松戸線の標準色車は14編成となり、全26編成の半数を超えました
ガス会社広告ラッピング編成として、松戸線の編成の中でも目立つ8900形8928編成は、2026年3月3日から運用に入らず、くぬぎ山車庫の工場内で休止していましたが、同月16日に運用復帰しました。
15日間休止後の復帰ゆえ、京成標準色化されたのか、されたとすれば15日間では短いなと思いながら終日運用に就いた同編成を見ると、車体側面はこれまで同様のラッピングのままでしたが、先頭車正面は標準色に変わっていました。
松戸線ジェントルピンク編成が京成標準色化されていく中、正面のみ標準色、側面はラッピングという外観は、今回の8928編成が初めてです。
また、今回の8928編成では、乗務員室ドアと先頭部とのごくわずかな隙間空間に、赤色と青色2色の数センチのラインを添えたのが外観上のポイントとなっています。
松戸線の標準色経過状況
松戸線の標準色化はこの8928編成が第14番目となり、全26編成の半数を超えました。
ここで、松戸線全26編成で標準色化され、本線復帰した編成の期日と形式を時系列で振り返りたいと思います。
なお、あくまで筆者の個人メモによるものですので、参考程度にご覧ください。
形式 編成 :標準色化期日
①8800形 8807編成 :2025.05.28
②80000形 80026編成 :2025.06.25
③N800形 N818編成 :2025.07.09
④80000形 80016編成 :2025.08.08
⑤N800形 N828編成 :2025.09.08
⑥8800形 8809編成 :2025.09.09
⑦80000形 80046編成 :2025.10.06
⑧8800形 8812編成 :2025.11.06
⑨N800形 N848編成 :2025.11.10
⑩80000形 80036編成 :2025.12.04
⑪8900形 8938編成 :2025.12.24
⑫80000形 80056編成 :2026.02.03
⑬8800形 8810編成 :2026.02.20
⑭8900形 8928編成 :2026.03.16(※先頭車正面のみの標準色化。車体側面はラッピング広告のまま)
松戸線の今後の廃車、3200形置き換えが再び見えづらくなった?
松戸線の主力8800形は1986年から1991年にかけての新製で、2022年から2024年にかけて8801・8804・8805の3編成が廃車され、80000形に置き換わりました。
その後、廃車置き換えは中断されていますが、廃車候補と思われた8800形GTOサイリスタの8809編成のほか、台車やドア幅が特殊な8900形8938・8928編成が標準色化された状況から、京成全体としては松戸線の廃車は一時保留し、全編成の標準色化完了までの廃車はないように思われます。
8900形のジェントルピンク色で唯一残る8918編成、8809編成同様のGTOサイリスタ8811編成も標準色化されていきそうなイメージですが、どうでしょうか。
京成の成田空港輸送対応を中心とする今後の動きの中で
京成には、押上~成田空港の新型特急列車の2028年度運転開始と併せて都営浅草線経由、京急への直通運転、成田スカイアクセス線新鎌ケ谷~印旛日本医大間約20kmの複々線化検討、 京急との、車両や地上設備の共通化に関する共同検討等、取り組むテーマが多くあります。
その中で、京成本線での3200形90両新製による3500形等の置き換え対象の形式や編成も話題の一つですが、そこに松戸線8800形・8900形も一含まれているのかどうかは微妙な感じではありますが、どのような展開になっていくでしょうか。
松戸線の全編成の標準色化への今後の進展や、千葉線乗り入れダイヤ充実等と併せ、今後の変化を見守りたいと思います。

