平行普通列車

常磐線と京成松戸線に魅せられた者のブログです

近江鉄道は「子どもICOCA」で1乗車10円、「シルバーパス」100円のPRを

近江鉄道の利用促進策「子どもICOCA」「シルバーパス」「サイクルトレイン」の話です

近江鉄道は、JR西日本の東海道線(琵琶湖線)・草津線と競合していますが、琵琶湖線にはない固有のサービスが3つあります。

 

近江鉄道の主な区間の通常運賃

その前に、近江鉄道の主な区間の片道運賃を見てみます。

〇米原から

彦根310円、多賀大社前530円、八日市850円、近江八幡960円、貴生川1,050円

〇彦根から

多賀大社前310円、八日市760円、近江八幡890円、貴生川1,010円

〇八日市から

近江八幡460円、多賀大社前700円、貴生川800円

〇近江八幡から

多賀大社前890円、貴生川930円

〇貴生川から

多賀大社前1,010円

 

JR西日本の運賃との比較

近江鉄道と競合するJR西日本の運賃は下記のとおりです。

〇米原から

彦根190円、近江八幡510円、貴生川1,170円

〇彦根から

近江八幡420円、貴生川1,170円

〇近江八幡から

貴生川680円

 

近江鉄道固有のサービス内容

(1)小児用「こどもICOCA」1乗車10円

近江鉄道では、2026年3月1日から、交通系ICカード「ICOCA」を導入しました。

併せて、小児用「こどもICOCA」も導入、近江鉄道の運賃が一律、1乗車10円になりました。

米原~貴生川のこども運賃片道530円、往復1,060円が、往復20円とは思い切った施策です。

「こどもICOCA」と通常の「ICOCA」との組み合わせによる、親子利用普及を期待したいところです。

 

(2)「シルバーパス」で1乗車100円

「こどもICOCA」の1乗車10円に続き、「シルバーパス」も1乗車100円で継続実施されます。

米原~貴生川の往復2,100円が、往復200円になります。

 

なお、近江鉄道ホームページの「シルバーパス」欄で一部、加筆した方がよいのではと思われる個所がありましたので、書かせていただきます。

太字下線は筆者の補筆によるものです。

 

(以下引用)

2026年4月1日以降も1近江鉄道沿線5市5町に在住の方を対象とした「シルバーパス」は、引き続き1乗車につき100円でご乗車いただけます。

(以上引用)

 

(修正後)

以降も近江鉄道沿線5市5町に在住の、満65歳以上の方を対象とした

【修正の説明】

1近江鉄道沿線の「1」は、単なる不要文字です。

「シルバーパス」ですから、65歳以上が対象ということは分かるかもしれませんが、「60歳以上」「60歳台」と捉える人もいることから、「65歳以上の」と謳った方が明確です。

 

(3)サイクルトレイン

近江鉄道は本線の米原~貴生川と、多賀線高宮~多賀大社前の各駅相互間で、電車内への自転車の持ち込みが可能で、持ち込み料も無料(運賃のみ)です。

 

2026.3.14改正後、米原~貴生川の直通減、八日市駅接続時間の長さが残念

2026年3月14日のダイヤ改正により、米原~八日市~貴生川の直通運行が、基本的に米原~八日市~近江八幡の運行に変わります。

米原~貴生川は、ほとんどが八日市での乗り換えが必要となります。

八日市での接続待ち時間は、下りの信楽方面行きで平均20分、上りの米原行きで平均26分となります。

米原~貴生川の所要時間は約2時間です。

八日市に加えて、彦根でも乗り換えの時間帯があり、さらに彦根では50分近くも待つ時間帯があります。

その場合、米原~貴生川の所要時間はさらに長くなります。

 

ちなみに、JR西日本で米原~草津~貴生川は最短59分で、近江鉄道の半分の時間で移動可能です。

 

所要時間と米原~彦根~近江八幡間ではJR西日本には及ばないものの、ひとまず近江鉄道としては「こどもICOCA」「シルバーパス」「サイクルトレイン」など、JR西日本にはできない施策で利用促進し、今後につなげてほしいと思います。

 

近江鉄道のホームページでの感想

2026年3月7日現在の、近江鉄道のホームページを見ると、「こどもICOCA」の情報については、冒頭に「ピックアップ」→「交通」のコーナーがあり、2026年3月からのICOCAスタート等がPRされています。

「ICOCAスタート」を開くと、「交通系ICカード利用によるこども運賃について《西日本エリア初》※当社調べ(2026年1月現在)」が出てきて、1乗車10円の情報を知る流れになります。

 

一方、「シルバーパス」については、「ピックアップ」→「交通」→「路線図・各駅のご案内」→最下段の「お得なきっぷ」→「シルバーパス」の手順でたどり着きます。

 

「サイクル案内」については、「鉄道」→「ご利用案内」→「サイクルトレイン」の流れになります。

 

近江鉄道では日々、最新の話題や情報をホームページで順次掲載されているところですが、「こどもICOCA」「シルバーパス」の格安さによる利用普及促進には、ホームページ最初のところへの掲出が望ましく感じました。

tairayukiblog.hatenablog.jp

tairayukiblog.hatenablog.jp

※ 写真は本文と無関係です。