2027年3月見納めと思われる東北新幹線仙台始発「やまびこ」の「つばさ」併結による福島駅構内の本線2回横断の体験お勧め話です
昨日の「2026.3.14ダイヤ改正後の山形新幹線「つばさ」東京~山形の最短・最長所要時間列車を見る」の関連編です。
山形新幹線「つばさ」のほとんどの列車は、東京-福島間で仙台発着「やまびこ」(以下、「仙台「やまびこ」」)との併結運転です。
福島で下り列車は分割、上り列車は併結しますが、発着ホームは上下列車とも下り線側の端、14番線です。
下り列車の場合は福島駅で分割し、福島以北は「つばさ」「やまびこ」それぞれの単独運転をするだけなので課題はありません。
ただし、上り列車となると、話は別です。
上り列車でも下り線側14番線ホームに出入りする必要があるため、仙台「やまびこ」は「つばさ」併結のため、福島駅構内に入る際、東北新幹線の上下本線を平面交差します。
仙台「やまびこ」は福島駅停車後、後ろ側に「つばさ」を併結し、2列車併結で福島出発後、もう一度東北新幹線上下本線を平面交差します。
本線横断の際、時速320㎞の下り「はやぶさ」「こまち」と正面衝突しないかとドキドキ緊張する瞬間です。
上り「つばさ」の場合は、福島駅発車後の1回だけの本線横断ですが、仙台「やまびこ」は福島駅到着前にも本線横断も加わる分、2回の緊張?があります。
この仙台「やまびこ」による、福島駅構内で2回もの本線横断による東北新幹線のダイヤへの影響を避けるべく、上り「つばさ」は福島駅手前から下り線と分かれ、新線により東北新幹線上下線をくぐって上り11番線に直接入れるアプローチ線が建設中で、2026年度末に完成予定です。
完成後は、仙台「やまびこ」の2回の平面交差、上り単独「つばさ」でも1回は必要な平面交差が解消されます。
上り仙台「やまびこ」は「つばさ」併結のため、福島駅で何分停車しているか?
上り「やまびこ」が福島→東京で「つばさ」を併結する場合、「つばさ」の到着前に先着していなければなりません。
そのため、仙台「やまびこ」は、福島での「つばさ」到着→併結と、「はやぶさ」「こまち」上下列車の通過待避がありますが、福島には何分程度停車しているでしょうか。
2026年3月14日ダイヤ改正後の時刻で見てみました。
福島駅の仙台「やまびこ」最長停車時間は「やまびこ124号」の11分
その結果、最長は仙台7時46分発「やまびこ124号」で、福島8時08分着、8時19分発で、福島11分停車でした。
その次の長時間停車は、臨時列車ですが、仙台8時35分発「やまびこ174号」で、福島8時56分着、9時05分発で、福島9分停車です。
3番目が、同じく臨時列車で、仙台17時35分発「やまびこ190号」で、福島17時57分着、18時05分発で、福島8分停車です。
これ以外の定期列車は、福島ではほとんど6分停車、臨時列車は7分停車でした。
ちなみに、下りの仙台「やまびこ」は、福島で「つばさ」分割後の発車ですが、ほとんどの列車は福島6分停車でした。
下り福島駅停車の最長は、「やまびこ123号」(福島8時44分着→8時52分着)と、「やまびこ131号」(福島10時42分着→10時50分着)の福島8分停車でした。
「やまびこ124号」は福島停車中、どの「はやぶさ」が追い抜いていくのか?
前記、仙台7時46分発「やまびこ124号」が福島8時08分着、8時19分発まで福島に11分間の停車中、「はやぶさ」はどの程度通過していくのでしょうか。
仙台7時53分発の上り「はやぶさ4号」は、東京6時59分発→仙台8時29分着の「はやぶさ51号」の通過追い抜きをすることは確実です。
下りは、臨時列車として、東京6時59分発→仙台8時29分着の「はやぶさ51号」と思われます。
東京7時08分発→仙台8時40分着の「はやぶさ53号」は、福島に8時11分までの通過では早すぎるため、「やまびこ124号」の福島発車後のすれ違いと思われます。
仙台「やまびこ」は、福島駅ホームへの進入及び発車の際は、慎重な徐行運転で、しかも17両編成ゆえに、本線に戻るまでにも時間を要します。
2026年度末の山形新幹線上りアプローチ線完成後の変化
この慎重なる仙台「やまびこ」の、福島出入りの2回体感も2026年度末までの見込みです。
福島駅での山形新幹線上りアプローチ線により、「つばさ」と仙台「やまびこ」のダイヤが変わり、福島駅での停車時間短縮による、仙台→東京の所要時間短縮が期待されます。
福島駅14番線は下り列車専用となるため、ダイヤが組みやすくなり、東北新幹線の本線横断がなくなることでの安全性も向上します。
とくに列車ダイヤの遅延や乱れによる、上下列車全体への影響は現在よりも小さくできます。
その時点で仙台「やまびこ」の福島駅構内2回平面交差は過去の風物となります。
これが風物になる前に今一度、仙台→東京移動の際は、高速「はやぶさ」でなく、あえて「つばさ」併結の仙台「やまびこ」で平面交差体験をしておくのはいかがでしょうか。

※ 写真は本文と無関係です。