「普通」電車で乗降人員の少ない駅の下車体験をしながら、1000形の内容に関心を抱くと一層楽しめます
2025年10月30日付け、「【シニア限定】京急全線1日フリーきっぷ」でどこへ行く?6つの起点・終着駅巡り快特満喫コース事例」の続編です。
京急では全72駅の、2024年度「駅別1日平均乗降人員」データを公表しています。
同データで、乗降人員の多い駅と少ない駅を見てみたいと思います。
【乗降人員の多い駅】(※第15位まで)
順位 駅 乗降人員(単位:人)
1 横浜 297,707
2 品川 241,688
3 上大岡 126,823
4 京急川崎 123,389
5 羽田空港第1・第2ターミナル 111,697
6 京急蒲田 61,303
7 金沢文庫 59,752
8 横須賀中央 58,695
9 金沢八景 58,316
10 平和島 44,102
11 追浜 38,784
12 京急久里浜 37,990
13 羽田空港第3ターミナル 36,613
14 青物横丁 35,970
15 杉田 30,965
【乗降人員の少ない駅】(第72位~第59位まで+空港線天空橋駅)
順位 駅 乗降人員(単位:人)
72 神奈川 4,209
71 安針塚 4,297
70 逸見 4,491
69 京急大津 4,530
68 神武寺 4,982
67 津久井浜 5,949
66 新大津 5,979
65 京急長沢 6,442
64 子安 6,996
62 京急新子安 7,292
61 港町 7,737
60 馬堀海岸 8,357
59 北品川 8,977
◆「【シニア限定】京急全線1日フリーきっぷ」で乗降人員の少ない14駅+1駅を巡る旅
今回は、「【シニア限定】京急全線1日フリーきっぷ」を使いながら、京急の全72駅の中で乗降人員の少ない駅を訪問するのはいかがでしょうか、というコース提案です。
快特と特急が高速運転で多くの駅を通過する中で、「普通」(各駅停車列車)だけが停車する駅が主体となります。
いわば「普通」電車だけが停車する駅巡りです。
なお、久里浜線浦賀~三崎口は、快特と特急が主体ですが、この区間では実質的に「普通」(各駅停車)と同じです。
コースの概略
横浜を起点に、もっとも乗降人員の少ない神奈川駅を一番最初に訪問し、そのあとは順路に沿いながら、逗子、浦賀、久里浜方面の該当駅で下車し、横浜に戻ってから椎名川方面に向かいつつ、大師線の該当駅を訪ねます。
空港線には第60位以下の駅に該当はありませんが、空港線に全く乗らないのもどうかと思いますので、空港線の6駅でもっとも人員の少ない天空橋を訪問することとしました。
最後に、終日、乗降者の多い品川の隣、北品川を訪問して終了します。
品川と北品川の2駅の対照性、品川の隣駅との差異を比べてみるのもポイントです。
京急の「普通」(各駅停車列車)は10分間隔で、各駅での下車時間は20分を目安としています。
◆乗降人員の少ない駅を巡るコース事例(起点:横浜駅)
上りと下り、どちらの方向の電車に乗ったらよいか戸惑うこともあろうかと思われますので、乗車する電車の種別と行き先を併記しました。
「特急」「急行」のうち、通過駅のある列車は青字、「特急」「急行」で表記しました。
横浜8:06→「普通」品川行き→8:07神奈川(72位)8:33
→「普通」浦賀行き→8:34横浜8:40→「特急」三崎口行き→8:55金沢八景8:59→逗子線「普通」逗子・葉山行き→9:06神武寺(68位)9:27
→「急行」羽田空港行き→9:32金沢八景9:41→浦賀本線「普通」浦賀行き→9:48安針塚(71位)10:08
→「普通」浦賀行き→10:09逸見(70位)10:36
→「普通」浦賀行き→10:37馬堀海岸(60位)10:55
→「普通」品川行き→10:58堀ノ内11:05→久里浜線「特急」三崎口行き→11:07新大津(66位)11:27
→「特急」三崎口行き→11:38京急長沢(65位)11:39
→「特急」三崎口行き→11:40津久井浜(67位)(※昼食休憩)13:01
→「特急」青砥行き→14:13神奈川新町14:15→「普通」品川行き→14:16子安(64位)14:36
→「普通」品川行き→14:37京急新子安(62位)14:58→「普通」品川行き→15:00花月総持寺(63位)15:21
→「普通」品川行き→15:27京急川崎15:35→大師線「普通」小島新田行き→15:37港町(61位)15:56
→「普通」京急川崎行き→15:58京急川崎16:10→空港線直通「急行」羽田空港行き→16:21天空橋(34位)16:52
→「特急」印旛日本医大行き→17:01平和島17:03→「普通」品川行き→1714北品川(59位)17:35
→「普通」品川行き→17:36品川18:00→「快特」三崎口行き→18:17横浜
同じ「普通」でも乗車したのは1000形?1500形?1000形は何次車かを探求する興味
京急の関心事は快特の高速運転が一番ですが、車両形式別の内容探求、とくに1000形の種類に関心を持つと、走ってはすぐに隣駅に着く「普通」でも、面白みが増してきます。
「普通」の電車形式は1000形と1500形主体ですが、とくに1000形は細部が異なっていて、23次車まであります。
言い換えれば同じ1000形でも23種類あるということで、2002年度に投入後、2025年度でも引き続き新製され続けています。
外観上の違いだけでも、
〇編成両数は8両か、6両か、4両か?
〇車体はアルミ車か、ステンレス車か?
〇パンタグラフは何号車にあるか、パンタグラフは1両に1基(片パンタ)か2基(両パンタ)か?
〇運転士背後に窓はあるか、それとも壁か?
〇通常の車体色か、ラッピング編成か?
等々、1000形の23種類の違いや変化を探求していくと一日を消費するほど、趣味的には興味深い形式です。
京急には1000形・1500形のほかに、2100形と600形もあります。
以上ですが、高速運転が売り物の京急で「快特」にほとんど乗車せず、「普通」中心のコースで、隣駅までの距離が短いゆえ、走ってはすぐに停まり、途中でじれったくなってくるかもしれません。
JR東日本の、東海道線に対する京浜東北線の停車駅の多さどころではありません。
しかしながら、横浜、品川、上大岡、京急川崎、羽田空港といった終日利用者の絶えない駅とは正反対に、地元地域でひっそりと駅として存在する姿も京急の一面であり、ある意味、貴重な体験になるかと思います。
乗降が最も少ない神奈川、安針塚、逸見の3駅だけでも下車体験してみるのはいかがでしょうか。
tairayukiblog.hatenablog.jptairayukiblog.hatenablog.jp
