新京成オリジナル復刻塗装8813編成だけが見える角度に立った快晴日、8800形の栄光時代を思い出しつつ幸福感に浸った話です
京成松戸線全26編成のうち平日日中は、9編成が朝のみの通勤運用に充てられ、日中以降は少なくともそのうちの6編成はくぬぎ山車庫の末端位置に並列して休んでいるのが通例です。
通勤運用のない土曜・休日は、8編成が並ぶこともあります。
ジェントルピンクと標準色の編成が、概ね半々で休むケースが多いようです。
松戸線の車体色状況(2026.1.1現在)
2025年4月からの、新京成の京成松戸線化に伴い、車体色はジェントルピンクの京成標準色化が進行しており、2026年1月1日現在の車体色は下記の状況となっています。
〇標準色化完了:11編成(80016~80046、N818・N828・N848、8938、8807・8809・8812の各編成)
〇ジェントルピンク色:10編成(N858、8918・8928、8802・8803・8806・8811・8814~8816の各編成)
〇新京成復刻色:3編成(N838・8808・8813)
〇ピンク色から標準色化への作業中:2編成(80056・8810)
標準色とジェントルピンクが半々の状況です。
正確に言うと、標準色の編成がピンク色の編成数を追い抜きました。
晴天時に見るオリジナル復刻塗装8813の編成美
さて、くぬぎ山車庫からやや離れた一般道路側から車庫の方向を見ると、手前にある1編成だけが見える光景があります。
2026年1月14日にその一般道路から車庫に停まっていたのは、新京成時代の復刻塗装、8800形8813編成でした。
他の5編成は、8813編成と同じ停車位置に並び、道路側から見ると奥の位置になるため、8813編成だけが見えました。
ベージュ色・茶色帯の8813サイドビューと青空との一体化光景
当日は穏やかな天候で雲一つない快晴のこともあって、日ざしが8813編成の車体側面にあたり、ベージュの車体色に茶色の帯が鮮やかに映りました。
8800形は991年から2005年までの全盛期、8両編成で12組あった新京成の全盛期時代に戻ったかのような気持ちになりました。
新京成復刻塗装は、N838と8808の2編成にもありますが、ステンレス車体のN838編成、千葉線直通復刻塗装で乗降ドア部分の帯は省略された8808編成よりも、オリジナル色復刻塗装でドア部分にも帯のある8813編成の方が一層秀逸に感じられます。
8813とN838の両編成は終日運用に就くことが多いですが、この日の8813はたまたま朝のみの運用でした。
午前中は庫内に停車していたとみられる8813でしたが、夕刻前から海側(南側)に移動してきた様子でした。
快晴と8813列車編成の一体化を見るうち、段々と気分が高揚してきました。
晴れ晴れとした清々しい、大げさに言えば生きているといいことがあるなぁと勝手に感激し、幸福感に浸ったのは久しぶりです。
8800形のベージュ色に茶色帯の全盛時代はよかったなぁと、車体側面の日ざしと青空のバックアップで一層輝く8813編成の懐かしさに改めて感激しながら、奥の方にある本線をピンク色の8800形電車が通過していく時だけは現実に引き戻されつつも、車庫に停まっている他のピンク色や標準色車体をその日はごく一瞬で見学を済ませ、自己陶酔で過去の8800形栄光時代の想いに浸りながら帰路に着きました。

