平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

山陽線

JR西日本は「Aシート」より「うれしート」を推進した方がよいのでは?

簡単に導入できる「うれしート」の強みを活かして新快速指定席を促進する提案です JR西日本から、2024年8月22日付けで「有料座席サービス拡大のお知らせ ~「快速 うれしート」の線区を拡大し、「Aシート」を臨時設定します!~」のニュースリリースがあり…

JR九州415系、山陽新幹線500系・700系置換前に3列車乗車を楽しみましょう

415系の交直流切替とモーター音、山陽新幹線500系・700系をこの夏に楽しむ計画です 昨日の拙「JR九州『運賃・料金改定の申請』から415系の後継形式をよむ」の関連編で、今回は415系に対する思い入れ話です。 山陽線下り普通列車415系は下関を発車後、20‰勾配…

JR九州「運賃・料金改定の申請」から415系の後継形式をよむ

415系置換は、九州内電化区間は821系、関門間はYC1系? JR九州から、2024年7月19日付けで「運賃・料金改定の申請について」のニュースリリースがありました。 この中で、山陽線下関-門司の交直流デッドセクションを通過する、交直両用電車415系の置き換え…

381系残存編成は今後、他路線の臨時列車運用も設定してはどうか?

381系で生き残った「ゆったりやくも」編成の、伯備線以外での活躍を期待する話です 381系の「やくも」が2024年6月15日をもって定期運用を終了しました。 「やくも」はすべて273系に置き換わり、381系は廃車も進んでいますが、「ゆったりやくも」編成に限り…

4月15日は415系の日にちなんで 415系独断偏見ベストテン

常磐線を中心に415系栄光時代を振り返って特徴的な10点を選んでみました 乗りものニュース、2024年4月15日付け、「『415系の日』で激レア写真! 異形の“先頭だけ普通車2階建て” JR東日本の投稿」を拝見しました。 4月15日を415系の日として、2階建て先頭…

16時間31分喫煙可能な「サンライズ出雲92号」と時代趨勢を考える

東海道・山陽・九州新幹線に続き「サンライズ出雲・瀬戸」の全面禁煙化を ENCOUNT 、2024年3月16日付け、「新幹線車内『100%禁煙』が実現 消えゆく昭和の記憶、日本で唯一残る❝喫煙OK❞の鉄道路線とは」を拝見しました。 2024年春のダイヤ改正から、JR及び…

山陰地区4特急の愛称に「スーパー」は今後も必要か?

単に「はくと」「いなば」「まつかぜ」「おき」では速達印象が薄れる? 2024年1月19日付け、拙「JR東日本が特急愛称に「『スーパー』を冠する基準とは?」のJR西日本版です。 現在、JR6社で「スーパー」の愛称が付く列車はJR西日本の山陰地区に集中してい…

2024年春ダイヤ改正 「スーパーはくと」の新幹線姫路接続時間の短縮度と将来を見る

智頭急行ホームページの姫路発着時刻を省略する胸中の複雑な想いと将来の活路を考えます 2024年春のダイヤ改正の話題の一つに、「スーパーはくと」の1往復増加設定があります。 京都発着を削減し、大阪止まりとすることでの車両運用見直しによって実現する…

227系で広がるJR西日本普通列車移動の優越感

2024年から米原-新山口が転換クロスシート車のJR西日本普通列車の快適性 青春18きっぷでいろいろな路線に乗る計画を立てる中、東海道・山陽線という2大主要幹線を高速運転する普通列車で移動するのも楽しみの一つです。 東京-熱海のJR東日本区間は、ロン…

「スーパーはくと」が姫路折り返しになった場合の効果と影響を考える

もしも「スーパーはくと」が姫路-倉吉の運転に変わった場合の影響を考えます 鉄道コらム、2023年11月5日付け、「『スーパーはくと』が京都駅へ来なくなるかも? 運転区間短縮でも利便性向上目指すカラクリは」を拝見しました。 この中で、現在の山陽線、智…

JR西日本新快速Aシート列車6往復 土・休日は終日運用による本数増を

Aシート編成4本、運用3本の状況下で、土曜・休日の増発を考えます 昨日の拙「京阪プレミアムカー、阪急プライベースに対するJR西日本新快速Aシートの優位性とは」の続編です。 新快速の運転区間は長距離のため、Aシート車の増加が容易でないことは十分理解…

京阪プレミアムカー、阪急プライベースに対するJR西日本新快速Aシートの優位性とは

京阪、阪急にはないJR西日本Aシートの特性と新快速列車の優位性を探ります 阪急が2024年夏から京都線に導入する有料座席指定車両「プライベース」が話題を集めています。 また、京阪ではすでに有料座席指定車両「プレミアムカー」を投入していますが、好評の…

「スーパーはくと」の大阪-鳥取毎時1往復設定を考える

京都-大阪は新快速、鳥取-倉吉は「スーパーまつかぜ」に委ねて大阪-鳥取毎時設定は可能か 乗りものニュースの2023年10月25日付け「行きづらい『鳥取』最短ルート再起なるか 3セク優等生『智頭急行』赤字脱却プランとは」を拝見しました。 その中で印象に…

JRの会社間の境界駅の選定と影響度を見る

JRの会社境界となる各駅での影響はどうか Merkmal(メルクマール)、2023年10月15日付け、「JRはなぜ『直通列車』を削減するのか? 国鉄分割がなかったら今より多く存続していたかもしれない」を拝見しました。 国鉄の旅客輸送がJR6社に分割され、JR間の直…

「サンライズ出雲・瀬戸」の今後を予測する

285系廃止後のJR他社乗り入れ継続、余剰683系による後継があるか Merkmal(メルクマール)、2023年10月10日付けの「サンライズの奮闘は『反転攻勢の兆し』なのか? 今後にあまり期待しない“控えめ夜行列車論”を語ろう」を拝見しました。 冒頭で「夜行列車の…

大和路線、おおさか東線 Aシートでなく「快速 うれしート」とした背景を考える

221系の後継車置き換え後は「快速 うれしート」より「Aシート」化が望ましい JR西日本から2023年8月24日付けで「有料座席サービス『快速 うれしート』導入のお知らせ」がニュースリリースされました。 10 月 23 日(月)から関西線(大和路線)、おおさか東…

JR西日本車両の運転台への転落防止幌設置に隠れた背景を読む

JR西日本特有の先頭車形状と全駅ホームドア設置困難事情がある 近鉄が2023年7月19日のニュースリリースで、車内防犯カメラの全車両設置を発表しました。 意外だったのは、運転室のある車両が中間に連結して運用する際の連結部からの線路転落防止のため、車…

JR九州415系交直流電車の後継車は何か?

交直流電車か?蓄電池電車か?気動車か?ハイブリッド車か? 山陽線下関-門司はJR九州の管轄で、交直流電化切り替えがあるため415系で運用しています。 415系は2023年4月1日時点で14本56両が大分車両センターに配置されています。 1986年から1987年にかけ…

JR貨物の見学会企画に見る参加者への配慮

参加費が無料または有料でも最大千円のJR貨物の貨物駅見学会 鉄道各社による車両基地の見学会は以前から行なわれていますが、近年は車両基地内での列車操縦(運転)まで行なう体験企画も増えてきました。 体験内容や規模によっては10万円を超えるものもあり…

広島スカイレール25年間で廃止の教訓

広島スカイレールの利用が伸びなかった背景を探ります 広島県の山陽線瀬野駅に隣接する、みどり口-みどり中央1.3 kmを5分で結ぶ新交通システム「スカイレール」が2023年末で廃止されます。 1998年8月28日に開業してから25年間でした。 スカイレールは懸垂…

サンライズ出雲92号を「最長乗車時間を存分に楽しむ列車」でPRしては?

全国最長15時間40分の臨時寝台特急「サンライズ出雲92号」をPRしてはどうでしょうか? 2023年春の臨時列車が1月20日に公表されました。 今回はその臨時列車の中で、出雲市-東京の「サンライズ出雲92号」の話です。 「サンライズ出雲」の臨時列車設定は今回…