松戸駅と東松戸駅を中心とする対東京、羽田・成田空港等への現況を再確認してみました
Merkmal(メルクマール)、2025年11月15日付け、「「東京に近いのに不便?」 千葉県の50万人級都市が便利そうで“イマイチ”な理由」を拝読しました。
筆者は松戸に50年通勤の経過があるゆえ、松戸が他の人からどのように映っているのか、関心があります。
今回は、拝読した内容を一部引用させていただきながら、自分の意見・感想を書かせていただきたいと思います。
以下、太字は引用させていただいた箇所、→は自分の感想です。
(引用。以下、同)
松戸の強みは、鉄道ネットワークの縦軸が太いことだ。主力の常磐線(上野東京ライン)は上野・東京・品川という新幹線停車の3駅に直通し、本数も多い。市川や船橋も総武快速で東京・品川に直通するが、3駅まとめて強いのは松戸だけである。
→(感想。以下、同)
→松戸は確かに「上野・東京・品川という新幹線停車の3駅に直通」し、総武線は上野には直通しませんが、市川から見れば、その代わりに総武線は中央・総武緩行線として、新宿直通という、常磐線にはない強みがあるという見方があると思います。
松戸は東京に加えて上野でも東北新幹線に接続とはいえ、総武線東京でも同新幹線に接続しているから同じという見方もできます。
また、常磐快速線から上野東京ラインで東京・品川に直通する本数は、総武快速線に比べると限られていて、基本は上野止まりという点では総武快速に一歩譲る点があります。
松戸駅と東松戸駅のふたつのハブ駅は微妙に離れており、直結していない。船橋の船橋駅と西船橋駅、市川の市川駅と本八幡駅は総武各停の隣駅だが、松戸駅と東松戸駅は乗り換えが必須で、両ルートの所要時間はいずれも概ね16~20分、時間帯によっては20分を超える。
→松戸駅と東松戸駅との乗り換え必須、所要時間は概ね16~20分、時間帯によっては20分を超えるのは指摘のとおりです。
その前に、松戸駅に対するハブ駅は東松戸の前に、新松戸のイメージがありました。
松戸~新松戸は、常磐緩行線で3駅、5.0㎞、所要6分、167円です。
松戸に対する東松戸は、乗り換えが伴うほかに、位置的に三角形の二辺的な、遠回りの迂回的な位置関係です。
松戸~八柱(新八柱)~東松戸は6.2㎞、乗り換えを含め所要20分弱前後、運賃313円です。
新八柱の乗り換えは、新松戸よりも手間と時間がかかります。
なお、松戸~新松戸~東松戸の武蔵野線新松戸経由は11.5㎞、所要25分前後、運賃230円ですが、新松戸での乗り換えは新八柱よりずっと迅速です。
松戸駅から東松戸駅経由で羽田空港に行くよりも、多くの時間帯では直接品川駅に出て京急に乗り換えたほうが早い。北総線で接続する日本橋、新橋、東銀座へも、直接都心に出て乗り換えた方が概してスムーズである。松戸駅周辺の住民に限らず、多くの住民にとって東松戸駅を経由する利点は、成田空港に向かう場合など極めて限定的である。
→松戸駅から羽田空港へ向かう際、東松戸経由の北総線で行く人はほぼ皆無に近いでしょう。
松戸駅から東松戸経由の羽田空港は、一旦、羽田空港への逆方向に進むことになって、手間・時間・運賃など全て非効率であり、新八柱での乗り換え構造も手間です。
ほとんどは松戸から常磐快速線・上野東京ラインの品川行きを選び、品川から京急のコースと思われます。
日暮里から山手線で浜松町、東京モノレール経由の人もいますが、いずれにしても松戸から東松戸に向かうケースはないと考えます。
一方、松戸から成田空港へは、直通はできないものの、京成松戸線で新鎌ヶ谷まで行き、北総線(成田スカイアクセス線。以下、同)に乗り換えるのが通常です。
新八柱から成田空港に向かう場合でさえ、武蔵野線で東松戸乗り換え北総線がありますが、京成松戸線で八柱から新鎌ヶ谷→北総線で成田空港という経路もとれます。
これは、「スカイライナー」が東松戸は全て通過しますが、新鎌ヶ谷は毎時1往復の「スカイライナー」が新鎌ヶ谷停車という点も理由として加わっています。
松戸から羽田空港は、上野東京ライン・京急品川経由で1時間10分、810円、浜松町から東京モノレールでは所要1時間、925円です。
東松戸から羽田空港への北総・京急経由は直通1時間10分、1,183円です。
松戸から成田空港は、京成松戸線から新鎌ヶ谷で北総(成田スカイアクセス線)で1時間、1,131円。
新鎌ヶ谷~成田空港を有料特急「スカイライナー」の場合、48分、1,931円です。
安価なルートとしては松戸~京成津田沼~成田空港で967円ですが、所要1時間30分を要します。
東松戸〜成田空港は北総線で33分、953円です。
東松戸駅から新橋に行く場合、北総線から都営浅草線に直通するルートより、武蔵野線・常磐線経由で松戸駅を通って都心に回り込む方が安くなる場合もある。離れたハブ駅は広域の人々に都心までの足を提供するメリットがあるが、両駅の恩恵に預かれる人は少なく、「便利そうで今ひとつ」という印象が残る。
→東松戸駅から新橋に行く際に、武蔵野線・京葉線コースはともかく、常磐線経由で松戸駅を迂回していくケースはまずないと思われます。
北総線を選択しない場合、通常の東松戸~新橋の移動は、武蔵野線・京葉線で東京直通後、山手線で新橋と思われます。
京葉線から山手線への乗り換えは距離がありますが、乗り換え自体は1回のみの利点があります。
そのほかでは、武蔵野線西船橋から、東京メトロ東西線快速に乗車、日本橋から(同)銀座線、一部は総武緩行線秋葉原経由、あるいは市川から総武快速線に再度乗り換えて新橋直通というルートかと思われます。
ちなみに、東松戸~新橋は、北総線・都営浅草線経由が30分、768円です。
武蔵野・京葉・山手線で1時間00分、571円、総武線秋葉原経由も同時間、同運賃です。
市川からの総武快速乗車は約50分です。
西船橋から東京メトロ東西線・銀座線経由は50分、471円の状況です。
東松戸駅方面に回れば武蔵野線や北総線の選択肢はあるが、松戸駅利用者には遠回りになりやすい。
一方、市川や船橋は
に交通が分散しており、どれかが止まっても別ルートに迂回できる。松戸は混雑や事故、遅延時のしなやかさに欠けるのである。
→市川・船橋は、総武快速・総武各停・京葉線・東西線・武蔵野線があるのは指摘のとおりですが、ほかに京成の本線や本八幡での都営新宿線も加わります。
ただ、市川市内の総武線と京葉線の駅は、本八幡と市川塩浜とでは離れすぎています。
松戸はご指摘のとおり常磐線に頼るほかはなく、常磐線が長時間不通の場合には北総線東松戸・新八柱経由で松戸のルートになります。
北総線経由の日本橋→東松戸→新八柱→松戸は、地図で見ると、四角形の三辺のイメージで、とくに新八柱→松戸の方向では東京側への逆戻りの形です。
千葉県の東京寄りエリア、松戸、市川、船橋、浦安を比べても、松戸だけは東京ディズニーリゾートへのアクセスが遠い。
市内に京葉線の駅がないため、松戸駅からは常磐線で新松戸駅に出て、武蔵野線で南船橋駅または新木場駅へ移動し、京葉線で舞浜駅に向かうルートになる。あるいは常磐線(上野東京ライン)で東京駅に出て、京葉地下ホームに乗り換える方法もある。いずれのルートも遠回りで複数回の乗り換えをともなう。
→松戸から東京ディズニーリゾートへは、新松戸から20分間隔の京葉線直通東京行きで舞浜下車すれば、新松戸の乗り換え1回だけです。
あるいは、京成松戸線松戸→八柱で武蔵野線に乗り換え、新八柱から京葉線直通東京行きに乗れば最寄り駅の舞浜に直通します。
松戸~新松戸~舞浜は43分、571円、松戸~八柱~舞浜は約40分、573円です。
少なくとも松戸~舞浜の移動は西船橋・新浦安経由であり、常磐線で上野・東京から京葉線での新木場経由はないでしょう。
東京外環自動車道の松戸インターチェンジ(IC)が開通したのは2018年6月である。しかし松戸ICは、高谷(湾岸)方面にだけ乗り、高谷方面からだけ降りられる「ハーフIC」だった。このため三郷ジャンクション(JCT)や常磐道、埼玉側へは直接アクセスできない。ドライバーが「便利そうで今ひとつ」と感じる要素になっている。
→三郷ジャンクション、常磐道、埼玉側へ直接アクセスできないのは指摘のとおりです。
ひとまず、高速道路が松戸市内でも使えるようになったという次元であり、松戸から埼玉、常磐道へは、三郷南や流山のIⅭを使っているのが現状です。
以上、松戸駅を中心とする意見・感想を書かせていただきました。
※筆記にあたり、Merkmal(メルクマール)、2025年11月15日付け、「「東京に近いのに不便?」 千葉県の50万人級都市が便利そうで“イマイチ”な理由」から一部を引用させていただきました。
