初富〜鎌ヶ谷大仏間にあるアンダーパス立体交差道路を歩いてみました
京成松戸線は、地平部分を走る区間がほとんどで、踏切も多くあります。
踏切の多い中で、松戸~上本郷、八柱~常盤平、五香~元山、初富~鎌ヶ谷大仏、新津田沼~京成津田沼の5区間において、国道や県道と立体交差している箇所があります。
松戸線に限りませんが、鉄道と道路とが立体交差していると、列車に乗っている時は踏切事故がなくなり、クルマや徒歩の時は踏切での待ち時間がなく、列車との接触事故も減ります。
立体交差は両者にとって良いことではありますが、クルマに乗っている時に困ることとして、道路が鉄道の下をくぐる、いわゆるアンダーパスにおいて、大雨時に水が溜まって通過できなくなることです。
アンダーパス構造では、集中豪雨等で短時間での大雨に見舞われると、鉄道の真下の地点に両側から水が流れてきた際、それをさばき切れず、冠水となります。
大量の冠水の中をクルマが通過しようとすると、水位によってはエンジンが停止して動けなくなったり、最悪の場合は水没を招きます。
初富〜鎌ヶ谷大仏間のアンダーパス道路を見る
京成松戸線は風雨等の荒れた天候でもほとんど運休しないことで信頼性がある路線ですが、松戸線を潜る道路の方は、冠水注意区間として、五香~元山、初富~鎌ヶ谷大仏の2か所があります。
大雨とは無縁の日ではありますが、初富~鎌ヶ谷大仏の区間の現場を歩いてみました。
アンダーパスでの下り坂に入る前に、「この先 冠水凍結注意」の黄色い立て看板がありました。
道路が松戸線の線路方向へと急勾配を下っていくと、道路脇の壁側に、水位1.5m、1.0m、0.5mの順に、地面からの水位の高さを示す表示がありました。
歩行者・自転車は、車道より高い位置に造られていました。
車道側が冠水時であっても、歩行者側は地面が高い分、歩いて進める可能性が、少なくともクルマよりは高い構造でした。
アンダーパスとオーバーパス
水没の恐れがある時は、この立体交差道路から百メートルほど西側の踏切区間を迂回する方が無難です。
そうした意味では一般論として、道路が鉄道の上を越える、いわゆるオーバーパスの方が、大雨であっても、少なくとも冠水を招かないとは言えます。
松戸線については、アンダーパスはあっても、オーバーパスは松戸~上本郷の1か所のみとなっています。
(余談)武蔵野線新松戸付近のアンダーパス
松戸線から話は逸れますが、松戸線と接続する常磐線・武蔵野線では、新松戸駅付近にアンダーパスがあります。
とくに武蔵野線新松戸~南流山の道路側、アンダーパス区間は大雨時、線路下道路に水が溜まりやすく、その際は道路側に急勾配のない立体交差道路への迂回が常道となっています。
台風の多い時期を迎えますが、道路だけでなく、少し前に他の地域で発生した地下駐車場への雨水流入による大量のクルマ水没にも留意したいものです。



