2026.3.14ダイヤ改正前の、赤羽→池袋の埼京線と湘南新宿ラインを列車時刻等で比較してみました
埼京線・湘南新宿ラインが発着する赤羽駅で最近、2026年3月14日ダイヤ改正において、平日朝の通勤時間帯において、赤羽から池袋方面へは、赤羽を先に発車した順に池袋に到着の旨の掲示がされたことが話題になっています。
湘南新宿ラインの電車が埼京線より先に赤羽を発車しても、池袋には埼京線電車が先に到着するケースへの対処とみられます。
赤羽→池袋間の、埼京線と湘南新宿ラインの状況
以下、埼京線と湘南新宿ラインの状況を比較しながら見てみたいと思います。
◆ルートは
赤羽→池袋間の距離は、埼京線で5.5㎞、湘南新宿ライン約9.6㎞です。
埼京線は途中、十条と板橋の2駅に停車しますが直線ルートです。
湘南新宿ラインは、この区間で途中停車駅はないものの、赤羽から京浜東北線の上中里まで並走後、山手線駒込に回り、池袋まで並走の迂回ルートです。
湘南新宿ラインは、三角形の二辺を走るイメージです。
◆列車本数は
赤羽発池袋方面の列車本数は、埼京線7時台が16本、8時台が17本です。
湘南新宿ラインは7時台が5本、8時台が6本です。
埼京線の本数は湘南新宿ラインの3倍近いイメージです。
◆編成両数は
編成両数は、埼京線が10両、湘南新宿ラインが15両です。
1編成単位で見る限りは、湘南新宿ラインの電車は埼京線の1.5倍の輸送力があります。
8時台で換算すると、埼京線は延べ170両、湘南新宿ラインは延べ90両で、埼京線は湘南新宿ラインの2倍近い輸送力のある延べ本数です。
◆編成内容は
埼京線は10両全車普通車です。
湘南新宿ラインは15両編成、うち2両はグリーン車です。
グリーン車乗車希望の場合は、埼京線でなく湘南新宿ラインの選択になります。
6時50分から9時15分頃まで同時間帯での発着時間比較
2026年2月現在では、以下の状況でした。
なお、赤字は両路線を比較しやすい列車時間を示します。
埼京線 湘南新宿ライン
赤羽発→池袋着 赤羽発→池袋着
6:57→7:06 6:57→7:08
7:17→7:26 7:18→7:29
7:28→7:37 7:29→7:39
7:36→7:45 7:37→7:48
7:48→7:56 7:47→7:58
7:55→8:04 7:54→8:05
8:01→8:10 8:01→8:12
8:08→8:17 8:08→8:19
8:15→8:24 8:15→8:26
8:23→8:32 8:22→8:33
8:32→8:41 8:31→8:42
8:46→8:54 8:45→8:56
9:02→9:11 9:02→9:12
9:12→9:21 9:13→9:23
◆平均所要時間は
概算ですが、埼京線は所要9分、湘南新宿ラインは11分でした。
朝の通勤時間帯では、赤羽→池袋で所要2分間の差は大きく、7~8時台の運転本数が湘南新宿ラインの3倍近い埼京線に利用が集中するのは自然とも言えます。
前記しましたが、埼京線5.5㎞、湘南新宿ライン約9.6㎞の走行距離の違いが決定的です。
赤羽駅ホームが、埼京線と湘南新宿ラインとで異なることも理由に挙げられます。
京浜東北線や上野東京ラインの電車で、赤羽から池袋・新宿方面電車に乗り換える際、本数が多く、発車時刻確認の不要な埼京線ホームを選ぶのは自然なことです。
湘南新宿ラインでは運転間隔が開くことがあるため、そのホームには足が向かないのも理由として挙げられそうです。
総括
両路線において、平日の通勤時間帯では赤羽を先に発車した方が池袋に先着ということですが、赤羽発と池袋着の列車時刻自体はダイヤ改正後、どうなるでしょうか。
湘南新宿ライン赤羽→池袋の2分短縮による埼京線と同一9分化は困難と思われる中で、埼京線ダイヤがどのように変わるのかが注目されます。
一例として、湘南新宿ライン赤羽7:47発→池袋7:58着と、埼京線赤羽7:48発→池袋7:56着の列車はどう変わるでしょうか。
埼京線の赤羽→池袋の所要時間を2分延ばして、湘南新宿ラインと同じ11分にするのでしょうか。
その場合、埼京線の赤羽・十条・板橋の3駅で、停車時間拡大による合計2分間の時間差を生み出すのでしょうか。
湘南新宿ラインが頑張って?赤羽→池袋を所要10分に1分短縮し、埼京線は逆に1分延ばして両者所要10分というようなことはあるのでしょうか。
一部の湘南新宿ラインには所要10分の列車もありますが、ただし埼京線にも所要8分の列車もあります。
それとも単に今回の事案は、ともかく平日通勤時間帯では、赤羽を湘南新宿ラインより後に発車した埼京線電車の池袋先着はないという伝達まででしょうか。
2026年2月25日の時刻表発売時に、ダイヤ改正後の両路線、赤羽と池袋両駅の列車時刻を見てみたいと思います。
