東京~名古屋の「ひかり」でも後続「のぞみ」に追い抜かれず、先着する列車のダイヤ状況を見てみました
現在、東海道新幹線の主役は「のぞみ」となり、「ひかり」は脇役となっています。
「ひかり」は「のぞみ」に比べ、指定席料金の安価さや、自由席車両の多さに魅力があります。
満65歳以上の人を対象とした「ジパング倶楽部」の割引では、自由席であっても「のぞみ」は対象外のため、「ひかり」が重要になります。
「ジャパン・レール・パス」も同様です。
東海道新幹線区間で見ると、「ひかり」は東京毎時03分発の静岡、浜松停車型(以下、「静岡ひかり」)と、毎時33分発の小田原または豊橋停車型(以下、「小田原・豊橋ひかり」)があります。
「静岡ひかり」は、静岡と浜松で後続の「のぞみ」に追い抜かれます。
一方、「小田原・豊橋ひかり」は、小田原または豊橋で後続の「のぞみ」に追い抜かれる列車もありますが、名古屋まで追い抜かれない列車もあります。
東京~名古屋の移動で、後続の「のぞみ」の通過待ちをせず名古屋に着く「小田原・豊橋ひかり」に乗ると、何となく得をした気分になるものです。
今回は、東京~名古屋を「小田原・豊橋ひかり」乗車で、後続の「のぞみ」の通過待ちをする列車と、通過待ちをせずに後続「のぞみ」よりも名古屋まで先に着く列車のダイヤ状況を見てみました。
以下、青字が「のぞみ」に追い抜かれない「小田原・豊橋ひかり」です。
【下り 東京→名古屋の「小田原・豊橋ひかり」】
東京発→小田原または豊橋停車の区分→名古屋着 列車名 「のぞみ」通過待ちの有無
6:21→小田原・豊橋停車 → 8:08 「ひかり631号」 通過待ち有り
7:36→小田原停車 → 9:19 「(同) 633号」 (同上)
8:33→豊橋停車 →10:19 「(同) 635号」 (同上)
9:36→小田原停車 →11:19 「(同) 637号」 (同上)
10:33→豊橋停車 →12:19 「(同) 639号」 (同上)
11:33→小田原停車 →13:14 「(同) 641号」 通過待ち無し
12:33→豊橋停車 →14:14 「(同) 643号」 (同上)
13:33→小田原停車 →15:14 「(同) 645号」 (同上)
14:33→豊橋停車 →16:14 「(同) 647号」 (同上)
15:33→小田原停車 →17:14 「(同) 649号」 (同上)
16:33→豊橋停車 →18:14 「(同) 651号」 (同上)
17:33→小田原停車 →19:14 「(同) 653号」 (同上)
【上り 名古屋→東京の「小田原・豊橋ひかり」】
名古屋発→豊橋または小田原停車の区分→東京着 列車名 「のぞみ」通過待ちの有無
8:31→豊橋停車 →10:12 「ひかり638号」 通過待ち無し
9:31→小田原停車 →11:12 「(同) 642号」 (同上)
10:31→豊橋停車 →12:12 「(同) 644号」 (同上)
11:31→小田原停車 →13:12 「(同) 646号」 (同上)
12:31→豊橋停車 →14:12 「(同) 648号」 (同上)
13:31→小田原停車 →15:12 「(同) 650号」 (同上)
14:31→豊橋停車 →16:12 「(同) 652号」 (同上)
15:25→小田原停車 →17:09 「(同) 654号」 通過待ち有り
16:25→豊橋停車 →18:12 「(同) 656号」 (同上)
17:25→小田原停車 →19:09 「(同) 658号」 (同上)
18:25→豊橋停車 →20:12 「(同) 660号」 (同上)
19:31→小田原停車 →21:12 「(同) 662号」 通過待ち無し
20:31→浜松停車(豊橋・小田原通過)→22:18「(同) 664号」通過待ち有り
「のぞみ」と「小田原・豊橋ひかり」の所要時間比較(※一部列車のみ)
東京10:33→豊橋停車→名古屋12:19着「ひかり639号」通過待ち有り
東京10:39→名古屋12:15着「のぞみ361または147号」
東京11:33→小田原停車→名古屋13:14着「ひかり641号」 通過待ち無し
東京11:39→名古屋13:16着「のぞみ379または155号」
東京10:33発「ひかり639号」は名古屋12:19着で所要1時間46分に対し、後続の東京10:39発「のぞみ361または147号」は名古屋12:15着で所要1時間36分、この場合の「ひかり」「のぞみ」との所要時間は10分差です。
「ひかり639号」は豊橋停車中に「のぞみ361または147号」に追い抜かれます。
ただし、小田原停車型の「ひかり」の場合、東京9:36発→小田原停車→名古屋11:19着「ひかり637号」の例では所要1時間43分で、小田原で「のぞみ」通過待ちがあっても「のぞみ」との所要時間は7分差に縮まっています。
一方、その1時間後の、東京11:33発「ひかり641号」は名古屋13:14着で所要1時間41分に対し、後続の東京11:39発「のぞみ379または155号」は名古屋13:16着で所要1時間37分、この場合の「ひかり」「のぞみ」の時間差は4分です。
「ひかり641号」は豊橋停車中、「のぞみ379または155号」の通過を待たずに豊橋を発車します。
全般的には、小田原または豊橋で「のぞみ」に追い抜かれない「小田原・豊橋ひかり」は東京~名古屋間、所要1時間41分。
「のぞみ」に追い抜かれる「小田原・豊橋ひかり」では、
小田原停車型「小田原・豊橋ひかり」で所要1時間43分。
豊橋停車型「小田原・豊橋ひかり」で所要1時間46分です。
一般論として、東海道新幹線は1駅停車ごとに5分間、所要時間が延びるのが通常です。
小田原停車型「小田原・豊橋ひかり」で「のぞみ」待避があっても東京~名古屋の所要1時間43分は、「のぞみ」待避のない1時間41分に比べると、かなり頑張って走っているという見方もできます。
「のぞみ」に追い抜かれない「小田原・豊橋ひかり」の時間帯を整理する
下り、東京→名古屋では、東京11:33発から17:33発までの範囲で、東京毎時33分発「ひかり」なら、名古屋まで後続「のぞみ」に追い抜かれることなく、名古屋までは先着します。
上り、名古屋→東京では、名古屋を8:31発から14:31発までの範囲で、名古屋毎時31分発「ひかり」なら、東京まで後続「のぞみ」に追い抜かれることなく、名古屋から東京まで先着します。
名古屋15:31発以降の「ひかり」は豊橋または小田原で後続「のぞみ」に追い抜かれますが、名古屋19:31発「ひかり」だけは「のぞみ」追い抜きをされない例外列車で、豊橋・小田原は通過、浜松停車の、停車駅としても例外的列車です。
ここでは名古屋→東京で「のぞみ」に抜かれない「ひかり」として、参考までに上記に加えました。
いささか取るに足らない内容ではありますが、東京~名古屋の「ひかり」乗車時の参考になるものがありましたら幸いです。
