10社それぞれの下車指定2駅と達成賞受取最寄り駅までの時間・運賃案内です(当企画の感想を最後に一言添えました)
首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)、東武、東京地下鉄(東京メトロ)、東急、京成、小田急、京急、西武、京王、相鉄の10社連名により、2025年11月6日付で、「私鉄10社共同企画 「私鉄10社 スタンプラリー」を11月12日から開催します。2025年11月12日(水)から2026年1月25日(日)まで」のプレスリリースがありました。
参加者は、大手私鉄10社がそれぞれ指定した2駅でオリジナルスタンプをパンフレットに押印後、達成賞お渡し場所で、各社独自デザインの「オリジナル電車トレーディングカード」を受け取るものです。
また、複数の鉄道路線で乗降し、専用応募ハガキで応募用スタンプを3種(3社分)集めると「3社賞」A4ファイル(抽選で100名)、以下同様、5種(5社分)で「5社賞」各社グッズ(100名)、8種(8社分)「8社賞」各社スタンプ(20名)、10種(10社分)で「10社コンプリート賞」(10名)に応募する内容です。
各社の下車指定駅と達成賞最寄り駅の所要時間・運賃ガイド
実際に各下車指定駅を訪問するとしたら、主要駅からどの程度の移動時間、運賃を要するかを調べてみました。
以下、各路線単位で、乗車開始駅はいずれも山手線との乗り換え駅を基準としました。
青の細字駅は、出発駅を示します。
赤の太字駅は、下車指定駅です。
最終の青の太字駅は、「達成賞お渡し場所」の最寄り駅です。
記載した特急・急行は、全て料金は不要です。
〇つくばエクスプレス(首都圏新都市鉄道)
秋葉原→快速17分、471円→八潮→区間快速23分、682円→みらい平→区間快速40分、943円→秋葉原
【補足】
秋葉原~みらい平は44.3㎞ありますが、つくばエクスプレスは高速運転をするので、距離に対しての所要時間は短いです。
〇東武
池袋→東上線急行27分、377円→ふじみ野→急行→池袋→JR山手線・常磐線、日暮里、北千住経由785円→北千住→急行4分、178円→西新井→スカイツリーライン急行+普通17分、261円→浅草
【補足】
10路線の中で、もっとも移動距離が長い、東上線とスカイツリーライン2路線を行く下車指定駅です。
池袋→ふじみ野は急行27分ですが、ふじみ野→西新井は池袋に戻って、山手線・常磐線で北千住に向かい、東武スカイツリーラインに乗り換えます。
ふじみ野→西新井の電車移動距離は、途中のJR2路線を含めて40.1㎞あります。
神田→銀座線1分、178円→三越前→銀座線→日本橋→東西線20分、252円→浦安→東西線→茅場町→日比谷線24分、252円→秋葉原
【補足】
山手線の駅から出発前提で神田としましたが、神田~三越前は0.7㎞で、地下ホームまで上がったり下がったりする分、直接歩いたほうが速いです。
三越前→浦安→秋葉原は、他の私鉄路線の指定駅移動と比べ、移動距離がもっとも短く手軽なコースです。
〇東急
目黒→目黒線急行5分、180円→大岡山→目黒線急行18分、320円→新横浜→新横浜線・目黒線・東横線急行11分、297円→武蔵小杉
【補足】
目黒→大岡山→新横浜→武蔵小杉、いずれも直通急行がありますので、移動は楽です。
〇京成
日暮里→特急20分、335円→京成八幡→特急+普通48分京成津田沼経由502円→くぬぎ山→京成津田沼経由→普通+特急1時間10分、680円→京成上野
【補足】
本社の駅と.元の新京成本社のあった最寄り駅とを指定したような印象です。
くぬぎ山→京成上野は、京成に敬意を表して京成津田沼回りの往路と同コースで戻りますが実際には、くぬぎ山→松戸→常磐快速線→上野→徒歩→京成上野とたどれば、電車乗車時間40分、527円で済みます。
〇小田急
新宿→急行11分、199円→経堂→急行40分、324円→唐木田→新百合ヶ丘経由、急行+快速急行45分、387円→海老名
【補足】
新宿→経堂→唐木田は、急行で直通です。
唐木田→海老名は、新百合ヶ丘乗り換えです。
〇京急
品川→特急17分、277円→天空橋→急行59分、566円→逗子・葉山→金沢八景経由普通+快特35分、455円→京急川崎
【補足】
品川→天空橋は羽田空港行き特急、天空橋→逗子・葉山は急行で、それぞれ直通電車があるので、移動は楽です。
逗子・葉山→京急川崎は、金沢八景で快特または特急乗り換えです。
〇西武
池袋→池袋線急行22分、356円→所沢→西所沢・西武球場前経由、狭山線・山口線18分、220円→西武園ゆうえんち→多摩湖・小平経由、多摩湖・拝島・新宿線急行27分、220円→田無
【補足】
池袋→所沢は池袋線急行で一本ですが、所沢→西武園ゆうえんち9.1㎞と、西武園ゆうえんち→田無11㎞は、それぞれ移動距離は短いですが、電車は2回乗り換えです。
〇京王
渋谷→井の頭線永福町経由急行+普通17分、209円→富士見ヶ丘→明大前経由、井の頭線・本線特急50分、356円→高幡不動→特急35分→新宿
【補足】
富士見ヶ丘は井の頭線渋谷発で急行に乗車し、永福町で「普通」各駅停車に乗り換えるのが通常です。
富士見ヶ丘から高幡不動へは、明大前乗り換えで、特急で向かいます。
〇相鉄
横浜→快速23分、292円→弥生台→21分、331円→新横浜→33分、394円→海老名
【補足】横浜→弥生台→新横浜→海老名の3区間の移動は、すべて直通電車もありますので、乗り換えのない楽なコースです。
10社20駅下車達成の記念品についての感想
以下は筆者の感想です。
路線の2駅下車で「オリジナル電車トレーディングカード」が受け取れることはよいと思います。
一方、各社の応募用スタンプを全10種(10社分)集めると「10社コンプリート賞」に応募でき、各社の鉄道関連品が1社1名、計10名に、また「8社賞」では各社スタンプが計20名に当たります。
「10社コンプリート賞」の景品は鉄道ファンには魅力があります。
当選を目標に約3か月の期間内に、全10路線の指定駅で下車すること自体は、東京近郊エリアの範囲であることから、さほど難しくないとは言えます。
反面、少なくとも最小限2日、通常は3日~4日間の日程が必要かと思われ、10社20駅に下車しての「10社コンプリート賞」が計10名というのは、当選の確率は相当厳しい、ほとんど可能性が低いものです。
それでも食指が動いて応募者が相応にあれば企画は成功といえますが、とくに10社20駅に下車してきたた労力に報い、別の記念品等により、もう少し当選人数は多くしてもよいのではないかと思います。
文句を言うなら参加するな、参加しなければよいというコメント等をよくいただきますが、それはそれとして、10の鉄道会社で20駅下車の規模は容易でないことに対する、鉄道側からの応募者に対しての、もう少し多くの景品配慮はあってもよいのではないかと、素朴に感じました。
