東海道線
2024年から米原-新山口が転換クロスシート車のJR西日本普通列車の快適性 青春18きっぷでいろいろな路線に乗る計画を立てる中、東海道・山陽線という2大主要幹線を高速運転する普通列車で移動するのも楽しみの一つです。 東京-熱海のJR東日本区間は、ロン…
Aシート編成4本、運用3本の状況下で、土曜・休日の増発を考えます 昨日の拙「京阪プレミアムカー、阪急プライベースに対するJR西日本新快速Aシートの優位性とは」の続編です。 新快速の運転区間は長距離のため、Aシート車の増加が容易でないことは十分理解…
京阪、阪急にはないJR西日本Aシートの特性と新快速列車の優位性を探ります 阪急が2024年夏から京都線に導入する有料座席指定車両「プライベース」が話題を集めています。 また、京阪ではすでに有料座席指定車両「プレミアムカー」を投入していますが、好評の…
JR東日本「踊り子」に対する「サフィール踊り子」と同じ効果を「スペーシアX」に期待 東武の特急「スペーシアX」は2023年7月15日の運転開始以降、満席で指定席が取れないことも多いようです。 6両編成の各号車内容は以下のようになっています。 〇 1号…
JRの会社境界となる各駅での影響はどうか Merkmal(メルクマール)、2023年10月15日付け、「JRはなぜ『直通列車』を削減するのか? 国鉄分割がなかったら今より多く存続していたかもしれない」を拝見しました。 国鉄の旅客輸送がJR6社に分割され、JR間の直…
285系廃止後のJR他社乗り入れ継続、余剰683系による後継があるか Merkmal(メルクマール)、2023年10月10日付けの「サンライズの奮闘は『反転攻勢の兆し』なのか? 今後にあまり期待しない“控えめ夜行列車論”を語ろう」を拝見しました。 冒頭で「夜行列車の…
短距離特急に活路を見い出すなら米原から京都経由、奈良への一部列車延伸? 鉄道時刻表ニュース、2023年9月29日付け、「特急しらさぎ米原敦賀シャトル列車大量発生も15往復毎日運転をするのか JR西日本特急しらさぎダイヤ改正予測(2024年3月予定)」を拝見…
高崎線、宇都宮線と異なる常磐線特有の事情と状況を推測 乗りものニュース、2023年9月28日付け、「なぜ!? 常磐線からの上野東京ラインだけ『品川止まり』 直通したら便利そうもできないワケ」を拝見しました。 常磐線の上野東京ライン直通列車が品川以遠へ…
東海道線と、東海道線に接続する路線にまつわる駅名ジョーク集です 今回は、遊びの内容です。 2023年8月21日付けの拙「鉄道連続駅名の川柳集 JR四国編」の東海道線版と、回文等の東海道版で、いずれも言葉遊びです。 一部、逆から読むと違っていたり、5・…
米原-敦賀「しらさぎ」28分でもグリーン車需要は見込めるか? 2023年9月7日付け、拙「北陸新幹線敦賀開業後 名古屋『しらさぎ』と米原止まり列車との状況を比較する」の続編です。 現在の「しらさぎ」の車両は681系または683系で、編成内容は1号車がグリ…
走行キロ数調整の前に683系の余剰車対策が先決 昨日の拙「JR西日本の681系・683系は交直両用電車としては何両残るか?」の続編です。 北陸新幹線敦賀開業以降、特急「しらさぎ」は名古屋-敦賀8往復、米原-敦賀7往復に変わりますが、いずれもJR西日本の68…
近江塩津の乗り継ぎ待ち時間が長すぎる北陸線米原-敦賀の普通列車の改善策を考えます 昨日の拙「北陸新幹線敦賀開業後 名古屋「しらさぎ」と米原止まり列車との状況を比較する」の関連編です。 今回は、北陸線米原-敦賀の普通列車ダイヤを見てみます。 普…
東海道新幹線米原乗り換えより米原止まり「しらさぎ」の名古屋延伸を図れないか? 今回は、北陸新幹線敦賀開業後の「しらさぎ」の話です。 北陸新幹線敦賀開業後、名古屋・米原発着の特急「しらさぎ」は大阪「サンダーバード」と同じく、敦賀までの運転とな…
敦賀-富山は速達「つるぎ」「かがやき」が主流になるか? JR西日本とJR東日本が2023年8月30日付けで「北陸新幹線 金沢~敦賀間開業に伴う運行計画の概要について」、共同によるニュースリリースがありました。 東京から敦賀への速達効果も注目されますが、…
221系の後継車置き換え後は「快速 うれしート」より「Aシート」化が望ましい JR西日本から2023年8月24日付けで「有料座席サービス『快速 うれしート』導入のお知らせ」がニュースリリースされました。 10 月 23 日(月)から関西線(大和路線)、おおさか東…
話題性、混雑緩和、輸送力の総合判断としてどう受け止めるか? JR東日本横浜支社から2023年8月24日付けで、「サザンオールスターズ『茅ヶ崎ライブ2023』開催に合わせ臨時列車を運転します」とのニュースリリースがありました。 同ライブ会場は茅ヶ崎公園野…
E235系基本11両編成の位置のままホームドアを設置すれば済む話ではなかった 昨日の「JR東日本首都圏のホームドア整備対象区間と駅乗降客数の関連を見る」の続編です。 今回は、東京の電車特定区間内にあって、グリーン車付き11両編成も発着しながらホームド…
運賃加算された東京の電車特定区間内とホームドア整備の整合はどうか 大都市圏の鉄道では駅ホームでの人身事故の防止、抑止効果の観点からホームドアの整備が進められています。 その中でJR東日本は、2022年4月5日付けニュースリリースで「バリアフリー設…
もしも関西線亀山-奈良がJR東海の管轄だったら 名古屋-奈良の都市間輸送、観光輸送は改善されていたか? 名古屋から近郊の県庁所在地への鉄道での都市間速達輸送を見てみると、岐阜は東海道線と名鉄、京都と大津は東海道新幹線、大阪は東海道新幹線と近鉄…
勝田のE653系2編成は共通運用か、走行路線や役割を区分するか? JR東日本から2023年8月4日付けで「新色の E653 系電車が運行を開始します!」のニュースリリースがありました。 新潟車両センターのE653 系7両編成が、新製当初配属されていた勝田電車区に…
JR東海の普通列車に対する考え方と利用者側の受け止め方の差異 昨日(2023年7月23日)の拙「静岡県内の東海道本線に快速がないのは並行私鉄がないから?」の続編です。 今回は、東海道線の数値を中心に見てみます。 東海道線の主な区間別の総キロ数、途中駅…
静岡県内の東海道線に快速設定がない背景を分析します2023年7月22日の乗りものニュース「欲しいのは18きっぷ愛好家だけ? 静岡県内の東海道本線に『快速がない』ワケ JR東海の答えは」を見ました。 青春18きっぷ(以下、「青春18」)の利用者の想いに答える…
JR西日本特有の先頭車形状と全駅ホームドア設置困難事情がある 近鉄が2023年7月19日のニュースリリースで、車内防犯カメラの全車両設置を発表しました。 意外だったのは、運転室のある車両が中間に連結して運用する際の連結部からの線路転落防止のため、車…
「72本」だから36往復?「72往復」で144本? 2023年6月23日付け「JR『羽田アクセス線』は特急専用路線になる、その3つの根拠」(ITmedia ビジネスオンライン)を読みました。 インパクトのある、読みごたえのある内容です。 今回は、この中で驚いたことが…
参加費が無料または有料でも最大千円のJR貨物の貨物駅見学会 鉄道各社による車両基地の見学会は以前から行なわれていますが、近年は車両基地内での列車操縦(運転)まで行なう体験企画も増えてきました。 体験内容や規模によっては10万円を超えるものもあり…
特急編成で3両に1か所だけのトイレ洗面所では混雑する 373系は1995年に登場したJR東海と特急形電車です。 特急として、身延線「ふじかわ」、飯田線「伊那路」、臨時急行として「飯田線秘境駅号」、東海道線「ホームライナー静岡」「(同)浜松」「(同)沼…
車輪・レールのさび・汚れによる、レール運搬用臨時列車通過時の運行システムの未検知と、旅客用赤信号の見落としの重複が要因? 5月23日6時25分頃、JR東日本の東海道線国府津発高崎行き上り15両編成の普通電車が、藤沢から大船に向かう際、本来通るはず…
サフィール踊り子E261系の接客設備に意見3点 「サフィール踊り子」(以下、「サフィール」)は「スーパービュー踊り子」の後継として登場しながらも、全車グリーン車とし、プレミアムグリーン車、4人用・6人用個室、天井窓設置、カフェテリア車両まで組み…
「飯田線秘境駅号」の御殿場線版で、複線跡地見学企画列車を提案するものです 今回は、昨日の「飯田線秘境駅号の発展を期待しての提案」に続いて、JR東海の御殿場線観光列車の提案です。 1934年12月の丹那トンネル完成に伴い、東海道線は小田原、熱海、三…
車両は汎用型・中庸型に徹するJR東海に今後、変化はあるか? 4月22日付け「現代ビジネス」でJR東海、葛西敬之元会長の「日本のリーダ―達へ 私の履歴書」の一部分が紹介されている記事を見ました。 同著を部分的に読んだことはありますが、全部は読んで…