越後湯沢-直江津を現行と逆に、往路「超低速スノータートル」、帰路「超快速スノーラビット」とするのはどうかとの提案です
北越急行から、2025年9月1日付けで「「超快速スノーラビット&超低速スノータートル」 ツアー催行について」のニュースリリースがありました。
2024年にも実施しているものですが、往路は越後湯沢から直江津までノンストップ、最高速度110km/h運転、所要58分で走る「超快速スノーラビット」に乗車し、特急「はくたか」が走っていた時に近い高速運転を再現します。
直江津では40分程度休憩します。
帰路、直江津から越後湯沢へは、「超快速スノーラビット」(以下、「超快速」)とは正反対に、低速運転の「超低速スノータートル」(以下、「超快速」) で北越急行をのんびり楽しむものです。
期日は、2025年11月1日(土)・11月2日(日)の2日間です。
直江津-越後湯沢の乗車時間は、「超快速」で所要58分、「超低速」で3時間23分です。
「超低速」は、「超快速」で1.5往復以上の時間をかけて走るのんびりした走りです。
まず、超快速での高速運転を堪能し、帰路は鈍行列車的にゆったり、のんびりの移動です。
東海道新幹線に例えれば、東京から名古屋まで往路は「ひかり」、帰路は「こだま」のようなイメージを描きます。
往路の越後湯沢→直江津は「超低速」、帰路の直江津→越後湯沢は「超快速」とするのはどうか?
ここで、利用者の心理的、気分的な次元の話ですが、北越急行は全線の約7割がトンネルとなっています。
地上区間は約3割となり、北越急行の車窓はその3割の中で楽しむことになります。
高速列車→低速列車の順序では、最初に高速運転を楽しめるのはよいのですが、帰路は長すぎて退屈してしまわないでしょうか。
通常の普通列車で約1時間30分前後のところ、「超低速」は3時間以上の乗車であり、加えてトンネルが約7割を占めるだけに睡魔との戦いにもなります。
先に「超低速」ののんびり列車を体感し、帰路に高速運転の方が、全体的に楽しめるのではないかという気がします。
東海道新幹線東京-名古屋往復乗り分けで「のぞみ」→「こだま」と、「こだま」→「のぞみ」との違い
ここで話はやや逸れますが、東海道新幹線での東京ー名古屋往復を「のぞみ」「こだま」乗り分け往復に例えてみたいと思います。
東京→名古屋を「のぞみ」で高速体感後、名古屋→東京を「こだま」でのんびり戻るよりも、先に東京→名古屋を「こだま」でゆっくり進み、帰路は「のぞみ」の高速運転で戻る方が、新幹線乗車としては楽しめるように思います。
筆者は、東京-名古屋往復で、どちらか片道は「こだま」という条件であったら、「こだま」→「のぞみ」の順序の方を選びます。
片道を高速列車なら、帰路の方が楽なほか、疲労感も少なくなります。
ビジネス列車と観光列車とは趣旨が違いますが、高速運転復活を楽しみに申し込んだなら、後に乗る方がよいと思います。
行きは「超低速」、帰りは「超快速」で入れ替えた場合
企画の公表後に、あれこれ意見を出すのもどうかとは思いますが、ご了承ください。
以下、次回企画時の参考にしていただければ幸いです。
前記の「のぞみ」と「こだま」の往復乗り分けを北越急行に当てはめると、往路は「超低速」、帰路は「超快速」の方が、今回の企画がより楽しめるのではないか、疲労感は少ないのではないかと考えます。
ツアー参加の人は、「超低速」での沿線ゆっくり車窓よりも、まずは「超快速」の高速運転再来の方を楽しみにしていると思うからです。
具体的には以下のとおりです。
◆列車時刻について
現状の発着時間及び所要時間での机上算定です。
定期普通列車の運転時間との重複は考慮していませんので、予めご了承ください。
「超低速」で、越後湯沢10:18発→直江津13:41着。
直江津で13:41~14:25まで約40分休憩。
昼食休憩は現行よりも遅い時間になりますが、やむを得ません。
「超快速」で、直江津14:25発→越後湯沢15:23着。
◆「超低速」運転時の追加企画について
「超低速」は、北越急行全線を意図的に徐行するのがポイントではありますが、単なる徐行運転だけでなく、北越急行の秘境駅巡りを兼ねて、とくに乗降客の少ない美佐島(2018年度一日乗降人員4人)、大池いこいの森(同9人)、ほくほく大島(同50人)の3駅に一定時間停車し、駅周辺を数分観察ことを企画に加えてはいかがでしょうか。
他社の事例でみれば、JR東海の「飯田線秘境駅号」の北越急行版に類似した発想です。
また、トンネル内信号場停車自体も、全国的にも貴重な体験であり、トンネル内の3か所の信号場(赤倉、薬師峠、儀明)で一時的に停止後、徐行して進むものです。
3つのトンネル内信号場での運転停車体験は価値があると考えます。
これまでも、トンネル内の信号場で列車が通過しない側の乗降ドアや貫通扉を開けての風体験企画もされているのは、よいアイデアと思います。
以上ですが、将来への拙意見はさておき今回、2025年11月1日・2日の「超快速スノーラビット&超低速スノータートル」ツアーの成功を期待します。
※ 筆記にあたり、Wikipediaの北越急行関連の内容を参考にさせていただきました。

※ 写真は本文と無関係です。