平行普通列車

常磐線と新京成に魅せられた者のブログです

新京成50年通勤は終われども「平行普通列車」今後もよろしくお願いします

仕事で一段落、三段落しましたが、今後も平行普通列車人生で進みます

私事ですが、2024年3月末で仕事に区切りをつけました。

一般職定年、再任用職、パート職まで、一段落ならぬ三段落で50年以上、その間、新京成には電車通勤でお世話になってきました。

今日から電車通勤がないと思うと妙な心境ですが、大過なく仕事を終えられたのはありがたいことで、職場の人たちの温かな協力のお陰です。

 

50年前を振り返ると、常磐線松戸駅で6時14分発と12時57分発の仙台行き、15時35分発の平行き(「たいら」は、現在は「いわき」)客車普通列車を見ては気分が高揚していました。

とくに普通列車平行きは拙ブログ名にしているほど好きな列車と行き先でした。

拙ブログは知人から「へいこう列車」と言われるようになりましたが、「へいこう」のあだ名でブログ名称を覚えてくれるのは光栄なことです。

 

2022年9月24日に拙ブログを開始してから約1年6か月経過しました。

一日2万件以上のアクセス数をいただいたこともありましたが、それはごく一時の例外で、通常は一日平均1千件前後のアクセス数をいただいています。

列車写真が主流の鉄道ブログ世界の中、理屈ばかり毎日書き並べて何が楽しいのかとよく言われますが、鉄道の話題を書くことが好きというだけです。

ただし「長すぎる文章は飽きられ、嫌われる。誰からも読まれなくなる。もう少し読みたいと思うところで終わる方がいい」というアドバイスは心得たいと思っています。

最近では毎朝を送信の目安としていますが、送信後にすぐに見てくれる人が多くなったのも嬉しいことです。

毎日書くことは「継続は力」、まだ元気でいることの電波にもなります。

日々、拙ブログを開いていただいている皆様に改めて深く感謝する次第です。

 

余談ですが、年齢による衰えは自覚するものの、ある人から「お前なぁ、衰えとは元々能力のある人の言葉であって、お前は元々衰えているのだから衰えたとは言わないよ」と、パワハラのようなブラックジョークを聞いた時、怒りを通り越して「そうか、初めから無能力なのだから衰えるも何もないか」と、逆にその人を見返す気力も生まれ、日々ブログを更新するパワーにもなりました。

 

鉄道に関する話題が日々尽きることはありませんが、「現状に課題がある」「鉄道会社は何か改善策を考えたらどうか」という次元にとどまらず、素人ながらも「こうしたらどうでしょうか」と提案することに自分のこだわりがあります。

数十年前の話ですが、月刊鉄道雑誌「鉄道ジャーナル」が、鉄道趣味から鉄道の将来を考える方向へと変身した時期と自分の鉄道こだわりとがほぼ一致していました。

同誌の編集内容、当時の編集部の方々(ペンネームで「衛」「發」「塚」の3人の方々)との懇談から受けた自分への鉄道思考への影響は大きいものがありました。

 

自分の仕事場経験から、ただ批評、批判するだけでは前進しないので、ブログでは鉄道側の事情も踏まえつつ、建設的な意見を出すことに意義があると思っています。

鉄道側に課題点を投げかけ、解決法は鉄道側で考えよと言えばそれまでですが、自分の仕事上ではたたき台を作ることの重要性を体験してきました。

たたき台があると、文字通りそれを叩いて、揉んでいくことで、何かが見えてくることの重要性を認識したからです。

かといって、あまり突拍子のない、非現実的なものでなく、費用対効果を念頭に入れてのたたき台として活用していただける部分があれば本望です。

実際の路線に乗らない者に意見を言う資格はないと言われることもありますが、鉄道は嗜好品でなく公共的な財産であり、全体として良い方向に改善されるならば、ネット時代の情報を活用して総合的に意見をさせていただくことはあります。

考え方の方向性が違うことも多々あるかと思いますが、様々な考えの中の一つと受けとめていただければと思います。

 

一方、時刻表を見ながらの列車乗り継ぎ、企画切符での全線乗車法、過去の鉄道エピソード、駅名による回文、飛行機、音楽余話なども時折、入れさせていただくことがあります。

一般の方からの鉄道旅行相談への回答や、雑話による自分の中での気分転換もありますが、それも自分の一部分ということで受けとめていただければと思います。

 

ブログを日々書き続けることで、過去を振り返ってみると、当時の鉄道の話題、自分自身の当時の考え方などを思い起こします。

「お前の話には話題と笑いがない」と評されたことがありますが、確かに平素から鉄道以外には何の個人的話題もなければ、内容にユーモアもありません。

相変わらず堅苦しい前置き話ばかりで進歩がないねと受けとめていただきながら、長すぎる文章を自戒しつつも、今回もこれを果たせない冗長な結果となってしまいましたが、今後とも「平行普通列車」をよろしくお願いいたします。