JR西日本の大阪を基点にJR東海の区間にまたがる往復普通列車、6種コース事例です
昨日の「「秋の乗り放題パス」でどこへ行く? JR西日本区間からJR東海区間へ行く」の続編です。
今回は、「秋の乗り放題パス」を使っての、JR西日本の大阪を起点にJR東海区間への乗車コースの事例を紹介します。
JR西日本とJR東海の境界駅は、東海道線米原、関西線亀山、紀勢線新宮、高山線猪谷があります。
このうち、猪谷は高山線全線を通しての普通列車の効率的移動は難しいためここでは除き、米原、亀山、新宮の3駅いずれかでの乗り継ぎ、計6コースとしました。
ポイントになる駅等は太字としています。
◆1 紀勢線一周その1(和歌山→新宮→亀山方向)
大阪6:24→大阪環状線内回り線(西九条経由)→6:43天王寺6:49→阪和線→7:24日根野7:28→7:58和歌山8:07→紀勢線→9:09御坊9:12→9:55紀伊田辺10:45→12:09串本13:05→14:14新宮15:31→(JR東海区間)紀勢線→19:41亀山20:16→(JR西日本区間)関西線→20:44柘植21:05→草津線→21:56草津22:06→東海道線(琵琶湖線)新快速→22:57大阪
(補足)
紀勢線全線乗車で、和歌山から亀山に向かうコースです。
大阪発6時台でありながら、帰着は23時近い強行的なもので、一般性には欠ける結果ではありますが、紀勢線ではJR西日本区間では太平洋車窓の明るい開放感、JR東海区間では紀伊長島〜梅ヶ谷の荷坂峠の急勾配と戦う気動車エンジン音の唸りが見どころ、聴きどころです。
串本と新宮ではそれぞれ1時間以上の待ち時間があり、有効に活用したいものです。
◆2 紀勢線一周その2(亀山→新宮→和歌山方向)
大阪5:00→東海道線(JR京都線)5:46京都5:48→東海道線(琵琶湖線)→6:11草津6:16→草津線→7:07柘植7:08→関西線→7:34亀山7:49→紀勢線(JR東海区間)→8:51多気9:43→13:20新宮→新宮駅近郊周遊→新宮15:51→紀勢線(JR西日本区間)→18:15紀伊田辺18:22→19:14御坊19:16→20:18和歌山20:30→阪和線紀州路快速→21:59大阪
(補足)
1のコースと逆に、紀勢線全線を亀山から和歌山に向かうコースです。
こちらも大阪は5時発、帰着は約22時で実行性にはかなり不足がありますが一応、机上旅行上は可能ということでご覧ください。
大阪6:31→大阪環状線内回り線(西九条経由)→6:48新今宮6:52→関西線(大和路線)→7:39奈良7:50→8:04加茂8:15→関西線→9:37
亀山10:10→(JR東海区間)紀勢線→10:27津10:30→紀勢線・参宮線快速「みえ3号」→11:34鳥羽12:02→参宮・紀勢・関西線・伊勢鉄道快速「みえ10号」→14:10名古屋14:35→東海道線→14:38
枇杷島14:43→JR東海交通事業城北線(運賃450円別払)→15:00勝川15:20→中央線→15:39多治見15:56→太多線→16:25美濃太田16:28→高山線→17:09岐阜17:20→東海道線→18:09米原18:17→(JR西日本区間)東海道線(琵琶湖線)新快速→19:43大阪
(補足)
JR東海の参宮線、太多線に、名古屋近郊でありながら乗車機会の少ないJR東海交通事業城北線を加えたコースです。
近鉄、名鉄を横目に、JR東海の列車が我が道で進むところを応援したくなってきます。
◆4 高山往復コース
大阪5:55→東海道線(JR京都線・琵琶湖線)快速→7:40米原8:04→(JR東海区間)東海道線→8:36大垣8:40→8:53岐阜9:09→高山線→9:44美濃太田9:54→高山線→12:34高山→高山駅近郊周遊→高山14:53→高山線→17:28美濃太田17:35→18:07岐阜18:21→東海道線→19:09米原19:18→(JR西日本区間)東海道線(琵琶湖線・JR京都線)→20:42大阪
(補足)
高山を往復するコースで、高山での観光時間は約2時間です。
高山発着の普通列車本数と時間帯に制約があるため、往復とも東海道線での同経路となります。
◆5 静岡往復コース
大阪6:21→東海道線(JR京都線・琵琶湖線)→8:05米原8:25→(JR東海区間)東海道線新快速→10:28豊橋10:43→11:17浜松11:27→12:41静岡→静岡観光→静岡14:11→15:22浜松15:25→15:58豊橋16:02→東海道線新快速→18:09米原18:17→(JR西日本区間)東海道線(琵琶湖線・JR京都線)→19:43大阪
(補足)
4の高山と同様、大阪から静岡への単純な東海道線往復コースで、静岡での観光時間は1.5時間です。
名鉄、近江鉄道との並走のほか、大阪〜米原、岐阜〜豊橋でのJR西日本とJR東海との新快速同士の個性、高速運転、転換クロスシートの味わいの違いを体感するのもポイントです。
大阪6:21→東海道線→7:20草津7:33→信楽高原鐡道(運賃片道当たり450円別払)→8:29信楽9:46→信楽高原鐡道→10:09貴生川10:13→草津線→10:30柘植10:40→関西線→11:03亀山11:16→(JR東海区間)紀勢線→12:06松阪13:09→名松線→14:33伊勢奥津15:08→名松線→16:34松阪16:51→17:41亀山17:43→(JR西日本区間)関西線→19:06加茂19:19→19:37奈良19:45→関西線(大和路線)快速→20:39大阪
(補足)
JR東海の名松線と第三セクターの信楽高原鐵道を味わうコースです。
関西線の加太〜柘植の加太越え、中在家信号場跡地前後など見どころです。
また、かつての関西線栄光時代の面影を残す、長いホームに1両の単行気動車が停まる光景は栄枯盛衰を感じます。
太平洋を存分に見ながらの紀勢線、全盛期の面影を残す、関西線の長大駅ホーム、紀勢線荷坂峠、関西線加太越え、中在家信号場跡など、時間と体力があれば普通列車で存分に味わいたいところです。

※ 写真は本文と無関係です。