、小室ー千葉ニュータウン中央の、一瞬の田園風景は貴重なものです。
北国分-秋山の、高架橋からの一瞬展望がこれに次ぎます。
9 千葉ニュータウン中央-印西牧の原付近のソーラーパネル
千葉ニュータウン中央-印西牧の原の左手には、線路に沿ってソーラーパネルが連続します。
成田新幹線用地の有効活用ということで受けとめたいと思います。
10 西白井駅の車庫跡地
印旛車両基地の使用開始までの間、北総線は西白井駅に併設された留置線を暫定使用していました。
今は保線用基地となっていますが、西白井駅ホームで電車を待つ間、この光景を見ると栄枯盛衰を感じます。
新鎌ヶ谷駅を出て左手にSLの展示がある鎌ケ谷市制公園付近で、下総航空基地に着陸する航空機と交差することがあります。
着陸時の航空機はかなり電車に接近しているイメージがあります。
もしも航空機と交差したら、かなり運がいいと言えます。
交差する期日や時間帯は当日でないとわからず、電車と交差する確率も極めて低いため番外としました。
別途、過去の下総航空基地と北総線との交差の拙記事を見ていただければ光栄です。
以上、北総線の見どころ10選でした。
なにゆえ自己満足ゆえの独断ですので、北総線一日乗車券発売時などで北総線を楽しむ際の参考になるものがあれば幸いです。

