平行普通列車

常磐線と京成松戸線に魅せられた者のブログです

信越線特急「しらゆき」50%引「トクだ値1」による利用促進効果を考える

「しらゆき」4往復が一部利用しにくい時間帯のダイヤでも、安価の魅力で利用は伸びるでしょうか?

新潟県JR東日本新潟支社の連名により、2025年8月28日 付けで、「特急「しらゆき」で新潟~上越へ! えきねっと限定「特急トクだ値1」50%割引を発売します。」のニュースがありました。

新潟県事業「幹線交通活性化プロジェクト推進事業」(のってつながるキャンペーン)での特急「しらゆき」利用促進の一環として、乗車券・指定席特急料金が50%引となるもので、 2025年10月11日~2026年1月31日乗車分 が対象となります。

上越妙高-新潟2,710円は、通常の5,320円と比べ、かなりの安さです。

 

現行の「しらゆき」ダイヤをみる

上越妙高-新潟の「しらゆき」のダイヤは以下の状況となっています。

ここでは、新井発着時刻は略させていただきます。

 

上越妙高発 → 新潟着

  10:31     → 12:30(1号)

  13:09     → 15:07(3号)

  17:23     → 19:25(5号)

  19:26     → 21:25(7号)

 

◆新潟発 → 上越妙高

  7:35     →   9:39(2号)

   10:23     → 12:24(4号)

   13:05     → 15:06(6号)

   16:25     → 18:24(8号)

 

新潟から上越妙高への日帰り往復利用はどうか?

ニュース記事の中で、「ぜひこの機会に「特急トクだ値1」を利用して、ビジネスや観光に便利な特急「しらゆき」の旅をお楽しみください。」という触れ込みがあります。

「しらゆき」4往復は、ビジネスや観光に便利な時間帯での設定でしょうか。

 

新潟から上越妙高の日帰り往復をみてみます。

往路は、新潟7:35発→上越妙高9:39着の「しらゆき2号」、帰路は、上越妙高17:23発→新潟19:25着の「(同)5号」が一般的で、とくに利用しにくい時間帯ではないと思われます。

帰路については、上越妙高17:23発の「5号」の前は、13:09発の「3号」です。

上越妙高9:39着の「2号」で用務や観光を済ませ、13:09発で新潟に戻るには、やや早すぎますが、17:23発では遅すぎるのが気にかかります。

上越妙高15時台発の列車もあることが理想ではあります。

 

上越妙高から新潟への日帰り往復利用はどうか?

上越妙高発の一番列車が10:31発→新潟12:30着の「1号」では時間が遅すぎます。

午前中に新潟での活動や観光ができないダイヤです。

新潟7:35発→上越妙高9:39着の「2号」同様、上越妙高7時台発→新潟9時台着の列車が望まれます。

 帰路も新潟16:25発→上越妙高18:24着の「8号」が最終では早すぎます。

18時台発→20時台着の列車がほしいところです。

 

上越妙高側から新潟往復を伸ばすには増発が必要

新潟側から上越妙高への往復はよいとして、上越妙高から新潟往復は現行の「しらゆき」ダイヤでは利用しにくいダイヤです。

前記しましたが上越妙高7時台発、新潟を18時台発の列車設定が望まれます。

現行ダイヤは、「しらゆき」が新潟車両センター所属のE653系の運用効率上の理由による結果とも考えられます。

一つは、新潟7:35発「2号」→上越妙高10:31発「1号」→新潟13:05発「6号」→上越妙高17:23発「5号」の運用です。

もう一つは、新潟10:23発「4号」→上越妙高13:09発「3号」→新潟16:25発「8号」→上越妙高19:26発「7号」の運用です。

これにより、「しらゆき」に必要な2編成は、えちごトキめき鉄道上越妙高側での滞泊をなくし、自社の新潟車両センターに戻させることで、運用の合理化を図っているとみられます。

しかしその結果、「しらゆき」で、上越妙高側から新潟へのビジネス・観光利用拡大なは限度があると感じます。

JR東日本が「しらゆき」にもう1編成を充当して、上越妙高滞泊のダイヤを組むことは考えていないとすれば残念です。

 

「しらゆき」には直流特急電車を

新井~上越妙高~新潟の「しらゆき」は、全区間が直流電化区間です。

「しらゆき」E653系は交直両用電車であり、直流区間だけの運用ではもったいないように感じます。

E653系「いなほ」「つがる」「ときわ」、武蔵野線から常磐線への臨時特急などの運用に充てた方が適当です。

本来、「しらゆき」には直流の汎用型E257系の方が、交直流E653系よりは適当です。

 

ただ.今のJR東日本では、E257系の新製増備は考えていないと思われます。

185系廃車の現在、汎用型E257系の車両稼働率も高い状況かと思われますが、中央線の臨時特急をE353系増備で置き換えるとか、東海道線「踊り子」を別形式で充てるとか、房総特急E259系増備で置き換えるとかなどの方法もあろうかと考えます。

それによってE257系の余剰を生み出し、「しらゆき」に充当するのはどうかと思います。

 

「しらゆき」の「特急トクだ値1」と長岡~上越妙高ミニ新幹線の関連性

新潟県では、以前から新潟と上越地域を結ぶ鉄道高速化を検討してきましたが先般、長岡~上越妙高間のミニ新幹線整備がもっとも優位ということでありました。

長岡~新潟は上越新幹線に乗り入れ、上越妙高~長岡は複線部分の片側をミニ新幹線化、単線区間は3線軌条化して上越妙高の新幹線ホームに乗り入れ、富山側へもスイッチバックしながらも直通はできる構想とみられます。

新幹線計画線としては、上越妙高~新潟は、羽越新幹線の基本計画線の一部分です。

その前段として今回、「しらゆき」の「特急トクだ値1」による利用促進を図りたい想いがあるのではないかと思われますが、どうでしょうか。

 

現行ダイヤのままであっても「特急トクだ値1」の安価さにより、どこまで誘発できるか、注目したいと思います。

 

※ 筆記にあたり、旅行総合研究所タビリス、2025年8月22日付け、「「信越ミニ新幹線」事業着手の可能性。長岡~上越妙高間、調査結果が良好で」を参考にさせていただきました。

tairayukiblog.hatenablog.jp

tairayukiblog.hatenablog.jp

tairayukiblog.hatenablog.jp

tairayukiblog.hatenablog.jp

tairayukiblog.hatenablog.jp

tairayukiblog.hatenablog.jp

tairayukiblog.hatenablog.jp

tairayukiblog.hatenablog.jp

tairayukiblog.hatenablog.jp

※ 写真は本文と無関係です。