平行普通列車

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黒部宇奈月キャニオンルート 4コースの比較選択

黒部宇奈月キャニオンルートの新たな魅力とツアー4コースの比較結果は
旅行総合研究所タビリス、2023年10月31日付け「黒部宇奈月キャニオンルート、ツアー概要と料金。1泊2日で13万円!」を拝見しました。
2024年6月30日から宇奈月温泉黒部ダム間に「黒部宇奈月キャニオンルート」(以下、「キャニオンルート」)が始まることに伴い、ツアーの内容を紹介した分かりやすい内容です。
これまで黒部峡谷鉄道宇奈月から欅平までトロッコ列車に乗った後、同じコースを戻るしかなかったルートを、欅平から先、黒部ダムまで進めるキャニオンルートの一般開放は、喜ばしい話題といえます。
今回は、4コース設定されたキャニオンルートを見てみたいと思います。
 

以下、旅行総合研究所タビリスの当該記事から一部を引用させていただきます。

(以下引用)

「一般開放」といっても、誰でも自由に訪問できるわけではなく、旅行会社が主催するツアーに参加しなければなりません。

~中略~

基本となるコースは宇奈月温泉黒部ダム間の1泊2日で、価格は13万円程度になるということです。販売開始は2024年1月29日です。

公表されたツアーの「基本コース」は以下の4つです。

宇奈月
第1便/宇奈月温泉(前泊)→宇奈月駅欅平→【キャニオンルート】→黒部ダム(解散、立山駅方面へ)
第2便/宇奈月駅欅平→【キャニオンルート】→黒部ダム→室堂泊(解散、立山駅方面へ)

黒部ダム
第1便/大町温泉郷(前泊)→黒部ダム→【キャニオンルート】→欅平宇奈月駅(解散)
第2便/立山駅→黒部ダム→【キャニオンルート】→欅平宇奈月駅宇奈月温泉泊(解散)

全てのコースが宇奈月もしくは大町、室堂での宿泊を付けた1泊2日となっています。

重要な点として、この「基本コース」は、旅行商品(ツアー)の素材として販売されます。一般人が直接購入することはできません。

(以上引用)

 

4コースの取捨選択

あくまで自分のこだわりと好みの次元ですが、上記4つの基本コースの中から選ぶなら、黒部発第2便、立山駅→黒部ダム→キャニオンルート→欅平宇奈月駅宇奈月温泉泊(解散)と考えます。

現在の立山黒部アルペンルートの楽しみの一つは、様々な乗り物を乗り継ぐことです。

その乗り物の内訳として、富山-立山黒部ダム区間では富山地方鉄道の電車、ケーブルカー(2種類)、高原バス、トンネル内のトロリーバス、ロープウェイの乗り継ぎがあります。

黒部ダム信濃大町は電気バスと一般バスの乗り継ぎになります。

様々な乗り物を乗り継ぐ楽しみとはいえ、電気バスと一般バスの乗り継ぎで信濃大町アルペンルートを終了するならば、黒部ダムからキャニオンルートを経由して欅平へ向かい、欅平から黒部峡谷鉄道宇奈月温泉へ行く方が楽しみは多いと考えます。

黒部峡谷鉄道から連続してキャニオンルートに臨む方が面白いのは確かですが、アルペンルートでのロープウェイの一層の感動との両立はできません。

 

キャニオンルートが一番の目標ではありますが、アルペンルートの展望も捨てがたく、黒部発第2便を一番に選択しました。

 

次に、これとは逆の宇奈月発第1便、宇奈月温泉(前泊)→宇奈月駅欅平→キャニオンルート→黒部ダム(解散)のコースもあります。

こちらのコースの利点は、黒部峡谷鉄道トロッコ列車に乗車してからキャニオンルートに乗ることで、黒部ダムからのキャニオンルートよりもキャニオンルートを体感するには魅力が増す点が挙げられます。

ロッコ乗車が連続するためです。

コースは黒部ダムで終了するため、黒部ダムからアルペンルートの複数の乗り物で立山を目指すか、信濃大町側への選択になります。

キャニオンルートに乗った満足感があるとはいえ、信濃大町へ向かって終わるのではアルペンルートの乗り物に後ろ髪を引かれます。

黒部ダムから立山へ向かう際の、大観峰-黒部平の立山ロープウェイは、立山側の山頂からロープウェイで黒部平、黒部ダム側に降りる方が感激度が高まる印象があり、自分の中では第2候補になります。

 

3番目の選択として、宇奈月発第2便、宇奈月駅欅平→キャニオンルート→黒部ダム→室堂泊のルートがあります。

第1便との違いは、宿泊が宇奈月温泉前泊でなく、アルペンルート途中の室堂での宿泊になることです。

 

4番目の選択、黒部ダム発第1便のコースは大町温泉郷での前泊で、黒部ダムからキャニオンルート→欅平宇奈月駅解散の内容で、アルペンルートでの各種乗り物は含まれません。

このコースでは、宇奈月温泉から富山地方鉄道の電車で富山側ではなく立山へ向かえば、アルペンルートに入って再び黒部ダム信濃大町へ戻る黒部循環コースが成り立ちます。

立山黒部アルペンルートとキャニオンルートの両立を秘めたイメージもあるコースです。

 

旅行金額との葛藤

今回のキャニオンルートはツアー参加が前提で、個人では乗れないこと、ツアー定員が少ないこと、価格が13万円から20万円、時期によっては20万円以上という高価さの3点がネックです。

タビリスの最終段でも書かれていますが、

(以下引用)

「これだけ値段が高いと、手が届く人は限られそうです。リッチな外国人観光客は喜びそうですが、多くの日本人にとって、黒部ルートはこれまで以上に縁遠い場所になってしまうかもしれません。」

(以上引用)

 

13万円といっても最低額なので実際には15万円以上の予算の余裕が必要ということになってきます。

再び来ることはないだろうから、たまにはいいかとか、自分への褒美という名目で金額を受け止め、ツアーに参加申し込みするパターンになりそうです。

 

北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅富山地方鉄道新黒部駅との乗り換えパターンがあるか?

東京、大阪から立山宇奈月温泉へ向かうには通常、富山経由が一般的です。

東京-富山は最速2時間05分、大阪-富山は新幹線敦賀乗り換えで同2時間35分です。

ただし東京から宇奈月温泉に向かう場合、「はくたか」により黒部宇奈月温泉駅で下車して富山地鉄新黒部駅に乗り換えれば、宇奈月温泉へは距離が短くなりますが、「かがやき」の富山経由が定着しているようです。

富山地鉄側でも「かがやき」富山経由の方が、「はくたか」新黒部経由よりも収入が増える計算はあると思います。

しかしながら北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅による富山地鉄との接続便宜を図っている以上、富山地鉄新黒部駅と新幹線黒部宇奈月温泉駅とは同一駅であること、新黒部で乗り換えた方が早いことを前面に出してPRすることにも力を入れる余地があるのではないかとも感じました。

 

(※ 記載にあたり、2023年10月31日付け、旅行総合研究所タビリス「黒部宇奈月キャニオンルート、ツアー概要と料金。1泊2日で13万円!」を参考にさせていただきました。)