平行普通列車

常磐線と京成松戸線に魅せられた者のブログです

時刻表選び 小さな文字型から大きな文字型への視力事情変化

小型・小文字型から大文字型へと変わってきた、自分の時刻表嗜好選択変化の話です

筆者にとって時刻表は日々の読書のような存在です。

インターネット全盛により、時刻表冊子を見る機会、購入する機会は以前より減りましたが、時刻表にはネットでは果たせない持ち味があります。

その一つが鉄道路線や列車ダイヤの全体像です。

〇〇駅から△△駅まで、何時の列車に乗れば何時に着くか、路線・列車・経由別に、所要時間・乗り換え駅・運賃・料金までネットは瞬時に答えを出します。

 

筆者は時刻表冊子とともに歩んできた経過ゆえ、ネットで直ちに答えを出す前に、時刻表で地図、路線、途中の駅名や他路線接続駅、一日全体の列車時刻、逆方向の列車等を見てイメージを膨らませます。

乗車距離が何キロあるかも、同一路線なら極力暗算、複数路線なら電卓計算をしてみます。

そして、起点駅から下車駅まで、時刻表で調べた列車時刻、運賃等をメモし、それが正しいかどうか、ネットで確認する手順です。

毎日が日曜日生活だからできることでもありますが、ネットだけに依存し過ぎず、頭で考えることが頭の老朽抑止にもなる(元々、老朽化してはいますが)と勝手に思い込んでいます。

 

時刻表の冊子別種類を見る

2026年3月下旬現在で、筆者の近郊の書店では以下の種類の時刻表が市販されていました(順不同)。

◆標準的、基本的なタイプ

〇「JTB時刻表」JTBパブリッシング

〇「JR時刻表」交通新聞社

 

◆携帯型、文字の小さいタイプ

〇「JTB小さな時刻表」JTBパブリッシング

〇「小型全国時刻表 」交通新聞社

〇「全国版コンパス時刻表」交通新聞社

 

◆文字の大きなタイプ

〇「JTB大きな時刻表」JTBパブリッシング

〇「文字の大きな時刻表」交通新聞社

 

◆貨物列車のみ

〇「貨物時刻表」公益社団法人鉄道貨物協会

 

上記のほかにも、東京のJR、大手私鉄の全列車を明記した東京時刻表、大手私鉄単独の時刻表等があります。

 

「JTB時刻表」と「JR時刻表」

筆者自身は、国鉄時代は「交通公社の時刻表」を愛用してきました。

その後、国鉄からJRに変わり、「交通公社の時刻表」は「JTB時刻表」となって国鉄監修ではなくなり、「JR時刻表」が発行されてからしばらくすると、「JR時刻表」へと変わっていきました。

 

「JTB時刻表」は、特急列車は右側の太線で判別できますが、定期列車と臨時列車との区別が瞬時には見分けにくいのに対し、「JR時刻表」は特急列車や高速タイプの新幹線が赤文字または青文字であること、臨時列車は斜め文字になっていることで優等列車、定期列車と臨時列車との区別がしやすかったのが大きな理由です。

紙質も「JR時刻表」の方が好みです。

 

ただ、フリー切符、私鉄の有料特急、バス、国際線航空情報等は「JTB時刻表」の方が便利です。

「JR時刻表」には国際線航空時刻自体がありません。

鉄道ブログでも「JTB時刻表」を愛用している人も多く拝見します。

 

路線順序のページ構成、房総の鉄道、高崎・東北線の東京~高崎・宇都宮の区間の組み方など、「JTB時刻表」と「JR時刻表」では配列順序や構成が異なりますが、見る側の慣れや好み、こだわりでも評価が違ってきます。

 

高齢化とともに時刻表購入タイプも変化

筆者は時刻表が毎日の読書の代わりでもあったことから以前、標準の時刻表を基本としつつも、北海道・九州等の数日間の旅行時は「小型全国時刻表 」をはじめとする小型版時刻表を使っていました。

 

その後、自身の高齢化とともに視力低下等により、文字の判別がしにくくなってきました。

とくに時刻表では、5・6・8・9の四つの数字の見分けがつきにくくなりました。

時には3も加わり、見分けにくいのは五つにもなります。

確実に見分けられるのは、0・1・2・4・7の五つの数字です。

一二三四五六七八九、壱弐参、と表記していた時代が、過去の小説などで出てくると懐かしくなります。

 

現在は、標準文字の「JR時刻表」「JTB時刻表」でさえ、数字によっては見分けがしにくくなりました。

「JTB小さな時刻表」「小型全国時刻表 」の数字はとても見分けられず、「全国版コンパス時刻表」文字サイズでも同様です。

 

漢字と数字の違い

文章ならば一部の文字が見分けにくくても、前後に見える文字の流れで何となくその文字を想像しながら先へ進めますが、時刻表の数字、とくに列車の号数、キロ数の数字は前後数字と無関係のことが多いため、漢字のようにある程度適当に読み進むことはできません。

 

定期の在来線特急や一部の新幹線列車では、号数が順番に上がっていくので、号数の想像はつきますが、前の列車が3号だったから、この列車は5号だろうという程度の想像です。

 

「文字の大きな時刻表」と「JTB大きな時刻表」

そのため一時期、標準型の時刻表から「文字の大きな時刻表」に変えました。

文字が大きいことは嬉しく、救いの「神」ならぬ、救いの「紙」で、重宝させていただきました。

ただ、「文字の大きな時刻表」だけでは不足の点がありました。

時刻数字の判別がしやすくはなりましたが私鉄、バス、飛行機等の情報がないことで、それが段々と物足りなくなってきました。

 

「JTB大きな時刻表」も購入してみました。

文字は大きく、私鉄等の情報も豊富な点では満足しました。

しかしながら、冊子のサイズが大きすぎ、重量感もあるため日々、気軽には手に取れず、日常では持て余し気味になってしまいました。

また、季刊でなく臨時増刊であること、「文字の大きな時刻表」なら2冊購入できる価格も残念なところです。

「JTB大きな時刻表」と「文字の大きな時刻表」、ともに一長一短、帯と襷の世界になりました。

結果的に「文字の大きな時刻表」と「JR時刻表」との2冊併用の形になりました。

 

「文字の大きな時刻表」で、東海道・山陽・九州新幹線東京~鹿児島中央が同一ページで見られるのは便利です。

 

「文字の大きな時刻表」+「JR時刻表」+パソコン

画面の文字サイズが好みの大きさに変えられるパソコンは便利だなと、瞬時に出るAI回答とともに、改めてパソコンのありがたさも感じます。

今は「文字の大きな時刻表」+「JR時刻表」+パソコンの3本柱です。

 

時刻表で小文字まで見えることは何とありがたいことだっただろうと、小型時刻表を横目で見つつも、時刻表は鉄道趣味として貴重であり、拙ブログの日々テーマ探しにも必需品です。

スマホ、パソコン、AI時代であろうとも、時刻表にはまだまだ当面お世話になりたいと思っています。

 

ネット時代ゆえ、時刻表の発行部数、売れ行きの厳しさが気になりますが、総ページ数の制約はありながらも、拙ブログでもこうしてはどうかという時刻表に対する意見・提言は随時させていただければと思います。