富山地鉄全線を日中一日で乗車するコースの一例です
富山地方鉄道の今後の方向性についての話題が多くなってきました。
全線108.3kmのうち、本線の滑川~宇奈月温泉31.5km、立山線岩峅寺~立山14.0km、不二越・上滝線月岡~岩峅寺5.8kmの3区間、計51.3kmについて廃止の方向で検討またはその準備に取りかかっているとのことです。
富山地鉄全体の47%、全路線の約半分を占める比率で、存続するには自治体の支援が前提という形です。
月岡~岩峅寺間については、富山地鉄が列車の運行と施設を保有し、自治体が施設の維持管理費を負担する「見なし上下分離方式」となるようです。
富山地鉄の全線存続を願うところですが、自治体の補助金があってこそであり、先行きは不安が伴います。
今回は、市内電車を含めて、富山地鉄の全線を一日で効率よく乗車するコースを考えてみました。
なお、毎回のことですが、日中の列車乗車による車窓観光が主体であり、宇奈月温泉駅からの黒部峡谷鉄道と、立山駅からの立山黒部アルペンルートへの、それぞれの乗り継ぎなどは考慮していませんので、ご了承ください。
富山地方鉄道鉄道線・市内電車全線乗車コースの一事例(土曜・休日乗車)
切符は、「鉄道線・市内電車1日フリーきっぷ」3,400円が最適です。
列車区間別の効率的な乗り方にもよりますが、通常の切符購入よりも3千円ほど安価になります。
なお、2日間用6千円もありますが、これは富山地鉄沿線で2日間かけて観光する人向きです。
【コース事例】
電鉄富山9:17発→不二越上滝線→9:53岩峅寺9:58→立山線→10:25立山10:30→立山線→11:17寺田11:48→本線→13:22宇奈月温泉13:44→本線→15:26電鉄富山
(以下、市内電車)
電鉄富山15:35→15:54南富山駅前16:05→16:28富山16:30→16:54岩瀬浜17:04→17:36丸の内17:42→17:51富山大学前17:54→17:59丸の内18:06→(大手モール経由)→18:30富山
※市内電車の各系統番号は略させていただきました。
以上ですが、立山駅や宇奈月温泉駅では、ある程度の下車時間をおきたいところですが、明るいうちの全線乗車を考慮すると、上記時間にせざるを得ませんでした。
富山地鉄の顔ともいえる14760形をはじめ、懐かしい元西武16010形や元京阪10030形など、富山地鉄電車の乗車自体を楽しむことが秘訣です。
東京から日帰りも可能ですが、できれば氷見線乗車もお薦めします
東京からでも富山地方鉄道全線に乗車しての日帰りは可能です。
列車時間は、
東京6:16発→北陸新幹線かがやき501号→富山8:23着。
富山18:40発→(同)かがやき516号→東京21:56着です。
富山でもう一日の余裕があれば、富山から高岡へ移動して氷見まで、JR西日本の氷見線車窓から見る日本海をお薦めします。
※ 筆記にあたり、旅行総合研究所タビリス「富山地鉄、新魚津~宇奈月温泉間も廃止検討。立山線は廃止手続きへ」を参考にさせていただきました。

※ 写真は本文と無関係です。