駅ホームで先頭に立って列車を待つ際、後ろから押されてホーム転落、列車に引かれないかという不安・緊張感の話です
Yahoo!ニュース、2025年10月20日付け「JR甲府駅ホームで“突き飛ばし” 男性が線路に落下し重傷」の記事を拝読しました。
10月20日8時30分頃、中央線甲府駅上りホームで、32歳の男性容疑者が60歳台の男性を突き飛ばして線路内に落下させて重症を負わせた後、上り電車で移動、大月駅で身柄確保、逮捕されたとのことです。
列車は進入していなかったようです。
仮に列車が勢いよく入線してきて、目の前を通過する直前に突き落とされたとしたら、生命の危険があります。
ホームドアがあれば別ですが、首都圏での利用者の多い駅が優先の状況で、中央線は甲府駅を含めて高尾以西の各駅がホームドア整備の対象にはなっていません。
常磐線は北千住~取手が複々線で、快速と各駅停車の緩行線に分かれ、上野発着電車は上野~北千住が各駅停車、北千住以北が主要駅停車の快速として運行しています。
緩行線は東京メトロ千代田線と相互乗り入れし、北千住~我孫子で快速通過駅をフォローします。
筆者は、JR線では常磐線に乗る機会がもっとも多いですが、最後部からの展望車窓を眺めるべく、駅ホームで待つ際、最後部車両の最後部ドア位置に立つことがあります。
常磐緩行線については、ホームドアが整備され、ワンマン運転となりましたので、最後部位置でも安心して立つことができます。
最後部位置の先頭でも安心して待つことができるのは、ホームドアの長所の一つです。
また、乗車後、最後部の乗務員室は無人となりましたので、気遣わずに最後部からの車窓を見続けることもできます。
一方、常磐快速線の方は、まだホームドアが整備されていないため、快速ホームの各駅で、ホームで一番前に立ち、その背後に他の利用者が並んでいると、後ろから押されないかと不安になることがあります。
特急や貨物列車も高速で通過します。
常磐快速線は10両編成と15両編成がありますが、15両編成がホームに進入する時、最後部位置に立っていると、かなり高速で進入してきます。
こんなに飛ばしてきて所定の停車位置をオーバーランしないかと思うほどですが、きちんと所定位置に停止します。
15両編成で先頭車両の停止位置に立つと、背後から押される不安は最後部と同じですが、電車速度は停止直前のため、低速です。
最後部車両位置に立つのが不安なら、一番前に立たなければよいということになりますが、自分ではなくとも誰かが先頭に立たなければなりません。
そもそも首都圏全体で見れば、東京近郊以外では、また私鉄では、ホームドアの整備計画の土俵にも乗っていない駅も多くあります。
常磐線の場合、藤代以北のホームドア整備は白紙状態です。
そんなに不安なことばかり考えていたら通勤電車に乗れないよ、ということになるでしょうか。
いずれにしても、ホームドアが整備されるまでの間、駅ホームの先頭で立つ時、とくに列車が進入する際の緊張感は続きそうです。


