小児IC運賃は1乗車一律50円、小児ICカード限定全線フリー定期券導入等の変化もあります
西武から、2025年11月26日付けで「2026年3月14日に運賃改定を実施します ~同日より「小児均一運賃」の導入、「こども全線定期券」の発売を開始~ 」のニュースリリースがありました。
また、その前の同年7月23日付けで「~西武線沿線でのくらしやおでかけをより楽しんでいただきたい~ 2026年3月~ 小児運賃を均一にします」のニュースリリースがありました。
今回は、池袋と西武新宿を起点に主な駅までどの程度運賃が変わるか、IC運賃で見てみたあと、新たに導入される小児運賃の均一化についても見てみたいと思います。
(※ JR東日本の運賃改定も同日から、ダイヤ改正と併せて実施されます。)
◆「池袋」から主な駅までのIC運賃(単位:円)
駅 現行額→改定額
練馬 188→207
豊島園 188→207
石神井公園 220→245
保谷 252→284
ひばりヶ丘 282→323
秋津 314→362
所沢 356→402
西武球場前 387→442
小手指 387→442
入間市 450→521
飯能 481→557
東飯能 513→592
高麗 544→627
吾野 618→683
芦ヶ久保 722→758
横瀬 764→781
西武秩父 796→800
◆「西武新宿」から主な駅までのIC運賃(単位:円)
駅 現行額→改定額
高田馬場 157→169
鷺ノ宮 220→245
上石神井 252→284
田無 282→323
小平 314→362
小川 356→402
西武園 387→442
多摩湖 387→442
東大和市 387→442
玉川上水 387→442
拝島 450→521
久米川 356→402
東村山 356→402
所沢 387→442
狭山市 450→521
本川越 513→592
西武秩父 796→800
補足として、通常運賃(乗車券の額)は上記欄では略させていただいていますが、池袋~西武秩父の区間に限り運賃改定後も800円と同額であり、IC運賃でも改定額は4円にとどまっていました。
◆小児均一運賃の導入による運賃大幅値下げ
今回の運賃改定に合わせ、西武でも小児用ICカードで1乗車単位で均一運賃を導入することとなりました。
概要は以下の通りです。
〇西武線全区間が1乗車単位で50円均一
〇小児通学定期運賃(磁気・IC)が1ヵ月一律500円均一
〇小児通勤定期運賃(磁気・IC)が1ヵ月一律1,000円均一
〇西武線が乗り放題となる「こども全線定期券」(「小児全線フリー定期券」)が1ヵ月1,000円均一
小児通勤定期における均一運賃導入、小児ICカード限定の全線フリー定期券は、大手民鉄で西武が初ということです。
切符購入時は上記の適用とならず、大人の半額運賃となりますので、ご留意ください。
池袋~西武秩父の親子旅行で運賃改定後、2人合計800円近い安さに
小児が1乗車全線50円均一となったのは朗報で、池袋~西武秩父で見ると、大人は片道800円、往復1,600円ですが、往復8円増にとどまります。
加えて、小児は片道50円、往復100円に変わります。
池袋~西武秩父間は76.8㎞ですが、親子で相殺すると、約800円近くの交通費負担が減り、運賃改定後も行楽にお薦めできる区間です。
2026年3月運賃改定後、親子旅行、小児の集団移動等、新たな西武での鉄道利用促進効果を期待したいと思います。
※ 筆記にあたり、西武鉄道、2025年11月26日付けニュースリリースの「2026年3月14日に運賃改定を実施します ~同日より「小児均一運賃」の導入、「こども全線定期券」の発売を開始~ 」、同7月23日付け「~西武線沿線でのくらしやおでかけをより楽しんでいただきたい~ 2026年3月~ 小児運賃を均一にします」、及び「西武線運賃改定のご案内」のパンフレットを参考にさせていただきました。
