平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

中央線

武蔵野線にはなぜ新車が投入されないかを考える

山手線、中央快速線等に新車投入したい時の既存車転属先の位置づけ 武蔵野線の電車は他の路線から転属してきた車両ばかりです。 新車投入が全くなかったわけではありませんが、大部分は山手線、総武緩行線から回ってきた電車です。 以前、新車が入らない武蔵…

分割併合列車は今後、2列車乗換方式になっていくか?

東北線宇都宮駅、青梅線青梅駅のような全列車乗換が常態化する方向へ? 東洋経済オンライン、2023年8月2日の「全線直通列車なし『系統分離』路線が増える事情 需要減る区間の効率化、乗客は乗り換え必要に」を見ました。 分割併合作業に手間がかかることか…

「しなの」385系量産先行車登場までに関心を抱く箇所

383系、HC85系から385系へ、どのように変化するか JR東海から2023年7月20日付で「新型特急車両『385系』量産先行車の新製について」の発表がありました。 383系「しなの」の今後の取り替えを見据え、量産先行車385系の新製を決定したとのことで、国内最速で…

中央線E257系の付属2両5編成10両の全廃は正しい選択だったか?

18年~19年走行の特急車両なら別に活用する方法もあったのでは? JR東日本は中央線特急「あずさ」の国鉄型電車置き換えにあたり、1993年から1996年にかけてE351系で基本8両+付属4両の12両編成を投入しましたが5編成、計60両にとどまりました。 「かい…

常磐線いわき以北の特急E653系化と、信越線しらゆきE257系化の勝手予測

常磐線特急のいわき分割、品川-いわきはE657系、いわき-仙台はE653系化の勝手予測です 昨日の「乗換させても直通を謳うあずさ1号・38号」の関連編です。 今回の「あずさ1号・38号」の松本乗り換え方式が今後、他の路線にも波及していくのではないか、将来…

乗換させても直通を謳うあずさ1号・38号が理解されるか?

乗り換えがあっても直通で割り切る思想はいかがなものか? 既に他の人のブログ等でも指摘されていますが、JR各社の2023年夏の臨時列車の中で目を引いたこととして、JR東日本長野支社、中央線特急「あずさ1号」「あずさ38号」の大糸線松本-白馬間延長運…

「ホリデー快速おくたま」は今後、253系特急「おうめ(新宿・青梅奥多摩号)」化の勝手予測

「ホリデー快速おくたま」特急化でJR東日本はホリデー快速を全廃と予測 JR東日本は首都圏の各方面に「ホリデー快速」を設定していました。 定期旅客列車が走らない区間にも設定されていたことや、特急編成で快速の種別だった列車もあり、青春18きっぷ利…

観光列車、豪華列車を持たないJR東海の汎用型車両一貫姿勢の将来像

車両は汎用型・中庸型に徹するJR東海に今後、変化はあるか? 4月22日付け「現代ビジネス」でJR東海、葛西敬之元会長の「日本のリーダ―達へ 私の履歴書」の一部分が紹介されている記事を見ました。 同著を部分的に読んだことはありますが、全部は読んで…

新大阪-長野の経路は、来春から名古屋経由中央線から敦賀経由北陸新幹線に変わるか?

「のぞみ」「しなの」の名古屋経路が「サンダーバード」「かがやき」敦賀経路に移行? 先般、新大阪-長野の移動について、東海道新幹線名古屋経由中央本線の3時間52分が、来春の北陸新幹線敦賀経由で3時間7分まで短縮される旨の記事を見ました。 地図で…

中央快速線は12両化後、甲府まで延伸するか?

グリーン車増結を機に、快速は甲府まで運用区間を拡大するかどうかを探ります あるブログで、中央快速線グリーン車連結と普通車のトイレ設置は、大月から甲府までの快速列車区間の拡大や、211系が大月以西での運行となることを示唆するとの要旨の記事を見ま…

中央快速線で普通車トイレを6号車にした背景とは?

中央線快速の普通車へのトイレ設置と6号車位置の背景を想定しました 中央快速線E233系をグリーン車付き12両編成実施が当初計画より遅れています。 現在のところ2024年度末とも言われますが、また変わっていくかもしれません。 今回は、快速用E233系の普通車…

中央線中野-三鷹の平日ダイヤと複々線の棲み分けを見る

中野-三鷹の複々線を使い分ける平日ダイヤはできないものか、探ってみます 昨日の「西武新宿線から地下鉄東西線への乗り入れを考える」の関連編です。 今回は、中央線中野-三鷹の複々線を効率的に使う「平日」のダイヤについて触れたいと思います。 複々線…

電車と歌に癒される名所名曲神田川

御茶ノ水の電車風景と名曲の二つに癒される神田川の話です 安らぎたくなった時に行く場所があります。 中央快速線、総武緩行線、東京メトロ丸ノ内線と千代田線が通る御茶ノ水(新御茶ノ水)駅に行きます。 中央・総武線の上にかかる聖橋(ひじりばし)を半分…

中央線辰野-塩尻はJR東海へ移管を

辰野支線のJR東海運営による効率化に期待 中央本線は塩尻を境にJR東日本とJR東海に所管が分かれています。 岡谷-辰野-塩尻間(以下、「辰野支線」)は1983年のみどり湖経由の短絡新線完成後、支線化されました。 東京-塩尻がJR東日本のため、辰野支線もJR…

かいじとN’EXとを一体化する効果

かいじと成田エクスプレスの利用促進を両特急合体で 成田エクスプレス(以下、N’EX)はJR東日本の計算高さを感じる特急です。 海外旅行客はお金を持っているだろうから特急料金、グリーン料金が高くても乗るだろうという計算でしたが、乗客数は伸び悩んでい…

特急グリーン車は2&1席の配列を

秋田・山形新幹線を含め特急グリーン車2&2席は2&1席に 特急グリーン車の座席配置は、国鉄時代は2&2席でしたが、JR化後ほとんどが2&1席に改善されました。 その結果、座席の横幅に余裕ができました。 1人席では隣席を意識しない分、精神的に楽に…

JR東日本 予備パンタグラフは不要

予備パンタグラフは撤去して蓄電池の設置を JR東日本首都圏の電車を見ると各編成に1両、未使用状態の予備パンタグラフ(以下、「予備パンタ」)車両を見かけます。 予備パンタはE233系以降の通勤形電車、近郊形電車に搭載されています。 「万が一、常用のパ…

乗務員室拡大、客室縮小は見直しを

乗務員の安全性、居住性配慮と、乗客側配慮との両立化 JR東日本の首都圏の電車はE217系近郊形から乗務員室面積を拡大し、E233系に至って通勤形までも拡大しました。 踏切事故等での乗務員保護を主目的に、乗務員の居住性向上も図るためサバイバルゾーンを設…