JR東日本の東京からJR東海区間の熱海、辰野、塩尻以西と、御殿場・身延線、加えて大井川・岳南・明知鉄道を巡るコース事例です
2025年9月5日付けの、「「秋の乗り放題パス」2025年度版でどこへ行く? 新青森~五稜郭の木古内乗継ダイヤをみる」の続編です。
「青春18きっぷ」と「秋の乗り放題パス」の最大の魅力は、JRならどの会社路線でも乗れるという点です。
その意味では、他のJR路線に跨って旅行する方が「秋の乗り放題パス」の価値は一層高まると言えます。
JRになってから自社路線のみが対象の切符、パス類が多くなるのは分割民営になった以上、仕方ないことで、全国の新幹線・特急グリーン車乗り放題の「フルムーンパス」や、国鉄の「ワイド周遊券」を別の形にした「周遊きっぷ」などは廃止されました。
その意味で、どのJR会社路線にも乗れる「青春18きっぷ」と「秋の乗り放題パス」は貴重な存在です。
「青春18きっぷ」にはない「秋の乗り放題パス」の強みと言えば安さです。
同じ3日間連続でも、1万円と7,850円との違いです。
一日当たり3,334円と2,617円との違いです。
「秋の乗り放題パス」の利用期間は限られますが、1日当たり2,617円の安価さは魅力です。
今回は、JR東日本区間からJR東海区間に跨るコース事例を紹介します。
具体的には、JR東日本の東京から出発し、JR東海の境界駅、国府津、熱海、甲府、塩尻、辰野からJR東海に入って、同じJRでも随分個性が異なるものだなぁという変化を観察する旅です。
毎回のことですが、車窓が観光の認識で、現地での観光時間等は見込んでいませんのでご了承ください。
列車時間は、土曜・休日のものです。
1 東京→東海道線→金谷→大井川鐵道→岳南鉄道→御殿場線→東海道線→東京
東京7:01→東海道線(JR東日本)→8:59熱海9:06→東海道線(JR東海)→11:00金谷11:05→大井川鐵道→11:50川根温泉笹間渡12:03→大井川鐵道→12:46金谷12:51→東海道線(JR東海)→14:02吉原14:26→岳南鉄道→14:48岳南江尾14:55→岳南鉄道→15:17吉原15:23→東海道線(JR東海)→15:38沼津16:30→御殿場線(JR東海)→18:02国府津18:04→東海道線(JR東日本)→19:13東京
(補足)
私鉄の大井川鐵道、岳南鉄道と、JR東海の御殿場線に乗車するコースです。
大井川鐵道の千頭側は災害による運休により、起点の金谷から川根温泉笹間渡までで折り返します。
岳南鉄道は、終着の岳南江尾駅での電車折り返しの間、高速の東海道新幹線との対照性が興味深い駅です。
御殿場線は、旧東海道線の設備を随所に感じる栄枯盛衰が見どころです。
なお、大井川鉄道(往復1,840円)と岳南鉄道(往復740円)の運賃は別払いです。
2 東京→東海道線→御殿場線→岳南鉄道→金谷→大井川鐵道→東海道線→東京
(1)東京8:26→東海道線(JR東日本)→9:40国府津9:50→御殿場線(JR東海)→10:42御殿場10:57→11:31沼津11:36→東海道線(JR東海)→東海道線→11:51吉原11:58→岳南鉄道→12:19岳南江尾12:25→岳南鉄道→12:46吉原13:08→14:21金谷14:35→大井川鐵道→15:18川根温泉笹間渡15:30→大井川鐵道→16:16金谷16:51→東海道線(JR東海)→18:43熱海18:55→東海道線(JR東日本)→20:48東京
(補足)
御殿場線→岳南鉄道→大井川鐵道の順に巡る、1とは逆の3路線訪問コースです。
なお、1・2のコースとも、大井川鐵道は運転日が特定されるSL・客車列車ではなく、毎日運転の普通電車での往復です。
(1)東京6:30→東海道線(JR東日本)→7:44国府津7:48→御殿場線(JR東海)→9:28沼津9:33→東海道線(JR東海)→9:51富士10:22→身延線(JR東海)→13:18甲府13:51→中央線(JR東日本)→14:39大月14:47→中央線中央特快(JR東日本)→16:28東京
(2)東京8:26→東海道線(JR東日本)→9:40国府津9:50→御殿場線(JR東海)→10:42御殿場10:57→11:31沼津11:36→東海道線(JR東海)→11:55富士12:22→身延線(JR東海)→15:18甲府15:33→中央線(JR東日本)→17:14大月17:29→中央線中央特快(JR東日本)→18:30東京
(補足)
JR東海の御殿場線と身延線の2路線に乗車するもので、御殿場線を先に、身延線を後に乗車するコースです。
どちらを先に乗るか、後にするかはお好み次第です。
(1)東京8:08→中央線中央特快(JR東日本)→9:09高尾9:18→中央線→10:55甲府10:59→身延線(JR東海)→14:02富士14:06→14:26沼津14:33→御殿場線(JR東海)→16:15国府津16:18→東海道線(JR東日本)→17:35東京
(2)東京8:49→中央線中央特快(JR東日本)→9:28国分寺9:30→中央線快速→9:56高尾9:57→中央線→11:41甲府12:11→身延線(JR東海)→15:34富士16:00→16:21沼津16;30→御殿場線(JR東海)→18:02国府津18:04→東海道線(JR東日本)→19:13東京
(補足)
3のコースとは逆回りで、身延線を先に、御殿場線を後に乗車するコースです。
4の(2)は移動時間が長く、(1)の時間帯の方が効率的です。
◆(1日目)東京→中央線→塩尻→中央線→恵那→明知鉄道→明智→明智鉄道→中央線→名古屋→豊橋(泊)
※明知鉄道の運賃は往復1,380円
東京6:01→中央線中央特快(JR東日本)→7:01高尾7:05→8:39甲府8:50→中央線→10:45塩尻10:49→中央線(JR東海)→12:54中津川13:19→13:29恵那13:39→明知鉄道→14:29明智14:59→明知鉄道→15:49恵那16:03→中央線→17:16名古屋17:30→東海道線特別快速→18:24豊橋(泊)
豊橋8:11→飯田線(JR東海)→12:10天竜峡12:33→飯田線→(辰野までJR東海。辰野からJR東日本)→16:12茅野16:44→17:07小淵沢17:25→中央線→19:42高尾19:45→中央線中央特快→20:44東京
(補足)
最後に、中央線と飯田線の全線に乗車し、途中の恵那で明知鉄道に寄り道するコースです。
明知鉄道では途中、33‰急勾配の飯沼駅が見どころで、この勾配を東京でいえば、総武緩行線御茶ノ水駅の、秋葉原方面寄り先頭車側が33‰急勾配の途上にあります。
2日間の長距離、長時間普通列車の旅で、さらに195.7kmに94駅、2kmに1駅の飯田線の中で、途中いくつかの秘境駅を車窓から観察するのがポイントです。
以上、ほとんど机上旅行の感は拭えませんが、列車ひと筋の人もいるだろうことを期待しながら書かせていただきました。
「秋の乗り放題パス」計画や、紙上旅行であっても楽しめる部分があったら幸いです。
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