平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

常磐線

常磐線の特別快速2往復の今後を考える

特別快速2往復は普通列車化を 常磐線の特別快速(以下、「特快」)は、2005年のつくばエクスプレスの開業と同年に設定され、料金不要の時速130km/h運転列車として日中の上野-土浦間に設定されました。 当初、上野-取手間は日暮里、松戸、柏のみの停車で、…

松戸市内の鉄道 2024年度以降の計画と将来像をみる

常磐線を中心に6路線23駅を有する千葉県松戸市内の今後の計画と将来像を探ってみました 新京成での松戸駅通勤・乗降50年の思いから、常磐線、武蔵野線、新京成、東武野田線、流鉄流山線、北総(成田スカイアクセス線)の7路線、23駅を有する街、松戸市内の…

4月15日は415系の日にちなんで 415系独断偏見ベストテン

常磐線を中心に415系栄光時代を振り返って特徴的な10点を選んでみました 乗りものニュース、2024年4月15日付け、「『415系の日』で激レア写真! 異形の“先頭だけ普通車2階建て” JR東日本の投稿」を拝見しました。 4月15日を415系の日として、2階建て先頭…

常磐線仙台「ひたち」の4往復、3時間間隔化で東北新幹線長時間不通時の補完を

東北新幹線の長時間運転見合わせに備えて常磐線「ひたち」仙台3往復の4往復化を 毎日新聞2024年4月3日付け、「東北新幹線の運転見合わせ、新年度直撃 トラブル多発で『心配』」の記事を拝見しました。 2024年に入ってから4か月目を迎えていますが、東北…

松戸市内の鉄道の見どころ 独断偏見ベストテン

常磐線ほか計6路線の、独断と偏見の松戸市内の鉄道ベストテンです 50年間の松戸市就業を振り返りながらJR常磐線、JR武蔵野線、新京成、北総、東武、流鉄流山線の6路線が走る千葉県松戸市内を走る鉄道の見どころの案内です。 個人嗜好がかなり含まれますの…

新京成50年通勤は終われども「平行普通列車」今後もよろしくお願いします

仕事で一段落、三段落しましたが、今後も平行普通列車人生で進みます 私事ですが、2024年3月末で仕事に区切りをつけました。 一般職定年、再任用職、パート職まで、一段落ならぬ三段落で50年以上、その間、新京成には電車通勤でお世話になってきました。 今…

常磐線三河島駅 ホーム末端(日暮里側)幅の狭さとホームドア整備を考える

ホームドアのない約3m幅の位置で列車を待つ間に特急が通過する現況 常磐線三河島駅ホームは、国鉄時代は10両編成までが停車できる構造でした。 改札口が南千住側の端に位置する1面2線構造で、上下線の両端に貨物線があるのが特徴です。 土浦方面の中距離…

普通列車グリーン料金改定で、乗車時間の短い特急への転移が進むか?

普通列車グリーン料金と特急料金の実質同額により、列車選択が変化する? 首都圏普通列車のグリーン車料金が2024年3月16日から改定され、特急料金とほぼ同額になりました。 その結果、普通列車グリーン車の利用者は、特急選択へと変していくでしょうか。 逆…

JR東日本2024.3.16ダイヤ改正パンフレットに隠れた部分を読む

「快適性や利便性を向上」の裏に隠れる特急・首都圏普通列車事情他 JR東日本から首都圏の2024年3月16日ダイヤ改正パンフレットを拝見しました。 今回は、パンフレットの内容から感じたことを書きたいと思います。 毎回のことですが、うがった見方の部分が…

常磐線偕楽園駅と東海道線(旧)新垂井駅の類似性を見る

常磐線偕楽園駅を思うと東海道線(旧)新垂井駅が浮かんでくる共通点 昨日の「下り列車のみ停車の偕楽園駅 東京から日帰り列車比較」の続編です。 常磐線偕楽園駅を思い浮かべると以前、東海道線にあった新垂井駅を思い起こします。 下り列車だけが停まる専…

下り列車のみ停車の偕楽園駅 東京から日帰り列車比較

普通列車、定期特急、臨時特急の3種を比較します 2月から3月にかけて、日本三名園の一つ、茨城県水戸市の偕楽園が梅が見ごろの時期に合わせて賑わいます。 常磐線偕楽園駅は駅を降りてすぐに観光地に着く、全国有数のアクセス時間の短い駅です。 梅の開花…

キュン♥パス 現地2時間休憩、通勤時間帯を避ける日中循環コース計画

キュン♥パスで、現地でゆっくり休憩、朝夕ラッシュ時を極力避けた日中循環コース計画案です JR東日本の平日1日フリー切符、キュン♥パスの7回目です。 ここまで何度もキュン♥パスのことばかり書くと、しつこいと思われますが、今回は複数の方から受けた問い…

常磐線、武蔵野線209系イベント列車での沿線写真撮影騒動に思うこと

線路内進入行為は今後のイベント企画の自粛を招く 中央快速線用の209系1000番台の電車で2つのイベントが開催されました。 一つは「回送ルート体験乗車イベント」として、2024年1月27日(土)9:50~12:00、中央線豊田-武蔵野線-我孫子の貸切列車乗車でし…

特急「鎌倉」はなぜ新松戸まで来ないか?

吉川美南発着で、新松戸までは来ない理由を探ります 再度、特急「鎌倉」の話ですが、今回は新松戸発着の可否について考えます。 「鎌倉」は吉川美南-鎌倉の運行です。 吉川美南から5.6キロ先につくばエクスプレス(TX)と接続する南流山、7.7キロ先に常磐線…

京葉線 通勤時間帯の特急を通勤快速にしたらどうかという議論はないか?

京葉線通勤快速 他の路線に倣って通勤時間帯速達は特急方針の結果? JR東日本から2024年1月16日付けで、「2024年3月ダイヤ改正内容の一部変更について」のニュースリリースがあり、朝時間帯の内房線・外房線からの京葉線直通列車各 1 本を、各駅停車列車か…

常磐線上野-取手の見どころ 独断偏見ベストテン 

常磐線上野-取手で、一般の人の視点とは異なった次元?での見どころ案内です 常磐線日暮里-岩沼全線の中で、首都圏の上野-取手間に絞った独断と偏見のベストテンです。 鉄道設備主体で、個人嗜好がかなり含まれますがご寛容ください。 1 緩行線の自動運…

列車のLED行先表示器は消灯後、駅到着前のいつ頃点灯するか?

走行中は自動的に消灯するLED行先表示器の点灯開始状況の話です 列車の車体側面にある行先表示器は、かつての字幕式からLED式が主流に変わりました。 近年は、LED行先表示器の消費電力低減を主な目的として、走行中は自動的に消灯するようになりました。 自…

正月の親子連れ列車見学&体験乗車のお薦め3か所

常磐線松戸起点の近郊列車見学&体験乗車ガイドです 2023年の暮れのこと、「近郊に親子での鉄道お勧め場所はないか?」との意見を受けました。 今回は、親子連れでの列車見学と、体験乗車のお薦め、各3か所を独断でご紹介したいと思います。 なお、親子での…

武蔵野線馬橋支線(南流山-馬橋)の貨物線の意義を探る

常磐線馬橋から南流山へと分岐する貨物線の役割を改めて考えてみました 先日、ある知人の方と鉄道の会話をしているうちに、「常磐線の馬橋から南流山の方に分かれていく路線があるが、あれは何だ?」という話になりました。 思いつくままに答えたものの、あ…

ひたちなか海浜鉄道 国営ひたち海浜公園延伸までの誘客策を考える

国営ひたち海浜公園を沿線に持つ、ひたちなか海浜鉄道の利用促進策を探ります 昨日の拙「臨時特急『冬を満喫!海浜公園号』高崎-勝田の両毛・水戸線経由を考える」の関連編です。 「冬を満喫!海浜公園号」をはじめ、通常の常磐線列車で勝田到着後、国営ひ…

臨時特急「冬を満喫!海浜公園号 」高崎-勝田の両毛・水戸線経由を考える

高崎から勝田なら両毛・水戸線経由が自然な経路 JR東日本が2023年12月から2024年2月末までに運転する「冬の臨時列車のお知らせ」の中に、12月23日(土)と24日(日)の2日間に、E653系による高崎-勝田で臨時特急「冬を満喫!海浜公園号」が運転されます。…

常磐線松戸駅の改良工事を見る

松戸駅改良工事の進捗を見てみました 一年に何度か利用していた、常磐線松戸駅西口改札外にあった立ち食い蕎麦店が2023年11月27日をもって閉店しました。 一定の利用者、愛用者はいたように見受けましたが、閉店は意外でした。 松戸駅では3年ほど前から駅の…

常磐快速・緩行線の車外スピーカーの対照性と、車内放送アンケートボックスを見る

車外スピーカー準備工事まま終わりそうな快速電車とフル活用の緩行線 2023年11月21日付け、拙「京急のワイヤレスマイクと車外スピーカー状況を見る」に続いて車外スピーカーの話で、今回は常磐快速線・緩行線を取り上げます。 車外スピーカー準備工事のまま…

列車時刻はスマホQRコードで確認の時代へ

時刻表をA4版1枚化して、スマホ写真撮影用に掲示してはどうか? 読売新聞、2023年10月31日付けで「時刻表 駅ホームから消える?」の記事を拝見しました。 ホームの時刻表、時計、ゴミ箱、みどりの窓口、売店なども撤去、廃止が進んでいる状況に触れていま…

房総地区に255系再活用の観光列車の投入を

255系を一律廃止の前に、1編成観光列車投入が効果的 昨日の拙「房総特急255系の後継車両形式を予測する」の関連編です。 昨日は「成田エクスプレス」用のE259系が255系の後継になるのではないかとの内容でした。 E259系にせよ、他の形式にせよ、房総特急の…

鉄道駅名の回文・川柳集 常磐線沿線編

常磐線の駅名にまつわるジョーク集です 「鉄道駅名の回文・川柳集」のJR東日本、常磐線沿線版です。 いつもの硬い内容とは異なります。 毎回のことですが、正確な回文・川柳になっていないものも多々ありますが、軽く流していただいて、気軽にお読みください…

常磐線の上野東京ラインが品川止まりの背景を考える

高崎線、宇都宮線と異なる常磐線特有の事情と状況を推測 乗りものニュース、2023年9月28日付け、「なぜ!? 常磐線からの上野東京ラインだけ『品川止まり』 直通したら便利そうもできないワケ」を拝見しました。 常磐線の上野東京ライン直通列車が品川以遠へ…

平行普通列車ブログ2年目を迎えてのお礼

アクセスにこの場を借りて感謝します 2022年9月24日に拙「平行普通列車」を始めてから1年を経過しました。 これまでの365回、多くの皆様にアクセスしていただき、改めてお礼申しあげます。 ありがとうございます。 今回は一年を振り返っての雑感を中心に書…

常磐線・千代田線の西日暮里乗換割高運賃問題を考える(その2)

常磐線複々線化と千代田線相互乗入開始の1971年当時の状況を振り返ります 2023年9月18日付け、拙「常磐線・千代田線の西日暮里乗換割高運賃問題を考える」の続編です。 今回は、1971年の常磐線の綾瀬-我孫子の複々線完成、千代田線相互乗り入れ開始当時の…

常磐線・千代田線の西日暮里乗換割高運賃問題を考える

常磐線快速が綾瀬に停車すれば不満は減っていたか? JR東日本の常磐線と東京メトロ千代田線の相互乗り入れで運賃が割高になるのは不当として、払い過ぎた運賃の賠償を求めた訴訟の判決が2023年9月15日、東京地裁であり、原告の請求は棄却されました。 今回…